株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

休日のバッハ(8.7.10)

2010-08-07 08:42:07 | 休日のバッハ
今日の「休日のバッハ」は、有名なイタリア協奏曲の第2楽章アンダンテです。普通は、ハープシコードかピアノ独奏で演奏されますが、これをオーケストラの曲に編曲した盤が今週到着しましたので、そちらの方をご紹介します。

この盤は、「BACH METAMORPHOSES」というタイトルに惹かれて購入しました。メタモルフォーゼというのは、生物学で言う「変身」あるいは「変態」という意味です。さなぎから蝶への変態がその典型例ですね。

このことからも分かるように、本来ハープシコードやピアノ独奏用の曲を、YOAV TALMIというイスラエル生まれの指揮者が、オーケストラ用に「変身」させております。

ヴァイオリンとオーボエそれにファゴットに導かれた序奏の後、凛としてハープシコードが主メロディを奏でるところなど、大変良く「変身」できております。オーボエがこの世の不条理を、そしてファゴットがこの世の不確実性を暗示しているかのようです。それを跳ねのけて「変身」に導くのがハープシコード、といったところでしょうか。

「変身」状況をリアルに聴くには、この曲は、少し良い装置で鳴らした方が良いようですね。パソコンに接続した筆者の「タイムドメイン・ミニ」のスピーカーでは解像度が今一つでした。

なお、演奏時間の5分7秒というのは、不世出のピアニスト、リヒテルのピアノ演奏盤と1秒違いです。「変身」にはどうしてもこの位のゆったりとした時間の流れが必要なようです。

いつものようにここをクリックして、ウィンドウズ・メディア・プレイヤーでお聴き下さい。期間限定の公開です。
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市場概況(8.6.10)

2010-08-07 07:35:39 | 市場概況
8月6日(金)の市場概況です。 赤字部は7日朝の更新

◆日経先物:9620(+30円)OSC49%(+4%)4日の44%から切り返したか? RSIは+4%の49%。
◆日経平均:9642円(-12)円)OSC48%(-2%)4日のOSC44%、終値9489円から切り返しに転じたか? RSIは+9%の58%。
◆TOPIX:861(+4)OSC48%(-1%)4日のOSC43%、終値845ポイントから切り返しに転じたか? RSIは+9%の59%。
◆マザーズ指数:378(-2)OSC34%(-2%)29日のOSC59%、終値404ポイントから下落中。 RSIは+2%の38%。
◆ヘラクレス指数:601(+3)OSC53%(+2%)4日のOSC45%、終値597ポイントから切り返しに転じたか? RSIは+11%の61%。
◆ドル・円:85.49円(36銭の円安)OSC46%(+2%)27日の56%からは円高傾向継続中。RSIは-3%の41%。 更新
◆ユーロ・ドル:1.328ドル(+0.008)OSC64%(+3%)28日の55%から二枚腰発揮中。RSIは+2%の68%。 更新
◆USドルインデックス:80.34(-0.48)8月6日現在。200MAの80.65を下に突き抜ける。抜ければ50週移動平均の80.04までの下落はありうる。 更新 
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの):0.41125%(-0.00688%)8月6日終値。3月中旬から金利急上昇。ユーロ防衛策で一息つきその後再度上昇するも、5月25日あたりからのフラット状態から緩やかな下げ継続中。0.5%割れから更に低下中
◆ユーロLIBOR(3ヶ月もの):0.83438%(+0.00219)8月6日終値。6月末から上昇加速中。やっとわずかながら3日連続低下から再度上昇継続。まだユーロ圏銀行間での不安感ぬぐえず。 更新 
◆米10年債利回り:2.86%(-0.08)8月6日終値。5月始めの高値から5月末に金利下落傾向が鮮明に。3%前後でのもみ合い中。再度低下気味。トレンドの下限に近づく。 更新
◆10日高値移動平均値超の銘柄比率:35%(+3%)
◆10日安値移動平均値未満の銘柄比率:38%(-4%) 
◆NYダウ:10654ドル(-21ドル)OSC71%(+4%)6日終値。7月19日のOSC57%からまだ二枚腰発揮中。 更新
◆VIX指数:21.74(-0.36)6日終値。株は下がっても上がらず。 更新

今日は朝方のユビキタスにまんまと一杯食わされました。低OSCでの前日マイナス終了では、必ず翌朝には押し目が入ります。そこで前日安値を割り込むことも一般的。しかし、そのまま底に落ちるかと思って、なかなか浮上しないため、損失を少しでも少なくしようという心理が働き、今日のような損切りと相成る訳です。

ましてや、狙っていた6640第一精工が少々の押し目からの買い上がりの兆候があったため、こちらを3120円で仕込み、それが鰻登りに買い上がるのを見れば、冴えないユビキタスが重荷になり早く手放したいという欲求に負けたという次第。その後の前日安値水準を下から一気に抜いていった時は、もう戦意喪失状態。15万円超えで一気に飛び乗った方の勝ち。じっと見ていないとチャンスを逸しますね。

もう1つの持ち越しの2670ABCマートは、寄り後は一気に上がって調子が良かったのですが、この株のこのところの癖でじりじりと値を崩し、ついに買値の2650円もあっという間に売られる始末。ここは、その後の反発で2660円で手放しかろうじてプラス。ユビキタスの動きに関わっていなければ、もう少し上の方で利確していた筈。

今日は米雇用統計ですが、1つだけ持ち越しました。筆者がもっとも好きなテクニカルパターンを示していた7717Vテクノロジーです。394500円での引け際の買い玉の仕込み。

どうみても気持ちの良い切り返しの初動のパターンですが、逆張りの弱みとして、地合が悪いと負け犬同士ですから、お互いに組んずほぐれつの内輪もめからの内紛で、値を下げやすいということです。そうならないよう祈りたいものです。

NY株は7月の雇用統計が悪化したにもかかわらず、株価は大して下げておりません。VIX指数は逆に下がっております。民間部門雇用者は7ヶ月連続で増加していたり、平均賃金や労働時間も増えていることから、中身はそう悪くはありません。消費者信用残高(こちらは6月分)の減り方も、予想(53億ドル減)以下の13億ドル減です。今は強気のトレンドが続いているようです。FEDの追加緩和策が来週発表された段階で「売り」ということになるのでしょう。
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8月6日(金)のつぶやき

2010-08-07 02:27:29 | 株に出会う
10:13 from web
今日のモニタリング銘柄の一角、6146ディスコが大きな下げ。ここはLED切断装置の大手。豊田合成やスタンレー、TOWAなど軒並みダウン。アメリカでも関連銘柄が急落。LEDがどうも余りだしているらしい。
15:46 from web
しかし、6769ザインエレクトロニクスの下方修正は酷いですね。7月12日に上方修正してから1ヶ月も経っていないが、よく見ると、その時は売り上げが36%も落ち込み、開発費を絞り込むなどして無理矢理、中間の経常利益を「上方修正」したもの。これは一時しのぎの株価対策だったようですね。
21:48 from web
先ほど発表の米雇用統計の7月分、非農業部門の雇用者数変化は、-6.5万人の予測に対して、13万1千人減。失業率は9.6%の予想に対して9.5%。為替のドル・円は、一瞬のうちに1円ほど下落し85円の前半へ陥落。
by mariomariot on Twitter
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