5月2日(月)の市場概況です。 先物は午後3時15分現在。 下に5日の海外市況
◆日経先物:10030円(+160円)OSC64%(+5%)4月26日のOSC45%、終値9550円から上昇に転じる。RSIは60%(+-0%)
◆日経平均:10004円(+154円)OSC62%(+1%)4月19日のOSC43%、終値9441円から上昇中。RSIは61%(+6%)
◆TOPIX:866(+14)OSC60%(+2%)4月19日のOSC41%、終値828ポイントから切り返し中。RSIは57%(+8%)
◆マザーズ指数:478(+5)OSC71%(+2%)4月12日のOSC40%、終値428から切り返し中。RSIは81%(+1%)
◆騰落レシオ(25日間)
東証1部:95.01%(+4.1%)-5月2日現在。
マザーズ:103.12%(+5.7%)-5月2日現在。
◆10日高値移動平均値超の銘柄比率72%(+20%)
◆10日安値移動平均値未満の銘柄比率6%(-9%)
昼休みに先物が1万円を突破。後場は1万円割れもありましたが、先物も日経平均も揃って1万円回復。桁が上がったので数字を入れ込むのに少々戸惑いが。
後場に3859シナジーマーケティングで少しとっただけ。日興のシステムの試運転でした。
大手が信用取引ゼロ円を打ち出すと、これはネット証券は厳しくなりますね。クリック360も大和が安いし。
しかし、回数を行う筆者のような人間にとっては、年間手数料分の恐らく30万円程度が浮くのでありがたいですね。
連休中は何があるか分からず、持ち越しはゼロ。最近フェースブックをやりながらトレードしておりますので、いささか頻度が少なくなっております。すぐにリスポンスが返ってくるので結構面白いですよ。ブログ、ツイッターと使い分けております。
私の本名をご存じの方、気が向いたらフェースブックの方にもお立ち寄り下さい。フェースブックのアカウントをお持ちの方は、「友達リクエスト」のメッセージに「株のポン友」とでもお書き下さい。
【以下は5日の海外市況】
◆ドル・円:80.2円(-40銭)OSC37%(+5%)4月22日のOSC39%、終値81.92円から円高へと切り返し中。 RSIは16%(+-0%)
◆ユーロ・ドル:1.454ドル(-0.029ドル)OSC41%(-16%)4月27日のOSC71%、終値1.479ドルからユーロ安へと転じる。RSIは55%(-2%)
◆USドルインデックス:74.16(+1.13)50MA(74.51)への下方乖離幅を保ちつつ下落し最下限からで揉み合い中から急伸。
◆米10年債利回り:3.18%(-0.07%)200MA(3.08%)に接近中。(5日現在)
◆米3ヶ月国債:0.02%(-0.01%)対10年債スプレッド:3.16%(-0.06)3%切ると要注意。(5日現在)
◆NYダウ:12584ドル(-139ドル)OSC57%(-9%)RSIは64%(-10%)4月28日のOSC77%、終値12763ドルから下落軌道に。
◆Nasdaq:2815(-14)OSC55%(-7%)4月29日のOSC81%、終値2774から下落に転じる。RSIは62%(-3%)
◆上海総合:2872(+5)OSC40%(+4%)4月21日のOSC57%、終値3027から下落軌道に。RSIは26%(+2%)
◆VIX指数:18.2(+1.12)50MA(18.57)にタッチするも下限付近に下落してから急上昇中。
◆WTI原油先物:99.32ドル(-10.01ドル)50MA(106.1ドル)を大きく割り込み急落。
◆CRB指数:341.07(-17.56)50MA(358.48)についにタッチし大きく窓を開けて下落。
◆NY金:1470.0ドル(-45.9ドル)50MA(1453.64ドル)に接近する急落。
◆バルチックドライ指数:1314(+12)50MA(1400)をついにデッドクロスし更に下落中も5日連続反発。
◆シカゴCME(円建て):9750円(-280円)
-----2日の海外市況コメント-----
NY株もさすがに少し陰りが出てきました。経済指標のISM製造業景況指数の4月は0.8ポイント前月より低下し60.4ポイントに。ドル安で輸出は6ポイント上昇。そのドルインデックスも毎日小幅に下落しております。
