網創漠蓄

網(ネット)上で、創作物などを、漠然と、蓄えていこうとするページです。

ハヤテのごとく!カップリング論・その3

2008-10-31 16:11:54 | ハヤテのごとく!
その2とは打って変わって今回はとても異色の組み合わせ。





シルバーレッド × ケレ・ナグーレ

街のヒーロー、シルバーシートのリーダーと、
出資者、三千院家が経営するナギナギランドの森の妖精。
遊園地でのヒーローショーは定番だし。

平和なナギナギランドに悪の手が忍び寄る・・・
怪人にいじめられる森の妖精たち・・・



・・・違う!こうじゃない。

出資者の利益と街の宣伝のために・・・

もとい、町の平和のために、
森の妖精たちを助けるために、
君達を呼ぶ子供達(も多分いる)のために・・・

助けてシルバーシート!



颯爽と現れる僕らのヒーロー・シルバーシート!
いたわり戦隊シルバーシート。
大きなお友達(孫のいる方々)を助けるために!

ナギナギランドに平穏が戻る。
そしていつしか森の妖精たちと愛と友情の物語が・・・

えっ?性別?
妖精だから大丈夫。・・・・・・多分。

レッドの中の人のことはどうしたって?
森の妖精さんの中の人との間に何か・・・?


「完全なる世界」の紋章を読もうとした

2008-10-30 08:05:27 | UQ HOLDER!
231時間目で出て来た「完全なる世界」の紋章。



想造と共有さんがだいぶ書き出してくれたので、続きとして。

拡大コピーして読み出してみたので、だいぶ追加・訂正できました。
それでも印刷の関係もあり、正確さは保障できません。
単語の意味の解説はあちらにないものを補う分だけを。

φοβη η θεση μεσημβρια κοιμα○αι αγροις μη
μελωδει ησυχη ο κοσμος εντελης εστιν


φοβη:φόβος(恐怖)の関連語?
θέση:(女)席、立場、状況、位置
κοιμαμαι:眠る、寝る…という単語はあるが、○のところがμに見えない。
αγροις:αγρός(野原)の関連語?
μελωδει:メロディ?
ήσυχη:静かな

と、こんな感じでもう少しで意味が取れそうなところでギブアップです。




ついでに、完全なる世界と繋がっていたメガロメセンブリア執政官は、
Iohannes:ヨハネス(ヨハネ)
だと思われます。
ギリシャ語にヤ行の音がないので、この音でラテン語に伝わっています。

ラカンが端折る本当の理由

2008-10-29 16:18:48 | UQ HOLDER!
色々端折られるラカンの過去話



多分、本当は面倒だからじゃない。

うまく避けながら語らないと、
どこかで不可避にアスナ姫が出てきちゃうからなのでは?



それも話の進め方によっては中核部分に。

本人の記憶もそうだが、小学校から一緒の面子も恐らく何人かいる。
そういうところで「アスナ」の姿どころか名前すら出さないように
必死に考えながら話しているのでは、と。



いや、もしかしたら場所や風景まで警戒しているのかも。
そのためどこを語ってどこを避けようかと必死で考えながら語っているのでは?

というわけで、「めんどい」のはそれを考えることだ、と推測。

永久石化は解けるのか?

2008-10-28 16:30:08 | UQ HOLDER!
のどか的ネギま!だいありーさんの
ネギま最大の矛盾点「永久石化とハエノスエヒロ」からちょっと考察。

永久石化を使える別の人の例からみてみます。



ヘルマン戦でのこの言葉、
「ヘルマンの石化は強力だから」「永久石化かもしれない」とあります。

そしてもう一つ。



そのヘルマンに石化された村人は、
「現在治療の当てがなく」「将来…直すことも可能かもしれない」とあります。

ここから推測されるのは
4.永久石化魔法の術者とハエノスエヒロの使用者の魔導師ランクの違いによる。
です。

ただし、
永久石化の使い手は何人もいるが、その治療の使い手は殆どいない、
ということも分かります。また、



修学旅行のときのラストの治療は、木乃香の魔力+エヴァの技量とも言えそうです。
このことから、
ハエノスエヒロの「使用者」というよりは「使用者と契約の主との総力」で、
有効時間が通常の状態変化より短くなるなど、何かの制約はありそうです。

