観劇友達のひーちゃんとシアター・ドラマシティへ。
この作品の最大の魅力は、7人の劇作家(倉持裕、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、後藤ひろひと、故林広志、千葉雅子、土田英生、長塚圭史)がそれぞれ書いた7本の短編から成るオムニバスであるということ。
演じるのは、松尾貴史、辺見えみり、コング桑田、八十田勇一、福田転球、久ヶ沢徹、春風亭昇太の、これまた7人。
観に行こうと思った決め手は、もちろん劇作家の名前の中に大王の名前があったからあと、松尾さん、八十田さんが今回はどんな役なのかとても楽しみだったので
舞台は、とてもとても面白かったです
7本のオムニバスといっても、実は・・・つながっているんですよ
これからまだ東京公演も控えていて、ネタバレになってしまうのでこれ以上の事は書きませんが、観に行かれる方はお楽しみに
いろんな劇作家さんの作品をご覧になられてる方であれば、誰がどの作品を書いたかという情報をインプットせずにご覧になられるのも楽しいかも。
「これは○○さんの作品の臭いがする!」とか観劇中に思いめぐらせながら、観劇後にパンフレット開いて答え合わせなんて楽しいじゃないですか~
ちなみにもし私がそうしていたら、大王の作品は見破れなかったなぁ、きっと(苦笑)
ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏の作品を大王のだと思ったかも。
でもあとでよくよく振り返ってみたら、やっぱりあの「計算しつくされている筋書きなのに必ず笑える」話はまさしく大王の作品かな
ということで、7作品のうち、私が特にお気に入りだったのは、倉持裕氏、後藤ひろひと氏、ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏の3作品でした。3作品とも全く違う面白さだったので順位はつけ難いですが、でも、もう1回だけどれか1つの作品を見せてあげると言われれば、倉持氏の作品を選ぶような気がします
いちばん笑ったのはケラリーノ氏の作品ですけどね(何度思い出してもおかしい・爆)
春風亭昇太さんの存在は反則なほど面白かったです