たけこの部屋

観劇と東方神起が好きです。

ドクターG

2024-07-11 11:39:57 | TV ・配信
昨夜放送の「ドクターG」を見ました。

病院が出す薬が新たに病気を生み出す、という良い例だったと思います。

番組では、もともと心臓の病気があり、降圧剤や利尿剤を毎日飲んでいる患者さんが、ある日突然体がだるくなり、動けなくなりました、何の病気でしょう?という流れで、
病名は「脚気心」。

ビタミンB1の不足が原因で、医師はそれを見破り、ビタミンB1を一定期間投与して良くなりました、というものでした。


これは、私の考えるところでは、

ビタミンB1が体外に流れ出る原因となったひとつである「利尿剤」が本当に必要だったか?
利尿剤を投与するなら、患者に対して食生活の指導をちゃんとしたか?
高齢男性のお一人暮らしで、理想の食生活を維持するのは難しいと予測できなかったか?

って思っちゃうわけです。

お肉をほとんど食べず、甘いものが好きな患者にこのまま利尿剤を投与し続けていたら、新たな病気が生まれるのは時間の問題ですよね、

って思っちゃうわけです。


そして、研修医の方が複数名「塩分過剰による心不全憎悪」というトンチンカンな病名を予想されていたのもショックでした。
医師の考える「塩分」とは「精製塩」であるため、いつまでたっても医師の心の中では塩分=悪者になってるんだなぁと。

今回、糖分代謝にビタミンB1が必要なのにそれが利尿剤(やコーヒー)で流れちゃってるからビタミンB1を投与したことで患者は救われたとのことだけど、
そもそも糖分をとったときに失われるマグネシウムを補充することも大切だと思う。

でも日本の医師はマグネシウムと言えば「酸化マグネシウム」になっちゃうから、それでは患者を救えないのがつらいところ。
酸化マグ以外のマグネシウムを経口、経皮からとると、きっと利尿剤は手放せるはず。(うちの母は大量の利尿剤を手放せた)
薬を飲んでいる期間が長ければ長いほど難しくなるとは思うけど。

病院から出される薬を飲み続けるとどうなる可能性があるのか、患者が知ろうとしなければ、新たな病気が生まれてしまうことがよくわかった例でとても勉強になりました。
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