まさおっちの眼

生きている「今」をどう見るか。まさおっちの発言集です。

マスコミは大道を歩み、大道を論じろ!

2009-10-01 | 発言
今朝の朝日新聞は鳩山首相の政治団体が母の安子さん所有のビルを格安で借りていたと一面トップのスクープ扱いに載せ、毎日新聞は江田五月ほか民主党議員の政治活動費にキャバクラの領収書が入っていたと大々的に報じている。なんだか民主党政権をタメにするカス情報を自民党政権の旧内閣官房室か調査室関係者からもらったのか、得意げに報じている。しかし双方の記事とも大々的に報じるにしてはチンケな話である。むしろ財界産業界から多額の政治献金を受けていた自民党政権が企業に有利な政策ばかりを遂行してきほうが大問題である。また亀井大臣の借金猶予問題にしても、総理や官房長官と話が食い違っているとかの視点ばかりで、テレビや新聞各紙は「中小企業の借金や住宅ローンの個人の借金を猶予することは是なのか非なのか」という視点が全くない。このようにマスコミは問題の大小や本質というものを掘り下げず、面白おかしく取り上げるだけである。それでいて朝日をはじめ俺が天下を動かしてるんだというプライドだけは高い。まあ言ってみれは張子の虎のようである。そうじゃないでしょうよ、と言いたい。今回は国民の一票で興した「革命」である。公共事業・天下り・独法を始めムダの根絶、官僚から政治主導の政治、子育て支援・母子加算の復活を始めとする弱者に対するセフティーネットの整備など、自民党政権でやれなかった革命的政策の実行期にきているのに、どうしてマスコミはそれを応援しないのだろうか。それらの政策が悪いことだと思っているのだろうか。マスコミは枝葉末節なことを面白おかしく取り上げるのではなく、もっと天下国家をよくするように論じなくてはいけない。国民をリードする立場にあるのだから、国民や国をよくする気概を持ってマスコミはペンを走らせなければならない。