新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

迷惑メールに思うこと

2023-04-26 07:11:54 | コラム
将来こういうことにもなるのではと危惧している:

一時は200を切ってくれたが、近頃はまた新手の標的を作り出して200台の半ばに迫る勢いである。新たな標的は”Uber eats“、”Fami Pay”、”au Pay“と言ったあたりで、よくもまあー飽きずに標的を見つけてくるものだと感心している。勿論、アマゾンは相変わらず数多く狙われているが。言ってみれば「どうぞ、ご随意に」というところなのだが、こんなところで事態が終われば良いのだがと、密かに恐れていることがある。

それは、何れ始まるというのか、既に軌道に乗ってしまったというのか知る由もないが、奇妙な表現になる「自動車の自動運転」のシステムに割り込んで悪さをするようなシステムというのか、ハッキングというのか、アプリなのか解らないが、そういう分野に手を出す輩が出てくるのではないかということ。

「それとスパムメールとは問題が違う」と無知を叱られそうだが、世界にはハッカーを専門とする連中がいて、他国が生み出した技術を堂々と盗んで「自国の開発」と称した世界の大国があったではないか。

何はともあれ、当方が恐れていることは「時代の進歩と変化の恐るべき速さ」なのである。先日も”Mein Kampf”で回顧して見せたが、1980年代には恰も大きなショルダーバッグのようだった携帯電話が、1997年に私が仕事上止むを得ず買ってしまった時には二つ折りでポケットに入った。今や、それがスマホに進化して持ち歩けるPCというか端末のようになり、何とかPayの手先になってしまったではないか。

以上、超後期高齢者の戯言であるが、遠からぬ将来にEVや自動運転のシステムの攪乱だけで事が済めば結構な気がしてならない。チャットGTPなんて未だお手柔らかな方だと思って眺めている。

2023年3月の新宿区の人口

2023-04-25 07:29:27 | コラム
23年3月の新宿区の人口は対前月比595人増加で346,313人となった:

今年3月の新宿区の人口は2月からは反転して上昇に転じ346,313人となり、対前月比0.17%の増加となった。先頃の調査で新宿区は「都内の住みたいところ」の5番目となっていた結果が漸く見えたというところか。ところが、外国人は△208人で39,829人と4万人の大台を割ってしまい、その全体に占める比率も11.5%と3月の11.6%を下回った。日本人は803人の増加で306,484人となり、減少傾向が止まっていた。

だが、一度でも大久保通りの山手線の外側のKorea townやイスラム横町にでも一歩でも足を踏み入れれば、11.5%とは我々日本人の比率を示しているのだろうと錯覚すること請け合いだ。実際に、大久保通りにあるコンビニの中には、週刊誌等の雑誌はおろか新聞すら置いていない店もあるのだ。ハラルフード販売店も相変わらず新規開店が続いている。ハッキリ言うが、これほど日本人を相手にする店舗が減っても行政当局は関知しないというのか。

確かに、JR山手線新大久保の駅から吐き出されてくる大勢の婦女子の中には、時には観光客と思しき人品骨柄卑しき白人もかなり混入されている。だが、彼らが我が国とは言わないまでも、新宿区の経済に貢献しそうな連中とは遺憾ながら見えないのだ。ここ百人町/大久保界隈は「インバウンド様」たちの恩恵に浴せる街ではないようだ。

だが、彼らは何が見たくてここまでやってくるのだろうか。まさかここのままヴィザ切れも厭わずに滞在し続けて、何らかの稼ぎをする目的なのではあるまい。当方は長年アメリカから来る大手企業の人たちを我が国の方々に案内した経験がある。確かなことは「彼らは我が国で何か特定のアメリカでは買えないような物を買い来る訳ではない」のだ。彼らはビジネスが終わればさっさと帰るだけで、ビジネス以外では滅多に「リピーター」とはならないのだ。

彼らアメリカやヨーロッパのビジネスマンたちは自国で入手できる品物で事足りるのだ。即ち、当方が言う支配階級乃至はそれに準ずる者たちが「我が国に物見遊山か買い物に来る可能性は極めて低い」のである。政府はそういう客種の分析や分類ができているのか。現実に、我が社でリタイアした後自費で観光に来た管理職など皆無だ。

