来年度の概算要求が実質97兆円と発表された。なんじゃこりゃあ、税収が40兆円しか見込めないのにその倍以上も金使っていいんかい?どう考えても今の政治化は借金ボケしている。どこの家庭でも、会社でも、収入内でヤリクリしようと力学が働くのが当たり前。徹底した予算の削減がなぜ出来ないのか、政治家に失望しつつある。このままじゃあ日本は沈没するぞ。国債という借金して当たり前という考えを根本から無くさないとどうしょうもない。各省の官僚の積み上げというやり方を根本から変えるといったのは民主党ではなかったか。なのに、今年度88兆円を上回る97兆円とは何事か。大臣・副大臣・政務官の三人では所詮官僚に「これは必要です」と丸め込まれてしまってのこの数字。「ムダを無くせ」と官僚に言ったって、官僚は自分たちが作った予算の積み上げて「これも、これも必要です」と言われるのが関の山、当たり前でしよう、人間というものは自分の仕事がムダとは誰も言わないでしよう。だから昨日も書いたように、20%削減と各省に通達を出し、各省の中で優先順位を決めさせて、下の予算を切っていくようにしないと、予算内で治まらないのは当たり前だ。これから行政刷新会議で査定が始まるが、各省の提示予算がこれじゃあ、せいぜい切れてもたかが知れている。まったく、ドラステックなヤリクリが出来ないものかねー。金がないというリアリティが政治家にないから、こんな予算しか組めないんだよ。哀しくなるぜ。