まさおっちの眼

生きている「今」をどう見るか。まさおっちの発言集です。

やっぱり大蔵官僚かよ、日本郵政社長!

2009-10-22 | 発言
勿論小泉は派遣法を通して日本に貧富の差を拡大させ、日本人の生活をガタガタにさせたよ。ところがその小泉に300議席も取らせて圧勝支持したのは国民である。しかし、国民が望んだのは「これは郵政選挙、郵政を官から民へ」ということではなかったか。民主党政権に変わって、西川社長が辞任に追い込まれ、昨日、旧大蔵事務次官の斉藤次郎氏が日本郵政社長に内定した。もうこれで官の公社時代に舞い戻ったと同じである。銀行、保険、郵便と民間でも出来る事業を、せっかく民間にして国の手から離れたというのに、なぜもう一度国が関与していくのか。国がスリムにならなければならない時に、明らかに逆行である。亀井大臣は特定郵便局長とのつながりも強く、その利便性だけで、銀行・簡保あわせて300兆円という膨大な資金運用の在り方を国債や財投融資につぎ込む国策運営にしていいものかどうか、必ずやまたその不効率な運営の損失が血税で埋め合わされるようになるだろう。官僚じゃあ、会社経営はわからない。必ずや赤字を一杯出して失敗するだろう。