夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

初段再挑戦!

2011-10-04 12:07:36 | 剣道
 夏の昇段試験に落ちた長男が、決意も新たに今月の昇段試験を受けるべく、昨夜から日本剣道形の稽古を開始いたしました。稽古会の時に師匠から「一通りやってあるんだから復習しておけよ!」と言われたのを受けて、自主的に稽古を始めたようですが、実はカミさんからの厳しい葉っぱ掛けであることを私は知っている。私も剣道経験者というか、現在進行形で稽古中の身である以上、息子が初段を受けるに値する剣道かどうかは分かるつもりです。正直まだ時期尚早。そう言うとカミさんは、無駄なお金をかけずに今回はやめさせたら!と言います。それは別の理由からで、来週、中学校の中間テストが控えているからです。カミさんは高校受験のことしか考えておらず、良い成績を収めることが至上主義なのです。もちろん私の子ですから、そんなに成績が良いわけもなく、昔で言うところの学校群は無理だろうと言うくらいの成績です。カミさんにはそれが許せないらしく、学業優先、結果が出せないものはやっても仕方がない、塾も無駄なら辞めさせる、という考え方のようです。
 私は何についても真逆の考え方で、この世に経験することに無駄は何一つないと思っているのです。受験に失敗して良い学校へ行けなくても、それを糧にして次のステップへ自分で駒を進めれば良いことです。私は決して良い高校でも、ましてや有名大学を卒業したわけでもないです。でも、こうしてちゃんと職に就いている。どんな回り道をしようが、それらが結びついて良い結果を出しているのであればそれで良しと思っているのです。息子の現況についても同じです。中学の定期考査が悪くても、進学した先が悪くても、自分が定めた目標に向かってまっすぐ突き進むことが出来ていれば、間に紆余曲折があろうとなかろうと、何も問題ではないと思うのです。失敗を恐れず何度でも挑戦して、初段の試験に3回も4回も落ちることもまた、彼にとっては良き経験。それが影響して中間テストの成績が悪くなろうが、それもまた次への戒めに出来ること。失敗を重ねることで良い思いもする場合があると思うのです。
 息子には「剣道」と「バスケ部」だけは自分にとって大事なものだからやめられない!という思いがあるらしい。ならばそれを黙って見届けてやるのも親の使命ではないかと思っています。兄が四苦八苦する姿を見て、弟は同じ轍を踏むまいと努力をしていることも知っています。兄弟が違う人生を歩むのも当たり前だし、弟には弟の生き方がある。彼らの人生なので、逸れすぎないように見ていてやることはあっても、お節介になりすぎないように離れていてやることもまた必要。長男は今回の昇段試験に掛けている。形の稽古相手をしてほしいと自ら願い出てくる位なのだから、今度こそ受かりたいと思うのは当たり前。その心意気は買ってやらねば!今のままでは難しいことも何度も説明した。彼が自分の弱点を克服できたら、あるいは合格できるかもしれない。そうなることを願って、再び親子鷹。いや、親子鳶?
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