網創漠蓄

網(ネット)上で、創作物などを、漠然と、蓄えていこうとするページです。

幼き2人は魂を語る

2009-09-04 18:50:51 | UQ HOLDER!
魂に関する2歳児と10歳児との会話。



茶々丸の悩みの本質、それは実は、「自分に自信が持てない」ことの方。
なにしろ「魂が何か」がはっきりしていないので。
そしてエヴァからの独立が可能かどうかと言うことでもある。
案外、子供の親離れに似ているかも。

「エヴァの従者」という目的で造られた茶々丸ではあるが、
そこにはもう一つ、「エヴァからの魔力供給がほぼない状態で動く」という
従属とは反対方向の目的意識があったりする。そして製作者の、
特にハカセの目的志向としては、「自律的に動く」こともまた大きいと思われる。

そして茶々丸のタイプ的に、そのために大事なのは
「自分で納得できるかどうか」である。
そして一般的なルールに従おうとする傾向もまた強い。



一方のネギは、性格タイプ的に
「他人から認められるかどうか」ということが大きい。
だから「一般的に言われていることを列挙」してみせている。

逆に「自分(達)がきっちり認めたことが他人に受け入れられない」ことは
かなり許しがたいことと映る模様。
これは学園祭でエヴァがガンドルフィーニに疑われたときなどにも見られる。
そして世間一般のルールよりは自分のルールに従う傾向が強い。

そのためカードが出ないとなったときに「ルールに対して反発」する。



そんなわけで法律関係で言う「多数の弁護士を雇って主張を通した」
ということに近い要素も在るかもしれない。
あるいはネギの魔力が茶々丸の魔力供給システムを
乗っ取ったので・・・と言う可能性まで。

いずれにせよ茶々丸にとっては、強い新たな「自分の裏づけ」ができて、
晴れて「皆と同列のクラスメイト」として自己認識できるようになる。
そしてネギの「造られたものに対する態度」に対しても、
これで具体的な裏づけを得られた扱いになるでしょう。

そんなわけでやっぱり、今後のストーリー主軸に絡むのだろうな、と。