VIX指数が結構大幅に上昇していることに注意。このところ下げすぎてはいました。
ビンラディンが死んだことで中東情勢の安定化が期待されるとのことで、原油や商品が下落。とりわけ、地政学的リスクに敏感な金が大きく売られております。
-----3日の海外市況コメント-----
ドル・インデックスは上げておりますが、円はスイスフランとともに他通貨に対して全面高。原油や金など商品の価格下落の流れは昨日から続いております。米国債も買われておりますので、いわゆるリスク資産からの逃避の動きが続いているようです。
市場は報復テロを市場は警戒し出しているようです。昨晩、フェースブックにもビンラディンの顔写真入りのスパム投稿が到達。この種の怪しい投稿はクリックしないことですが、筆者もつい仲間内のリンクだったのでクリック。すると原子力顔負けの連鎖反応が。。。
-----4日の海外市況コメント-----
さすがに、経済統計がいくら悪くてもグローバル企業の好決算を背景にして伸びてきたNY株も、ついに息切れ。あるいは小休止をやむなくされております。4日は雇用統計に先立つADP発表の給与名簿に基づく雇用者数が、予想値を2万人程度下回る179000人の増加に留まり、4月の非製造業ISM指数も52.8と前月より4.5ポイント低下し、これも予想を下回っております。
原油はもとより金・銀なども大幅下落。銀はジョージ・ソロスが売りに入ったという噂で、月末の1オンス49ドルから39ドルまで20%の下落です。30日には3時間ほどで一気に6ドル下がって、これで全財産を失った方々も続出とのこと。ゴールドも70ドルほどの下落ですが、こちらは4.4%ほどの下落にしかなりません。銀はこれの5倍の下落。1980年にハント兄弟が銀を買い占め、50ドル超えまで行きましたが、この後は急落しハント兄弟は破産。
ハント兄弟は金との価格差に着目したわけですが、今回シルバーは今年の初め27ドル近辺でした。この時ゴールドは1325ドル近辺でした。ちょうど銀の金に対する比率は2%程度。これだけ急落しても、その時点から金は+14%程度、銀は+44%程度です。まだ短期で見ると銀が上げすぎ状態ですね。この物差しをもっと長期で見るなら、長期に投資しないと間尺に合いません。
これは株についても同様に言えることです。この行き過ぎた上げ下げ、いわゆる株価の歪みは、必ず修正されるものですが、時間軸の取り方でいかようにでも解釈可能となります。短期投資であればその尺度で投下資金と回収時期を見計らわねばなりません。
それに今回のように、金も銀も大幅下落前は、更に値段をつり上げるような投機的な買いがありました。それも日足で見れば、トレンドに沿った綺麗な上昇曲線でした。ところが30分足だとまさに乱高下。この30分足の上昇に目が眩んで買いに入ることはよくあることです。しかし、この際はまさに1-2日が勝負となります。ここに有り金を全部はたいて入り込むのはまさに自殺行為となるでしょう。
-----5日の海外市場コメント-----
しかし、落ちるときは早いね。まさにつるべ落とし。我が世の春を謳歌してきた商品相場も一気下げ。原油100ドル割れ、金も1500ドルを大きく割れ、良いのはこれまで冴えなかったバルチック海運指数だけ。おまけに、6月の追加利上げ見送り観測でドルが6週間ぶりの高値を付けたにもかかわらず、円キャリートレードの巻き戻しで一時ドル・円が80円割れの円高。つまり、円高・商品安・株安のトリプルパンチに見舞われております。今日の日本の商品市場はストップ安続出必至。
5月に入ってあっという間に風景が様変わりですが、この商品下落のきっかけは、やはりジョージ・ソロスが金銀を1ヶ月かけて売ったという事実かも知れません。まだジョン・ポールソンは金は売っていない筈ですが、1国の経済すらメチャメチャにするのは簡単なソロスにその他大勢が追随したのも、まあやむを得ないでしょうね。
それに、この下落の最後?の引き金を引いたのは、米新規失業保険申請件数ですね。40万件をコンスタントに割れば、景気回復の証であったのですが、今回47万4千件にも急伸。
こうなると、経済指標の悪化にもかかわらず一杯に背伸びさせていた株式は、それまでの無理がたたってついに滑車から滑り落ちました。
日経先物も9750円にまで落ちておりますので、このGWにかまけていた日本市場も特売りからのスタートとなりそうです。