ハヤテのごとく!カップリング論・その2

2008-10-27 16:31:28 | ハヤテのごとく!
その1に引き続き、PureSelectMariaさんの
マリアさんのカップリング論で挙がっている相手から、



マリア × 東宮 康太郎

何か2回続けて東宮君ですが、
同年代の中ではハヤテに次いで可能性のある組み合わせという判断です。

以前、「マリアは何故恋愛経験がない」でも少し触れましたが、
マリアさんの相手に求められる最大の要素と考えられるのは、
「継続的で安定した接点」です。
現在特に接点のない男性の中では「趣味が家庭菜園」という東宮君が、
そのような関係を新たに構築できる可能性が最も高くなります。



そしてもう一つのポイントが、東宮君も線が細く女性的なところ。
女装しても多分それなりに似合う。

それだけでなく実は東宮君はハヤテとの類似点が案外多く、
(もちろんいろんな意味で強さは段違いだが)
「育てた人」の性質も似ているため、(参考:野々原は実はアーたんと似ている)
案外ハヤテ相手と似たような感じで接することが出来る。



そして東宮君のほうの好みは、ヒーロー・・・のようにも見えるが、
実は「頼もしい人」である可能性が高い。
基本的に「甘えん坊」の部分が大きく、
頼れる人に側にいて欲しい感じがある。

というわけで派手さはなくでも包容力と力量のあるマリアさんは
ヒナギクと同様「好みど真ん中」近い可能性が高くなる。
それに、スポーツになればマリアさんもヒーローっぽくなれるし。

また東宮君も両家のお坊ちゃん。社会的制約もハヤテよりはない。
というわけで一旦安定した付き合いがはじまれば、
成立する可能性はそれなりにある。

というわけでその1よりは敷居が低そうです。
その3はやっぱり未定。候補は幾つかありますが。

戦争の仕組みその1

2008-10-26 08:18:02 | UQ HOLDER!
~戦争が起きるまで~

ネット上で「戦争のしくみが何度読んでもよく分からない」
というような意見が散見されたので、自分の整理のためにもまとめてみます。
ひょっとしたら皆さんの「分からない」とはずれた解説かもしれませんが。

ただ、やはりまとめてみると、どうしても「不自然」な部分が目に付きまして、
思いのほかの長文になりました。

戦争全般に関しては比較的よくまとまっているサイトがありました。
こちら、「なぜ?戦争をするのか」もどうぞ。

発端



始まりは「ちょっとした行き違いが元で」「辺境の些細な争いだった」が、
「明確な意思を持った各地への侵攻」になり、
「オスティアへの侵攻」へと繋がります。
ただし、どのように繋がったのかは描かれていません。

争いのエスカレートというものはありがちなことです。
言い争いが殴り合いに発展したりといったことから
古代中国の呉楚の戦争の様な、子供の喧嘩が国同士の戦争に拡大するものまで。
しかし通常はそこから「明確な侵攻」へは繋がりません。

侵攻



そもそも「帝国」のようなものが領土を拡大しようとするのは何故か?
それは「自分(達)がなじんだ秩序の及ぶ範囲を広げようとする」こと。
争いが起きたときに、それを収める効率的な手段を確保するためです。

例えば子供の喧嘩なら、側にいる大人が介入して止めることが出来ます。
大人同士なら周囲の他の人達とか警官とか、
企業や団体同士なら仲裁人や法手続き、最終的には裁判といった国家権力。
しかしそういった解決手段が確保されていない領域では、
ヤ○ザの抗争よろしく「仁義なき戦い」に発展してしまうことがあります。

そのようなことが自分(達)の領域と外部との接点で起きた、又は起きそうなとき、
それを起こす相手そのものを自分(達)の秩序の下に強制的におくことで解決を図る。
それが「侵攻」、やる側から見れば「討伐」、というものです。

