世界の街角

旅先の街角や博物館、美術館での印象や感じたことを紹介します。

タイ深南部ハジャイ

2017-04-18 08:37:05 | タイ王国

つい最近と云っても昨年(2016)11月2日夜のことであるが、パタニー、ナラティワート、ヤラー、ソンクラー県の十数カ所で銃撃、爆破、放火が相次ぎ3人が死亡、数人が怪我をした。パタニーでは、ガソリンスタンド併設のセブン・イレブンが放火され、ソンクラーでは、いすゞ自動車のショールーム前で、警備員2名が射殺され爆弾が炸裂した。いずれもマレー・イスラム武装勢力による犯行と云われている。

噺が古くて恐縮である。クアラルンプール(KL)でロングステー中のことである。2013年12月18日から1泊2日の予定で、タイの深南部の中心ハジャイに飛んだ。この深南部はタイにあって最も危険地帯である。その理由は上述のイスラム武装勢力によるテロの勃発である。

目的は、そんなハジャイを見てみたい、近くのソンクラー国立博物館を見学したい、更には北タイのナーン(Nan)行きエアー・チケットを入手するためである。

KLIA(クアラルンプール国際空港)からHat Yai(ハジャイ)へは、Air Asiaである。当該ブロガーは、エアーチケットの入手の際、キャッシュカードの使用を嫌うため、海外では特にそうだが、現金支払いのできるAir Asiaのオフィスへ出向いた。

Air AsiaのオフィスはKLセントラル駅の中にある。写真のオフィスがそうである。先ず番号札打出しボタンを押して、番号札を入手し、その番号が電光表示されたら、その表示された窓口で入手する。
今回はKLIAからHat Yai、帰りはアロー・スターからKLIAのチケットと、KLIA→DMK(ドンムアン)の往復チケットを入手した。
12月18日定刻にハジャイへ到着。主目的であるDMK→ナーン往復のNOK Airチケットをハジャイ空港内のNOKオフィスにて入手した(インターネットでカード番号を入力すればOKだが、そこは東南アジアのことなので、トラブルを避けるため現金での入手にこだわっている)。
空港からハジャイ市内へは、乗り合いのワゴン車で1人100バーツである。中心部付近であれば行先を告げれば、そこに連れて行ってくれる。当日は雷鳴とともに大粒の雨で、ソンクラーに行くのは諦め、ホテル近くの大型のショッピングモールにて買い物と食事をすませた。
宿泊先はBuri Sriphu Boutique Hotelで確か7-8階建てで、新しくもありそれなりで、朝食付き2名で4,600円であった。
 明日(2013、12、19)は危険な『サダオ越え』と呼ぶ陸路での国境越えとした。イスラム武装勢力の活動地帯である。どのような国境で、国境検問所はどのような様子であろうか?・・・と興味津々であった。次回はその様子を紹介したい。