ma_kunの徒然日記

日々の出来事を綴っていきます。

がんがら火祭り

2012年08月26日 | イベント



近くに住んで居ながら勇壮な火祭りがあるとは知らなかったです。
徳島県の池田ではありません。大阪府池田市です。
池田の山といえば「五月山(さつきやま)この中腹にある愛宕神社の送り火です。
ここで御神火を貰い、がんがら火が始まります。


がんがら火祭りは江戸時代の天保元年(1644年)から、
「家内安全」「火難厄除け」を願って始まったとされています。
平成22年1月には府の無形民俗文化財に指定されました。




7時30分に池田のシンボルである五月山に京都の送り火の如く、大一文字と大文字がともされます。
大一文字の意味は、大は天を、一は大地を表して松明は人を象徴するそうです。




愛宕神社で大松明に火をいただき、
町には重さ100㎏長さ4㍍の大松明が二本一組で二基繰り出し、
全行程3キロメートルの道のりを光々と火を燃やしながら練り歩きます。







松明は肥松で作られていて、がんがら火には欠かせないもので大・小松明や文字火に使います。
肥松は長時間燃え、更に雨でも風でも消える事がないそうです。




町のところどころで、松明を置いて休息する男衆たち。







汗ずくのところへ水を被りズクズクです。




練り歩く松明に随行する八丁鐘や半鐘を打ち鳴らす音に名の由来があります。




子供達が小さい松明を持って先導です。




やっと池田の駅前にやってきました。




陸橋への階段も通行止め。何とか一枚上から撮れました。




愛宕と言えば火伏せの神様であるため、御燈明に灯すと火除けになると、
こぼれ火を拾い持ち帰る人もいました。


駅前ではインディースアーティストライブもあり、一層賑わっていました。


いやぁ、こんな勇壮なお祭りがあるとはまったく知りませんでした。


この様な夜間の撮影では三脚を使えるわけではなく、
絞りは?シャッター速度は?と難しかったです。

 


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