元旦に放送されたウィーン・フィル・ニューイヤーコンサート、楽しかったです。
これまでも何度か見たことがありますが、いつも途中で挫折してしまって、最後まで見たのは今年が初めて(笑)
ひとえにゲストのおかげですね。
昨日番組のサイトを見たら、サイトがけっこう豪華で、今日ゆっくりちゃんと中を読んで、ゲストの紹介部分などを記念にキャプろうと思っていたのですが、
今見ると、「こちらの番組は終了しました」という文字とともに、昨日観た豪華なページがなくなっていてショックTT
http://www4.nhk.or.jp/P2992/
それでもかろうじてシンプルながらもセトリは残っていたので、記念に残したいと思います~ (昨日は1部と2部に分かれた豪華な雰囲気のセトリがあったんですTT)
■ウィーン・フィル・ニューイヤーコンサート2015
【ゲスト】俳優…井上芳雄, 音楽評論家…舩木篤也, 料理人…神田真吾
【司会】渡邊佐和子
【出演】指揮…ズービン・メータ, 管弦楽…ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
楽曲
1「“ウィーンの朝・昼・晩”序曲(フランツ・フォン・スッペ)」
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、(指揮)ズービン・メータ
2「ワルツ“東洋の物語”(ヨハン・シュトラウス)」
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、(指揮)ズービン・メータ
3「ポルカ“ウィーンの生活”(ヨーゼフ・シュトラウス)」
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、(指揮)ズービン・メータ
4「ポルカ“人が笑い生きるところ”(エドゥアルト・シュトラウス)」
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、(指揮)ズービン・メータ
5「ワルツ“オーストリアの村つばめ”(ヨーゼフ・シュトラウス)」
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、(指揮)ズービン・メータ
6「ポルカ“ドナウのほとりから”(ヨハン・シュトラウス)」
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、(指揮)ズービン・メータ
~ 休憩 ~
7「常動曲(ヨハン・シュトラウス)」
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、(指揮)ズービン・メータ
8「加速度ワルツ(ヨハン・シュトラウス)」
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、(指揮)ズービン・メータ
9「電磁気ポルカ(ヨハン・シュトラウス)」
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、(指揮)ズービン・メータ
10「ポルカ“蒸気をあげて”(エドゥアルト・シュトラウス)」
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、(指揮)ズービン・メータ
11「ワルツ“エルベ川にて”(ヨハン・シュトラウス)」
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、(指揮)ズービン・メータ
12「アンネン・ポルカ(ヨハン・シュトラウス)」
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、(指揮)ズービン・メータ
13「シャンペン・ギャロップ(ハンス・クリスチャン・ロンビ)」
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、(指揮)ズービン・メータ
14「学生ポルカ(ヨハン・シュトラウス)」
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、(指揮)ズービン・メータ
15「自由行進曲(ヨハン・シュトラウス(父))」
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、(指揮)ズービン・メータ
16「ワルツ“酒・女・歌”(ヨハン・シュトラウス)」
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、(指揮)ズービン・メータ
17「ポルカ“粋に”(エドゥアルト・シュトラウス)」
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、(指揮)ズービン・メータ
18「美しく青きドナウ(ヨハン・シュトラウス)」
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、(指揮)ズービン・メータ
19「ラデツキー行進曲(ヨハン・シュトラウス(父))」
(管弦楽)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、(指揮)ズービン・メータ
私はこれまで、漠然と「ウィーンフィル」に興味があったものの、シュトラウスファミリーに特に興味があるわけではなかったんですね。
だから、何度も元旦に「さぁ、見るぞ!」と思ってテレビの前に座っても、3時間もたなかったんだと思うんです。
それが、今回ゲストの話をちゃんと聞いたことで(笑)、ウィーンフィルのことも、シュトラウスファミリーのことも面白いなって思って興味が湧きました。
芳雄くんと一緒にご出演されていた音楽評論家の舩木篤也さんのお話が、初心者にもわかりやすくてとても興味深かったです。
舩木さんが、2015年のニューイヤーコンサートの見どころについてお話されていました。
★ズービン・メータの指揮
・自然な音楽作り
・ウィーン育ちの音楽
・ウィーンフィルとの蜜月(長年の友好を祝う演奏会でもある)
★存在するいろんなテーマ
・当時のウィーンの科学
ホントだ、2014年の楽曲とは雰囲気が違いますね。
例えば「電磁気ポルカ」など。(今で言えばLEDポルカとかそういうタイトルになっただろうとのこと^^)
シュトラウスファミリーは時代を音楽に取り入れていったんですね。
・ウィーン大学設立650年
なので、「学生ポルカ」のダンスの舞台がウィーン大学になっているらしい。
あと、アンネン・ポルカは、ウィーンフィルからメータさんへのプレゼントの意味合いもあるとおっしゃっていました。
メータさんの奥さまのお名前がナンシーさんとおっしゃって、「アンネン」(=アンナ)の英語の短縮形が「ナンシー」なのだそうです。(ご参考)
ウィーンフィルについては、
・自主運営であること
・昨年9月に17年ぶりに楽団長が変わったこと(新楽団長は40歳!)
などお話してくださいました。
自主運営って面白いですね。
なんだか親近感を感じるイメージです。
「シャンペン・ギャロップ」では本物のシャンペンが出てきて楽しかったです。
演奏中に配られていたので、楽器を弾く手を止めて受け取り、シャンペンの置き場に戸惑う人もいて、思わす笑っちゃいました^^