奪還



そして「聖地オスティアの奪還」。
十字軍や各種領土紛争に見られる、
「本来自分(達)が治めなければいけない場所が占拠されている」といったもの。
侵攻される側にとっては自分達が現に、あるいは先祖代々生活する正当な住処ですが、
「奪還」側にとってはそれは「継続的な不法占拠」となるわけです。

これは古代の神聖王権(自らを神と位置づける)や
中国の皇帝(世界の上に立つ存在という位置づけ)のように、
「世界の全ては自分(達)の下にあるべき」というのと似てはいますが、
こちらは通常、往来困難な場所は「化外の地(蛮地)」として放置されます。
このタイプは「制圧」と呼んでおきます。

一般に戦争というものは、当事者の認識としては
相手が一方的に攻めてきているから反撃のため攻撃する」ものです。
「奪還」や「制圧」の攻撃側としてもそれは変わらず、
「現状ではなく あるべき平和」を求めること自体が戦争に繋がるのです。
これは現在の「平和主義者」の態度が攻撃的なのも同じような理由です。

疑問



さて、それぞれの「戦争の理由」を見ると、
発端→侵攻→奪還という流れはやはり不自然です。

侵攻や奪還を「小競り合い」を口実にやるやり方は確かにあります。
しかし侵攻を奪還のためにやるやり方は例を見ません。
人間の常として「手段と目的が入れ替わる」ことはよくあるので、
「発端→侵攻」の間に連合と戦うこと自体が目的化し、
戦う口実が「奪還」に置き換わる、といったことは起こりうるかもしれません。
しかしそれは通常、戦闘がそれなりに困難になった後に起きることです。

というわけで、仕組みや流れが分かりにくいのは、説明が不自然だからと推測してみます。

(11/8)続きはこちら

追記
360度の方針転換さんのところで「戦略的に不自然なところ」を書いてくれていました。
こちらも是非ご参照ください。

王族の庭城の床の字を読もうとした

2008-10-25 18:54:35 | ハヤテのごとく!
王族の庭城の床の魔法陣の周囲には、



ギリシャ文字っぽい字で何か書かれていますが、
これを第17巻扉絵で一部読み取ることが出来ました・・・が・・・



ΕΘΑΩΕΑ・・・

どうやらギリシャ文字を重ね合わせて書いているようです。
そのためもあり、単行本でも他のページのものは読み取れていません。

この部分は次にΓかΠが来るようにも見え、その先にはΧらしき字も見えます。
そして意味は取れませんでした。

・・・というわけでギブアップです。
お暇な方はチャレンジしてみてください。

ハヤテのごとく!カップリング論・その1

2008-10-24 08:38:55 | ハヤテのごとく!
真・月面空間さんに触発されて考えて見たこの企画ですが、
私がやるからには普通の組み合わせではありません。

反感必至の一回目はこの2人、



西沢 歩 × 東宮 康太郎

そこの西沢さんファンクラブの人、物を投げない!

まだ出会ってすらいないこの2人、
なんでこんなカップリングが浮かんで来るのかというと、
それは公式ガイドの記述にあります。

tanabeebanatさんのところの記事から引用すると、
>ちょっとだけ書くと、西沢さんはこの漫画のトゥルーエンドとは
>違うエンディングを持っていると言うことが公式ガイドで明かされました。
>素直に読むと「西沢歩エンドは無い」と読み解けます。