何処からやってくるのか知らないイスラム教徒のためのハラルフードを売る店も、「またここにも出てきたか」と感じさせるように新規に開店しているし、大いに繁盛しているように見える。イスラム横町のアラビア料理の店には、あの焼き鳥のように見える串焼きを食べに若き同胞たちもちらほら見えるようになってきた。我が国の中でも、東京都新宿区はそういう連中の格好の標的にされているだけではないのか。

兎に角、この新大久保駅前から我が家との間を結ぶ文化通りは、望ましいとは思えない低次元の国際化が進んでしまった。ご用とお急ぎでない方は是非一度山手線を利用しておいで願いたいものだ。外国資本に企業や不動産が買収されていくのは好ましくないが、この地区に見られるような発展途上国からの入国を許すと、上記のような低次元の国際化が小規模に進んでしまうこと痛感させられるだろう。「1:29:300」の法則を忘れてはなるまい。

G7やG20もウクライナ支援も国家としては大事だろうが、政治が小事にも怠りなく目を配っていてもらいたいのだ。それを怠ると、近所に銀行の支店も、本屋も、飲み屋も、蕎麦屋も、惣菜屋も、魚屋もなくなってしまうような住宅地が、アッという間にできてしまうのである。狭い路地にあるイスラム横町には、道交法な何処吹く風とばかりに無視する青いナンバーをつけた車の路上駐車が絶えないことになるのだ。私は憤慨しているのだ。

参考資料:新宿区広報23年4月25日号

ジャイアンツだって勝つことはあるさ

2023-04-24 08:09:07 | コラム
止まない雨はないし、明けない夜はないじゃないか:

近頃は別に時代に少しでも追いつこうという訳でもないが、YouTubeなるものを見ているときもある。らくらくスマートフォンでもGoogleで大学関連の記事(と言うのかな)を何度か見ていたら、やたらにその関連のものが入ってくるようになった。YouTubeも同様で、スマホでは細かくて読みにくいのでPCで確認して以来、その関連が数多く現れる。気が利いているような時代になったものだと感じている。

つい先頃「ジャイアンツ嫌いとしてはジャイアンツが負け続けるのは結構なことだ」と打ち込んだら、ワードなのか何なのか知らないが、「結構なことではない」と書き直せと指示をしてきた。その頃は未だ10敗程度のことだったが、YouTubeでも専門家というのか評論家というのか不明だが、うるさ型が原辰徳監督の采配をこれでもかとばかりにこき下ろしていた。その内容は当方が常々指摘してきたことと大差がなく、新鮮味に乏しかった。

そこで感じたことは「確かに現在のジャイアンツはあのような体たらくだが、監督とコーチたちの手腕というか力量は兎も角、何時までも負け続けている訳がなく、そのうちに立ち直ってきて、最悪でも3位か4いくらいまでには上がっていくだろう」だった。ここには戦力の分析とか言う理論的な根拠はないが、「明けない夜はない」のであるから、そう何時までもビリに落ち着いている訳はないだろうという程度のこと。同情もしないし褒める気なんて頭からない。

そして、昨夜のようにスワローズに連勝してしまった。雨だって止むのだし、スワローズでは日が暮れかかってきただけのことだろう。世の中とはそういう風にできているものなのだと、90年も生きてきて漸く少し見えてくるようになった。だが、セントラルリーグの野球ってどうして明るさがないのだろう。ジャイアンツの岡本和真も良い素材のようだが、何とも顔付きが暗いし、何をしても楽しそうに見えない。ホームランを打ったらもう少し無邪気に喜べよと言いたくもなる。