井上さんは終始落ち着いた様子で質問に受け答えし、時に舩木さんに振りながら(笑)、東京のスタジオからコンサートを楽しんでいる様子でした。

経歴の紹介時に「モーツァルト!」の映像が流れましたね。
これまででいちばん印象に残っているウィーン・フィル・ニューイヤーコンサートは、小澤 征爾さんが指揮をされたときだそうです。
プログラムの中で気になる曲は?と聞かれて、“ウィーンの朝・昼・晩”や ワルツ“酒・女・歌”など、意味深なタイトルが多くて興味深い、みたいなことを言っていたと思います。
1部が終わって休憩のとき、またM!の映像が流れて、先日ウィーンを訪問した時の写真が数枚映りました。
モーツァルトのサインがあったあのレストランにヨハン・シュトラウスのサインもあって、自分もサインしてきたと。
ウィーンが音楽の街と感じるところは?という質問に、
今生きているウィーンの人々が、みんなまるでモーツァルトを実際によく知っているように話すので、今に通じる(音楽の)歴史が息づいていると感じた、というようなことを言っていました。
途中、ウィーンの宮廷料理人であり、国家公認料理マイスターの神田真吾さんが作られたオーストリアの伝統料理「ターフェルシュピッツ」をいただくコーナーが。
ひとくち食べて、あまりに美味しかった表情w

2015年はどんな1年にしたいか?という質問には、
M!のあと、エリザベートに出演することになっていて、まさにシュトラウスの時代の作品なので、ウィーンと縁の深い1年になりそう、とのことでした。
(トートの話をするときは嬉しそうでした^^)

良い2015年のスタートでした。
来年の元旦も、楽しみです^^
【今後の放送予定】
1/12 BSプレミアムにて 午前0時00分~午前3時00分
2/1 Eテレにて 午前0時30分~
ウイーンフィル よかったですよね~
こうしてたけこさんが揚げてくださることで
復習できました。
色々と解説を思い起こしながら鑑賞すると
味わい方が違うっていうことを感じました。
(指揮者の方が違うってそんなに・・・?っと
思っていました^^;)
クラッシックは流れている曲を耳にすることは
ありましたが、こちらから聞くことってなかった
んです。
心地よい感覚を知ったので、クラッシックをこちら
から聞いてみたいかもと思っています^^
M! ご堪能ください
そうですよね、解説を聞きながら聴くとホント楽しい~
美術館でも必ず音声ガイドを借りて回る派なのです。
指揮者の方が違ったらどうなのかっていうのはさっぱりわかりませんが(笑)、そこがわかったらクラシックの世界ももっと面白くなるのでしょうね^^
ヨハン・シュトラウスのユニークなタイトルかつシンプルで親しみのある楽曲に心惹かれました。
今日、M!行ってきますね^^