で、それでは誰と、あるいはどんな人とくっつくことになりそうか、
ということを考えた時に浮かんで来た組み合わせです。




参考例になりそうなのは同じエニアタイプの
ネギま!の明日菜

彼女の場合は高畑先生が好きなわけですが、
被保護者・ネギにもひかれていきます。

注目すべきは好きな人に告白して振られながらも、
やっぱりあきらめ切れていないところ。



西沢さんの場合も「情けない弟」的な東宮君の
「普通のお姉さん」的な保護者を務めるとこも可能でしょう。

もっとも西沢さんは明日菜と同じように、、
それでもやっぱりハヤテを追い続けるでしょうが・・・。

というわけで、やっぱり考える限り実現の難しそうな組み合わせでした。
次はいつになるか未定です。

美希のハヤテへの想い

2008-10-23 16:12:16 | ハヤテのごとく!
美希のヒナギクへの想いを見てきたが、ハヤテに対してはどうか。



実はフラグの気配はまだないことが分かる。
なにしろこの後に、ハヤテに対しては明確な反応を返していない。

ただ、泉を止めようとしていないところからは
それほど悪くも思ってはいないことが分かる。



恐らくは今のところ、
「女友達の延長として付き合える気軽な男友達」以上ではない。



ただ、ハヤテ以上に身近な男である虎鉄よりは
面倒な部分が少ない、とは思っていそうではある。

虎鉄の場合ははっきり「彼女」を求めているが、
ハヤテからはそのような気配を感じない、安心できる男ではある。



そしてこの単独回でも探してみたが、泉・理沙のときとは違い
フラグの気配やそのきっかけになりそうな出来事は見当たらない。
美希の目はずっとヒナギクの方を向いたままである。

というわけで美希フラグはまだ影も形もなく、といった感じでした。

王女の名前は何語?

2008-10-22 16:15:22 | UQ HOLDER!
230時間目で出て来たウェスペルタティアの王女



アリカ。

アスナ共々、何語の名前なのか?

スペルを「Asuna」「Arica/Arika」ととると日本語の名前しか出てこない。
「Alica/Alika」だと古ドイツ語由来の「Alice(アリス)」の変形の一つとしてある。

「Asna」ととると、スウェーデン語のåsna(驢馬)が出てくるが、
コレの読みは「オスナ」に近い。
(他には「対立遺伝子特異的ネステッド増幅(ASNA) 法」等、略号として)
一応どちらもゲルマン語系で出てくる。

というわけで日本語の可能性が最も高く、次いでゲルマン語派のどれかとなりそうです。


ちなみにナギは日本語以外では
ポーランド語の「裸の、むき出しの、あからさまの」といった単語が出てきます。
スペルが「Nagi」であるところからも、
やはりこちらも日本語以外は考えにくそうです。

美希のヒナへの想い・その3

2008-10-21 16:24:58 | ハヤテのごとく!
青色のない信号さんの
はやてとぴっくす。「ハヤテのごとく!17巻伏字ネタチェック」ほかより、
その2に関して
>今週の美希については、「百合説」「百合とはちょっと違うよ説」
「実はハヤテのことが好き説」が。初見では「百合」という印象が強かったですが、
「ちょっと違うよ」といわれるとそんな気もするし・・・。

という風にいわれたので、
ちょっと「百合と同性愛はちょっと違うんだ!」ということを書いてみます。



「百合」とは女同士の恋愛っぽいものそのもので、
「同性愛」とは同性相手の愛(性欲込み)。
同性愛は殆どが百合だが、百合は必ずしも同性愛ではない、というのが違い。
(私見が混じるが)

美希の場合、ヒナギクに対して「尊敬できる女性であり続けて欲しい」
という感情も強いが、逆に



「中身は男の子」ということもことあるごとに強調する。
これは自分に言い聞かせているようにも見えなくはない。
そのため異性的性質によって成り立っている部分が強い。

どこかヒナギクが男であって欲しいという部分が出ています。

他の例を挙げてみると、



この人は男女どちらでも、というか何でも良いという感じがあるが、
その分「女性相手」の部分は薄い。



一方で怪しいのが彼。
彼の場合は「女性として好き」が転化したものだが、
その一方でこのまま同性愛に変化してしまう可能性もある。



そして美希の場合は、恋愛感情こそ抱いているものの、
その相手が同性であることに悩んでいる部分も多い。

そんなわけで美希は「百合分はあるが同性愛とは違うっぽい」
という感じの推測です。

牧村 詩織:type 7

2008-10-20 20:53:05 | エニア・タイプ判別室
それでは今日が誕生日の



牧村さん。



基本的にテンションは安定しており、知力派でもあるところから
おおよそtype5・7・9辺りと思われます。



しかしそのテンションは高めで、おしゃべりも好きな感じです。
また、苦痛からの逃避癖らしきものもあります。

そういうわけで判定は type 7



なんと雪路と同じタイプと出ました。
やはり何処か通じ合うものがあった・・・のかな?



