京都駅とオムロン京都事業所ビル近く(京都市下京区油小路通塩小路下ル)に道祖神社があるということで出かけてみた。
道祖神と云えば、村や集落の境や山の峠に鎮座している石造の双体像が一般的であるが、それが神社として社を構えているのは、珍しいであろう。
祭神は猿田彦大神と天鈿女命(あめのうずめのみこと)の夫婦神で、二枚目の写真の道路標識のような吊り下げ標識に『えんむすび』としるされている。道祖神は縁結びの神のようである。先にも記したが、村や集落の境や山の峠に鎮座しており、邪悪なものの侵入を見張る・結界の役割を持つとも云う。
この道祖神社の双体像は、何時できたものか詳細を知らないが、京都らしく平安貴族の衣装である。さすが京都、田舎の鄙びた印象はない。
<了>