夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

子は親の鏡

2011-10-04 23:46:50 | 教育・躾全般
 今日、家に帰ると、長男がカミさんに叱られたらしく、泣きながら塾へ出かけていったとカミさんから報告が。なんでも、家に帰ってきたときに学生服のまま眠りこけていて、それだけでも気に入らないのに塾の宿題を思い出したからと、出かける間際になってやり始めたことが癪に障ったらしい。しかも、ものすごく汚いいい加減な文字で。
 カミさんは子どもの頃から誰に言われることもなく自分から進んで勉強をして、学習面で親に叱られたことなどない、という。(どこまで本当かは知らないが…)それに引き換え私は親に叱られてばかり。学習も自分ではきちんとやらないので、家庭教師の先生がついた。塾が嫌いだったので、近所の大学生のお兄さんに頼んで勉強を教えてもらった、というのが実際である。成績だってオール5を誇ったと自慢するカミさんの足下にも及ばない。だから、長男が勉強に対する態度がいまいちだったり、成績も伸び悩んでいたりするのは我が子ながら仕方のないことだと半ば諦めている。いや、私の頃よりよくやっている方ではないか?そんな気さえする。だからこそ、のんびり屋の彼の行動の心理がよく理解できる。自分の中で、ここまでは大丈夫だとボーダーラインが引いてあるのだ。だが、彼は一つ大きな間違いをしている。それは、現在の親の生活態度を参考にして、自分の活動時間やスピードを決めているからだ。簡単に言えば「お父さんがこうしているから、お母さんがこうだから。」と親の態度を理由にサボっているのである。そんな親の姿を参考にしていては、これから先、うまくことが成就するはずもない。
 私もカミさんも、仕事は確かに忙しい。全力投球が信条で、終わって帰れば夕食の準備もしたくないくらい疲れて帰ってくるカミさんと、仕事上目と耳を酷使する私。これもかなり疲れる。こうしてパソコンでブログの更新なんかしていれば更に疲れるのは当たり前。(気晴らしになっているからいいんだけど…)そこで二人の共通点を挙げてみると、疲れを癒やすために、横になることが多く、うたた寝もしょっちゅうである。夜中に慌てて風呂に入り、洗濯をすることは日常茶飯事。そんな二人が、子どもたちの成長に合わせて彼らの宿題を見てやらずに「自分たちでやっておきなさい」と放任する。もちろんある程度の年になればそれでいいのだろう。また、そうでなければならないと思う。しかし、中学生の長男はそれでよくても、一番下の娘はどうか?まだ2年生。ある程度見てやらねばならない年齢である。それでも、兄達と同じように「自分のことは自分でやれ」と声をかけて、ちょっと横になる。ウトウトすると、気がつけば目の前で娘が同じように横たわっている。まだ体力もないせいか寝てしまうことが多い。するとカミさんはキレる。「宿題はやったのか!歯も磨かずに寝るな!」思えば1年生になったときにもう少しいろいろ面倒を見てやっていれば、娘を長男のような生活リズムにしてしまうこともなかったはず。長男・長女はおかげでそっくりになってしまった。眠い・横になりたいのをもう少し耐えて、宿題や時間割までのリズムを作っておけば、だらしない娘にならずにすんだのに。しかし、子は親の鏡。彼らのうたた寝姿は自らのうたた寝姿だと思ってもう少し戒めねば。そしてこんな気持ちをカミさんにも持ってもらえるように働きかけねば。子どもたちは親の背中を見て生きるのだから。だらしない子どもの姿を見て、自分の姿を反映しているんだなとつくづく反省させられる父でした。
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初段再挑戦!

2011-10-04 12:07:36 | 剣道
 夏の昇段試験に落ちた長男が、決意も新たに今月の昇段試験を受けるべく、昨夜から日本剣道形の稽古を開始いたしました。稽古会の時に師匠から「一通りやってあるんだから復習しておけよ!」と言われたのを受けて、自主的に稽古を始めたようですが、実はカミさんからの厳しい葉っぱ掛けであることを私は知っている。私も剣道経験者というか、現在進行形で稽古中の身である以上、息子が初段を受けるに値する剣道かどうかは分かるつもりです。正直まだ時期尚早。そう言うとカミさんは、無駄なお金をかけずに今回はやめさせたら!と言います。それは別の理由からで、来週、中学校の中間テストが控えているからです。カミさんは高校受験のことしか考えておらず、良い成績を収めることが至上主義なのです。もちろん私の子ですから、そんなに成績が良いわけもなく、昔で言うところの学校群は無理だろうと言うくらいの成績です。カミさんにはそれが許せないらしく、学業優先、結果が出せないものはやっても仕方がない、塾も無駄なら辞めさせる、という考え方のようです。
 私は何についても真逆の考え方で、この世に経験することに無駄は何一つないと思っているのです。受験に失敗して良い学校へ行けなくても、それを糧にして次のステップへ自分で駒を進めれば良いことです。私は決して良い高校でも、ましてや有名大学を卒業したわけでもないです。でも、こうしてちゃんと職に就いている。どんな回り道をしようが、それらが結びついて良い結果を出しているのであればそれで良しと思っているのです。息子の現況についても同じです。中学の定期考査が悪くても、進学した先が悪くても、自分が定めた目標に向かってまっすぐ突き進むことが出来ていれば、間に紆余曲折があろうとなかろうと、何も問題ではないと思うのです。失敗を恐れず何度でも挑戦して、初段の試験に3回も4回も落ちることもまた、彼にとっては良き経験。それが影響して中間テストの成績が悪くなろうが、それもまた次への戒めに出来ること。失敗を重ねることで良い思いもする場合があると思うのです。
 息子には「剣道」と「バスケ部」だけは自分にとって大事なものだからやめられない!という思いがあるらしい。ならばそれを黙って見届けてやるのも親の使命ではないかと思っています。兄が四苦八苦する姿を見て、弟は同じ轍を踏むまいと努力をしていることも知っています。兄弟が違う人生を歩むのも当たり前だし、弟には弟の生き方がある。彼らの人生なので、逸れすぎないように見ていてやることはあっても、お節介になりすぎないように離れていてやることもまた必要。長男は今回の昇段試験に掛けている。形の稽古相手をしてほしいと自ら願い出てくる位なのだから、今度こそ受かりたいと思うのは当たり前。その心意気は買ってやらねば!今のままでは難しいことも何度も説明した。彼が自分の弱点を克服できたら、あるいは合格できるかもしれない。そうなることを願って、再び親子鷹。いや、親子鳶?
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