世界の街角

旅先の街角や博物館、美術館での印象や感じたことを紹介します。

ベトナム・ハノイでロングステー

2017-04-25 06:53:18 | ベトナム・ハノイ

少し古い噺で恐縮である。2013年4月から半年間、ベトナム・ハノイに滞在していた。さしたる目的でもないが、安南古陶磁の窯址を訪れたり、各地の博物館を見学し、歴史の一端に触れてみたいとの想いからであり、何より中国嫌いが気に入っている。当該記事以降、ハノイで滞在して見聞したことを掲載していく予定である。ハノイでロングステーしてみたい方の参考になれば幸いである。

当初半年も滞在できそうか・・・できる環境か?・・・多少の疑問もあったので、先ず3か月VISAを取得することにして、ベトナム大使館のWeb Siteを検索すると、VISA取得は比較的簡単なようなので、そのSiteからVISA申請用紙をダウンロードして申請することにしたが、料金まで記載されていない。居住地の関係から大阪総領事館に電話して確認すると、3か月シングル:14,500円、3か月マルチ:17,500円とのこと。申請用紙に必要事項記入後、現金書留にて所要金額を同封し、返送代金着払いで送付したところ、5日間後に手元に届いた。
今後VISA申請される方の参考になればと思い、申請用紙の記入事例を写真で添付しておく、訪問目的は観光でチェックを入れておいた。

ダウンロードしたVISA申請用紙には、申請地として既にTokyoと表示されている。関西圏の方々は、その上に二重線を引き、その下に大阪と漢字で訂正して、申請用紙を領事館に申し込むことになる。

5日後に写真のVISAが、送料着払いで送られてきた。準備はVISAの取得と航空券の手配、HOTELの手配である。航空券の手配はここでは触れないが、HOTELの手配については、以下のように進めた。
当初、ホアンキエム湖に近いブッティック・ホテル(1泊朝食付4,500円)を先ず5泊分HISで手配した。写真では部屋が小奇麗な感じがしたので手配したが、よく見るとエレベータなしで、例えば5階の部屋になった場合重い荷物をどのように運ぶのか?、セキュリティーについては言及されておらず、Siteの口コミをみると、ノイバイ国際空港から乗ったタクシーは、指定の場所に行かず別のHOTELに連れて行くとのこと、最初に言ったHOTELを再度告げると別料金を請求するとか・・・、等々書き込まれておりこのブティック・ホテルはあきらめた。

ノイバイ国際空港からハノイの宿泊先にボラれず、もっとも確実な方法で行くには、ベトナム航空のエアーポート・リムジンに乗る方法である。料金も安い、しかしハノイの到着先である、ベトナム航空オフィスから宿泊先が遠ければ、そこからタクシーに乗る二重手間となる。そこでベトナム航空のオフィスから遠くても200m程度にHOTELはないのか?
調べるとメリア・ハノイがあるではないか、距離は200mほどである、それであれば歩いても知れている。そこでメリア・ハノイ5泊分をHISで予約した。これで宿泊先は確保した。
残るは軍資金の準備であるが、多額の現金を持ち歩くのは自信がないので、現地のキャッシュ・ディスペンサーで使える新生銀行のカードを準備した。さあー出掛けよう。

・・・という訳で2013/4/26にハノイへ到着した。Web Siteの口コミをみていると、白タクの運ちゃんがうようよとか。曰くメーターを使わず法外な値段を吹っかけてくるとか、メーターを使っても異常な速さでメーターが上がるとか、更には行き先のホテルを伝えたにも関わらず、別なホテルに連れて行き、違うというと追加料金を請求するとか?
そこで空港の案内所で申し込めばよかろうと、そこで申し込むと30米ドルでハノイ市内の指定ホテルまで送るという。ガイドブックには25米ドル記載されていたが、5米ドルことなる。値上げになったであろうか?・・・結局30米ドル支払って宿泊先にむかった。

さすが正規の案内所だけあって、トラブルにはまきこまれなかった。写真はその時のレシートである。