そしてハヤテとも同じタイプ。
このフラグを立てるのは難しそうです。

それでは次は多分、虎鉄です。

美希のヒナへの想い・その2

2008-10-19 08:49:26 | ハヤテのごとく!
第196話で新たに確認された美希の想い



これが実際どういう感情なのか、というと、
どうやら幾つかの部分に分けられるようです。

以前、美希の誕生日に書いたものからもう少し分解してみて見ます。

・「憧れ」の部分



やはり基底にあるのはこの「憧れ」の部分と思われる。
憧れが恋に近い感情に転化することは女子校ではよくある・・・らしい。
参考:(マリア様が見てる、等)

・美希の女性性→ヒナギクの男性性



その一方表に見えているのがこれ。
美希にとってのヒナギクは「自分を守ってくれる人」というポジションにある。
そして3人娘の中でもヒナギクの「中身は男の子」は美希が言うことが多い。
やはりどこかそうあってほしいという想いがあるようだ。

・美希の男性性→ヒナギクの女性性



描写上見えにくい部分だが、前回の記事で注目したのはこの部分。
美希の方は「自分で目標を立て、それに向かって動く」性質を持ち、
ヒナギクは人助けが好きという部分がかみ合って生じる関係。


・・・という感じで同性愛的性質よりは
互いの異性的性質によって生まれる部分が大きいのではないか、と思われます。

・・・いつかもう少しきちんと解析したいものですが・・・

「ハヤテのごとく」は8bit機でプレイ?

2008-10-18 20:12:11 | ハヤテのごとく!
待望の単行本17巻の裏表紙裏で
ハヤテっぽい人がプレイするゲームの機体は



X-I たーぼZとある。
かのSHARPのパソコン、X1turboZですね。
CPUにZ80A 4MHzを使った8bit機の名機です。

Windows用のエミュレーターがここここに公開されています。

4096色が使えるようになり、当時として非常に高いグラフィック性能を誇ります。
ただし当時流通したX1turboZ専用のゲームは殆どなく、
X1turboまでの8色のものが殆どでした。
すると、ゲーム「ハヤテのごとく」も8色?(それはない)



ただ、15巻の裏表紙裏では「アナログスティック」という言葉が出ているので、
さすがにこれは8bit機では(存在が)辛いと思う。
多く出回りだしたのは32bit機世代になってからだし。
尤も、あるにはあったが・・・

というわけで言いたいことは一言。
ちっ・・・惜しい・・・

鵬法璽を訳してみた

2008-10-17 08:14:18 | UQ HOLDER!
第229時間目で名前が出て来た



<rb>鵬法璽</rb>エンノモス・アエトスフラーギス
日本語読みは「おおとりほうじ」が読みやすそう。

「エンノモス・アエトスフラーギス」は私が手間取っている間に
想造と共有さんと時雨の製作日記さんがおおかた訳してくれていました。

(ちなみに台座にある「ΔΙΑΘΗΚΗ」に関しては以前の記事参照)

エンノモス・アエトス・・・(ΕΝΝΟΜΟΣ ΑΕΤΟΣ・・・)
まではお二方が訳してくれました。
詳しくはお二方のところをご参照ください。

問題は残る「フラーギス」ですが、
ギリシャ語版ウィクショナリーにそれらしきものがありました。
短かったので日本語版ウィクショナリーに訳して投稿してきました。
σφραγίς:(女性名詞) スタンプ、印章でした。
カサレヴサ・ギリシア語の純粋文語です。
(カテゴリーとしては「古典ギリシャ語」扱いでよいと思います)

すると綴りは
εν νόμος αετός σφραγίςか、恐らくはそれぞれ繋げて
εννόμος αετόσσφραγίςになると思われます。
直訳すると「法における鷲の印章」。

漢字の方は「鷲」ではなく「鵬(ホウ・おおとり)」になっているので、
イメージとしては指輪物語に出てくる鷲に近いのかも。
尤もそれでなくとも鳥の王者として象徴に使われますが。