ラ・ボエーム

バレンタインデーということで、実家の父にチョコを持っていきました。

ちょうど昨年のフラ＆ウクレレのクリスマスパーティーで踊った時のＤＶＤを、封印する前に一応両親に見せておこうというのもありまして。

食事をしながら大いに盛り上がったＤＶＤ大会のあと、ふと気付いた１本のビデオテープ。それはなんと　『ラ・ボエーム』　
あの「ＲＥＮＴ」のもとになったプッチーニのオペラの映画版！？
どうやら父が図書館で借りてきているものらしい。
すごいじゃないか、父

というワケで、急遽みんなで　『ラ・ボエーム』　を鑑賞。
主演はリリアン・ギッシュ。（ミミ役です）
無声映画なんだけど、すごく面白かった。
登場人物は、ＲＥＮＴのように個性的な各人物の詳細な描写は特になく、主にミミとロジャー（映画ではロドルフ）の物語。

ミミの病気はＨＩＶではなく結核だったり、仕事はダンサーではなくお針子だったり、そのあたりの比較も面白い。ロジャーはミュージシャンではなく脚本家を目指してるのね。でも、家賃が払えないのは一緒。

何がすごかったって、最後瀕死の状態でミミがロジャーに会いに行くあの場面。ＲＥＮＴではロジャーのもとにたどり着くまでの様子は特に描かれてなかったけど、この映画では、ミミは長い距離を歩けないものだから馬車の後ろにしがみついて引きずられながらロジャーに会いに行く・・・
インパクトあったなぁ～。

思いがけぬ実家での収穫に大満足

帰りに父がひとこと。「井上くんは元気にしてるのか？」
明日トークイベントに行く事を告げると、「まぁ、よろしく言うといてくれ」。
・・・あなたはどういうご関係なんでしょうか