◆日経先物:10030円(+160円)OSC64%(+5%)4月26日のOSC45%、終値9550円から上昇に転じる。RSIは60%(+-0%)
◆日経平均:10004円(+154円)OSC62%(+1%)4月19日のOSC43%、終値9441円から上昇中。RSIは61%(+6%)
◆TOPIX:866(+14)OSC60%(+2%)4月19日のOSC41%、終値828ポイントから切り返し中。RSIは57%(+8%)
◆マザーズ指数:478(+5)OSC71%(+2%)4月12日のOSC40%、終値428から切り返し中。RSIは81%(+1%)
◆騰落レシオ(25日間)
東証1部:95.01%(+4.1%)-5月2日現在。
マザーズ:103.12%(+5.7%)-5月2日現在。
◆10日高値移動平均値超の銘柄比率72%(+20%)
◆10日安値移動平均値未満の銘柄比率6%(-9%)
昼休みに先物が1万円を突破。後場は1万円割れもありましたが、先物も日経平均も揃って1万円回復。桁が上がったので数字を入れ込むのに少々戸惑いが。
後場に3859シナジーマーケティングで少しとっただけ。日興のシステムの試運転でした。
大手が信用取引ゼロ円を打ち出すと、これはネット証券は厳しくなりますね。クリック360も大和が安いし。
しかし、回数を行う筆者のような人間にとっては、年間手数料分の恐らく30万円程度が浮くのでありがたいですね。
連休中は何があるか分からず、持ち越しはゼロ。最近フェースブックをやりながらトレードしておりますので、いささか頻度が少なくなっております。すぐにリスポンスが返ってくるので結構面白いですよ。ブログ、ツイッターと使い分けております。
私の本名をご存じの方、気が向いたらフェースブックの方にもお立ち寄り下さい。フェースブックのアカウントをお持ちの方は、「友達リクエスト」のメッセージに「株のポン友」とでもお書き下さい。
【以下は5日の海外市況】
◆ドル・円:80.2円(-40銭)OSC37%(+5%)4月22日のOSC39%、終値81.92円から円高へと切り返し中。 RSIは16%(+-0%)
◆ユーロ・ドル:1.454ドル(-0.029ドル)OSC41%(-16%)4月27日のOSC71%、終値1.479ドルからユーロ安へと転じる。RSIは55%(-2%)
◆USドルインデックス:74.16(+1.13)50MA(74.51)への下方乖離幅を保ちつつ下落し最下限からで揉み合い中から急伸。
◆米10年債利回り:3.18%(-0.07%)200MA(3.08%)に接近中。(5日現在)
◆米3ヶ月国債:0.02%(-0.01%)対10年債スプレッド:3.16%(-0.06)3%切ると要注意。(5日現在)
◆NYダウ:12584ドル(-139ドル)OSC57%(-9%)RSIは64%(-10%)4月28日のOSC77%、終値12763ドルから下落軌道に。
◆Nasdaq:2815(-14)OSC55%(-7%)4月29日のOSC81%、終値2774から下落に転じる。RSIは62%(-3%)
◆上海総合:2872(+5)OSC40%(+4%)4月21日のOSC57%、終値3027から下落軌道に。RSIは26%(+2%)
◆VIX指数:18.2(+1.12)50MA(18.57)にタッチするも下限付近に下落してから急上昇中。
◆WTI原油先物:99.32ドル(-10.01ドル)50MA(106.1ドル)を大きく割り込み急落。
◆CRB指数:341.07(-17.56)50MA(358.48)についにタッチし大きく窓を開けて下落。
◆NY金:1470.0ドル(-45.9ドル)50MA(1453.64ドル)に接近する急落。
◆バルチックドライ指数:1314(+12)50MA(1400)をついにデッドクロスし更に下落中も5日連続反発。
◆シカゴCME(円建て):9750円(-280円)
-----2日の海外市況コメント-----
NY株もさすがに少し陰りが出てきました。経済指標のISM製造業景況指数の4月は0.8ポイント前月より低下し60.4ポイントに。ドル安で輸出は6ポイント上昇。そのドルインデックスも毎日小幅に下落しております。
VIX指数が結構大幅に上昇していることに注意。このところ下げすぎてはいました。
