新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

ロス市警

2008-02-28 08:39:27 | 指定なし

三浦和義逮捕以来、朝から晩までこの言葉を読まされ且つ聞かされている。それが私にとっては大いに耳障りで、気になって仕方がない。
これまでに何度何度も言ってきたことだが、これは日本語であって英語ではLos Angelesのことにはならない。辞書を引けばLosで始まる地名にLos Alamitos, Los Alamos, Los Altos, Los Banos, Los Gatos, Los Mochisと出てくる。第一、「目玉商品」は"Loss leader"=ロス・リーダーだから、これの略かも知れないじゃないか。
発音記号では「ロスアンジェレス」と「ロスアンジェリーズ」が一般的であり、私は何の根拠もなくロスアンジェリーズ派だった。アクセントは「アン」のところにおく、念のため。彼らもこれを全部言うのは長いと思ったか、屡々LAと言うのを聞いている。因みに、かのロス空港はLAXで表されている。
このロスの表記以外にも私が面白おかしいと思っていることがある。それは「ロサンゼルス」とカタカナ書きされることで、滅多に連結音にしない日本語なのに、ここでは"s""a"が連結されていることなのだが。
私にとっては、単にカリフォルニア州の首都でもない大都市であるだけでロサンゼルスをロスにしてしまった感覚が凄いし、それに戸籍を与えてしまったのも素晴らしいのである。
サンフランシスコだって日本語ではシスコになってしまった。彼らの略語は"Frisco"=フリスコである。空港はSFOである。
このロスとシスコは英語ではないのでご用心等と言うのは野暮かも知れないと危惧する。
だから何だと言われそうだが、これだけのことです。いわば「カタカナ語」の続編のようなものである。







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