「副反応に悩まされるの記」の加筆訂正版:
今朝ほどの投稿には変換の誤りもあれば、拙いというか意味不明な表現が多かったので、加筆訂正しました。
極めて私事ではあるが:
今週はよく眠れない夜が多くて辛いのだ。長年診て頂いている国立病院とかりつけのクリニックは既に4回も通った。昨日はクリニックの医師に症状を事細かに申告した結果で、睡眠導入剤を補強して頂いた。
だが、ここでは昨日、その辛さに悩み、それでなくとも老化の所為もあって回転が鈍くなった頭が書き漏らしてしまった点があったと判明。恥じ入っている。そこで、ここにあらためて「Mein Campf」で強調すべきだった肝心の点を取り上げておこう。
それは、それでなくても業績が好調で超多忙になっていたウエアーハウザーの本業のリタイアまでの4年間に加えて、その後でもお陰様で結構多忙だった6年間の合計10年もの間に、「原稿の締め切りに間に合わせられなかったことは1度もなかった」という実績である。告白すれば、一度だけ編集長から「今日が締め切りでしたが」と催促の電話があり、慌てて間に合わせたことがあった。
定期刊行物の原稿締め切り日を経験された方は多いと思うが、締め切りを守ることがどれ程大変さをご承知の方は沢山おられると思う。手書きの時代の大変さを想像して頂ければ有り難い。
付け加えておきたいことがある。それは、少なくともウエアーハウザー在籍中の4年間は年間に6~7回はアメリカ出張がある上に、本部から来訪する副社長や技術関係の者たちと絶え間なく国内の出張を続けるという勤務状態だったということ。その僅かの空き時間を活かし、乏しい知恵を絞り出して、原稿を書き上げて締め切りに間に合わせていたのが「わが闘争の記」だったのである。
この後の2003年からは、止むを得ず導入したPCを駆使(?)しての13年までの10年間の週刊誌への英文和訳の原稿提出という大仕事があった。これはPCに送られてきた英文の記事を日本語にして送る仕事。翻訳を終えてしまえばメールで送るだけなのだが、その内容は何も紙パルプ産業界だけに限られておらず、森羅万象何が出てくるか解らないのが大変だった。それにも拘わらず、年々老化が進み80歳に迫っていく高齢にも拘わらず、何とかやり遂げたのは「自分を褒めてやりたい思い」がある。
なお、この在宅で仕事は初めての経験で、これは意外に負担が大きかった。それは、家事は気にならないまでもテレビの音は聞こえるし、来訪者もあるし、宅配便なども来るので「仕事への精神というか神経の集中の難しさには、慣れるまではかなり苦心惨憺した」というのが実態である。問題はこれだけには止まらず、うっかり風邪など引いて穴を開けてはならないのだった。
この10年の間にも海外旅行などしていたが、その不在の間に備えて編集長は普段から「腐らない話題」の翻訳を用意しておくのだった。どれがそれに当たるか彼の判断によるが、その週の分よりも多くの訳文を作っておくことだ。そのお陰で2009年12月から10年の1月10日まではカリフォルニア州に遠征してかの NCAAのフットボールの大試合である「Rose Bowl」の観戦にも出かけていた。
この10年間の在宅勤務の経験があるので、ここ3年間ほどのCOVID禍によるオンラインとか在宅勤務の人たちが、さぞや苦心されただろう事は充分に察しが付くのだ。
80歳までも仕事をする機会を与えられ、90歳の今でもジムに形だけでも通っていられることもあってか、「とてもそのお歳とは見えない」と社交辞令を言って頂けるのだろう。でも、現在のホルモン療法の副作用には年齢層にかなり苦しんでいる。最も辛いのが「体が火照ってよく眠れず、睡眠導入剤が余り効果を発揮してくれないこと」なのである。昨日は2日も睡眠不足が続いてフラフラしていた。矢張り、年齢には逆らえないことらしい。