一方のパシフィック・リーグの方には活気があるというか、生きの良い若手が出てくるのが宜しい。昨日も山下舜平大という昔のお侍さんのような氏名の投手が速い球を沢山投げて勝利投手になっていた。全般的にこのリーグにはアメリカのMLB並に150km台の速球を投げる投手が数多く出てくる。簡単に割り切って言えば、こちらの方が若い選手たちを合理的且つ近代的なトレーニングで鍛えているのだろうと思う。これもYouTubeだったと思ったが、張本勲が何かと言えば「走り込みが不足」と不出来な選手を貶しているのは時代遅れであると手厳しく批判していた。要するに、セントラルの野球は時代遅れなのだろう。

「走れ、走れ」というのは故金田正一氏がクドいといいたいほど唱えた練習法である。即ち「足腰を鍛えて下半身を強化すれば」という「ウエイトトレーニング」などという手法が導入される以前の話である。勿論一理ある訓練法だが、否定的にいえば「野球とはそもそもサッカーやラグビーやフットボールとは異なって、走り津づけている競技ではないのだから、練習法に『走り込み』を加えるのは当たり前のことで、特筆大書すべき事でも何でもない」のである。

ここで締めくくりに話の筋をはずすが、ロシアのワグネルだったかの頭目が休戦だったかに言及したそうだ。だが、このロシアのウクライナ侵攻は一向に止む気配がない。当方の信じる「止まない雨はない」と「明けない夜はない」と「今好調な会社は何れ不調になる」が一向に当てはまらないのだ。プーチンはもうそろそろ手を打ったらどうだろう。彼のお陰で全世界にあれほどの悪影響を与えて暗くしたのだから、満足しても良くはないのか。

彼の無茶苦茶な侵攻の為で世界中何処を見ても、物事が良い方向に転じた例がないではないか。少なくとも良い方向に向かっている傾向が見えるのは中国だけではないのか。アメリカを見れば、少なくとも知識階層が相手にしないか当てにすることがない人物が、また大統領になるのだと息巻いているではないか。あそこでも未だ夜が明けそうにはないと見えない。


本日は新宿区の区会議員選挙の日だ

2023-04-23 07:31:46 | コラム
偽らざるところを言えば「誰を選ぶべきか、弱ったな」なのだ:

数日前に送られてきた立候補者たちの一覧表とも言うべき「広報」を何度か読み返したが、どれが誰やらサッパリ解らないのだ。ここ新宿区には35年も住んでいるが、その間に顔を合わせて1時間ほど昼食を挟んで語り合った議員は1人しかいない。彼は同じ高校の30数年後期の出身者で、学歴も社歴も申し分ない人物だったが、ここ百人町/大久保界隈の荒廃の様子を「未だ荒廃している訳ではないから」という程度で問題意識がないので失望し支持しないと決めた。

彼の学歴と見識であの程度ならば、他の立候補者たちはもっと信頼に値しないのかもと疑っている。と言うのも、彼らの公約には何処にもここ百人町/大久保の街が悲しいほどに見せつけている、何処の馬の骨かも解らないようなLDC(敢えてこの表現を採る)の国の者たちに好き勝手に食い荒らされ、我が国を遠からぬ将来に襲うだろう低次元の国際化の見本に対する意識がないからである。過日問い合わせても見た区役所員も全く認識できていなかった。

当方は政治には全く疎いが、事政治を志す者どもは我が町の状態を細かく観察し、何が現在解決すべき案件であり、どれが将来に禍根を残しそうかキチンと見分けて、可能な範囲でそれに対する策を講じようとすべきではないのか。自分の周囲の状況と現実を直視せよと言うこと。何も、国会議員が案ずべき事にまで口を出す必要などないのだ。物価対策なんて、10年かけた日銀総裁がどれ程実績を上げて見せたかを考えて見よ。

新宿区には約34万の人口があり、区会議員は38名になるそうで、そこに60名の立候補者。広報もチャンと見たが、連日「宜しくお願いします」の連呼だけしか聞こえなくては、何を基準に選べというのか。矢張り、あの選挙カートやらから手を振って氏名の連呼の方式は考え直すべきであろう。でも、それを辞めて集会方式にすると、不逞の輩に手製爆弾が投げ込まれはいなしかと恐れているのか。