ビンラディンが死んだことで中東情勢の安定化が期待されるとのことで、原油や商品が下落。とりわけ、地政学的リスクに敏感な金が大きく売られております。
-----3日の海外市況コメント-----
ドル・インデックスは上げておりますが、円はスイスフランとともに他通貨に対して全面高。原油や金など商品の価格下落の流れは昨日から続いております。米国債も買われておりますので、いわゆるリスク資産からの逃避の動きが続いているようです。
市場は報復テロを市場は警戒し出しているようです。昨晩、フェースブックにもビンラディンの顔写真入りのスパム投稿が到達。この種の怪しい投稿はクリックしないことですが、筆者もつい仲間内のリンクだったのでクリック。すると原子力顔負けの連鎖反応が。。。
-----4日の海外市況コメント-----
さすがに、経済統計がいくら悪くてもグローバル企業の好決算を背景にして伸びてきたNY株も、ついに息切れ。あるいは小休止をやむなくされております。4日は雇用統計に先立つADP発表の給与名簿に基づく雇用者数が、予想値を2万人程度下回る179000人の増加に留まり、4月の非製造業ISM指数も52.8と前月より4.5ポイント低下し、これも予想を下回っております。
原油はもとより金・銀なども大幅下落。銀はジョージ・ソロスが売りに入ったという噂で、月末の1オンス49ドルから39ドルまで20%の下落です。30日には3時間ほどで一気に6ドル下がって、これで全財産を失った方々も続出とのこと。ゴールドも70ドルほどの下落ですが、こちらは4.4%ほどの下落にしかなりません。銀はこれの5倍の下落。1980年にハント兄弟が銀を買い占め、50ドル超えまで行きましたが、この後は急落しハント兄弟は破産。
ハント兄弟は金との価格差に着目したわけですが、今回シルバーは今年の初め27ドル近辺でした。この時ゴールドは1325ドル近辺でした。ちょうど銀の金に対する比率は2%程度。これだけ急落しても、その時点から金は+14%程度、銀は+44%程度です。まだ短期で見ると銀が上げすぎ状態ですね。この物差しをもっと長期で見るなら、長期に投資しないと間尺に合いません。
これは株についても同様に言えることです。この行き過ぎた上げ下げ、いわゆる株価の歪みは、必ず修正されるものですが、時間軸の取り方でいかようにでも解釈可能となります。短期投資であればその尺度で投下資金と回収時期を見計らわねばなりません。
それに今回のように、金も銀も大幅下落前は、更に値段をつり上げるような投機的な買いがありました。それも日足で見れば、トレンドに沿った綺麗な上昇曲線でした。ところが30分足だとまさに乱高下。この30分足の上昇に目が眩んで買いに入ることはよくあることです。しかし、この際はまさに1-2日が勝負となります。ここに有り金を全部はたいて入り込むのはまさに自殺行為となるでしょう。
-----5日の海外市場コメント-----
しかし、落ちるときは早いね。まさにつるべ落とし。我が世の春を謳歌してきた商品相場も一気下げ。原油100ドル割れ、金も1500ドルを大きく割れ、良いのはこれまで冴えなかったバルチック海運指数だけ。おまけに、6月の追加利上げ見送り観測でドルが6週間ぶりの高値を付けたにもかかわらず、円キャリートレードの巻き戻しで一時ドル・円が80円割れの円高。つまり、円高・商品安・株安のトリプルパンチに見舞われております。今日の日本の商品市場はストップ安続出必至。
5月に入ってあっという間に風景が様変わりですが、この商品下落のきっかけは、やはりジョージ・ソロスが金銀を1ヶ月かけて売ったという事実かも知れません。まだジョン・ポールソンは金は売っていない筈ですが、1国の経済すらメチャメチャにするのは簡単なソロスにその他大勢が追随したのも、まあやむを得ないでしょうね。
それに、この下落の最後?の引き金を引いたのは、米新規失業保険申請件数ですね。40万件をコンスタントに割れば、景気回復の証であったのですが、今回47万4千件にも急伸。
こうなると、経済指標の悪化にもかかわらず一杯に背伸びさせていた株式は、それまでの無理がたたってついに滑車から滑り落ちました。
日経先物も9750円にまで落ちておりますので、このGWにかまけていた日本市場も特売りからのスタートとなりそうです。