もしかして、当方は選挙民としては意識が低いのかな?普段からもっと議員さんたちに積極的に接しておくべきだったのかな。だけど、あっちだって寄ってこないぜ。


4月22日 その2 「副反応に悩まされるの記」を加筆訂正しました

2023-04-22 13:51:56 | コラム
「副反応に悩まされるの記」の加筆訂正版:

今朝ほどの投稿には変換の誤りもあれば、拙いというか意味不明な表現が多かったので、加筆訂正しました。

極めて私事ではあるが:

今週はよく眠れない夜が多くて辛いのだ。長年診て頂いている国立病院とかりつけのクリニックは既に4回も通った。昨日はクリニックの医師に症状を事細かに申告した結果で、睡眠導入剤を補強して頂いた。

だが、ここでは昨日、その辛さに悩み、それでなくとも老化の所為もあって回転が鈍くなった頭が書き漏らしてしまった点があったと判明。恥じ入っている。そこで、ここにあらためて「Mein Campf」で強調すべきだった肝心の点を取り上げておこう。

それは、それでなくても業績が好調で超多忙になっていたウエアーハウザーの本業のリタイアまでの4年間に加えて、その後でもお陰様で結構多忙だった6年間の合計10年もの間に、「原稿の締め切りに間に合わせられなかったことは1度もなかった」という実績である。告白すれば、一度だけ編集長から「今日が締め切りでしたが」と催促の電話があり、慌てて間に合わせたことがあった。

定期刊行物の原稿締め切り日を経験された方は多いと思うが、締め切りを守ることがどれ程大変さをご承知の方は沢山おられると思う。手書きの時代の大変さを想像して頂ければ有り難い。

付け加えておきたいことがある。それは、少なくともウエアーハウザー在籍中の4年間は年間に6~7回はアメリカ出張がある上に、本部から来訪する副社長や技術関係の者たちと絶え間なく国内の出張を続けるという勤務状態だったということ。その僅かの空き時間を活かし、乏しい知恵を絞り出して、原稿を書き上げて締め切りに間に合わせていたのが「わが闘争の記」だったのである。

この後の2003年からは、止むを得ず導入したPCを駆使(?)しての13年までの10年間の週刊誌への英文和訳の原稿提出という大仕事があった。これはPCに送られてきた英文の記事を日本語にして送る仕事。翻訳を終えてしまえばメールで送るだけなのだが、その内容は何も紙パルプ産業界だけに限られておらず、森羅万象何が出てくるか解らないのが大変だった。それにも拘わらず、年々老化が進み80歳に迫っていく高齢にも拘わらず、何とかやり遂げたのは「自分を褒めてやりたい思い」がある。

なお、この在宅で仕事は初めての経験で、これは意外に負担が大きかった。それは、家事は気にならないまでもテレビの音は聞こえるし、来訪者もあるし、宅配便なども来るので「仕事への精神というか神経の集中の難しさには、慣れるまではかなり苦心惨憺した」というのが実態である。問題はこれだけには止まらず、うっかり風邪など引いて穴を開けてはならないのだった。

この10年の間にも海外旅行などしていたが、その不在の間に備えて編集長は普段から「腐らない話題」の翻訳を用意しておくのだった。どれがそれに当たるか彼の判断によるが、その週の分よりも多くの訳文を作っておくことだ。そのお陰で2009年12月から10年の1月10日まではカリフォルニア州に遠征してかの NCAAのフットボールの大試合である「Rose Bowl」の観戦にも出かけていた。

この10年間の在宅勤務の経験があるので、ここ3年間ほどのCOVID禍によるオンラインとか在宅勤務の人たちが、さぞや苦心されただろう事は充分に察しが付くのだ。

80歳までも仕事をする機会を与えられ、90歳の今でもジムに形だけでも通っていられることもあってか、「とてもそのお歳とは見えない」と社交辞令を言って頂けるのだろう。でも、現在のホルモン療法の副作用には年齢層にかなり苦しんでいる。最も辛いのが「体が火照ってよく眠れず、睡眠導入剤が余り効果を発揮してくれないこと」なのである。昨日は2日も睡眠不足が続いてフラフラしていた。矢張り、年齢には逆らえないことらしい。