埼玉 寄居町・深谷市・熊谷市 ピアノ教室Andante/アンダンテ

~「音楽は楽しい!」から「本物の音楽」へつながるレッスン~

コンサートパーティー2005

2009年09月09日 | グループコンサート
2005年9月10日(土)

午前中に、小学生以下の生徒たち向けのコンサートパーティー。

おやつタイム
ホットプレートでパンケーキを焼きました。

写真にあるプログラムの表紙が、ミッキーのパンケーキだったのは偶然です。
いや、「狙い」ということにしておきましょう

大きな子に、生クリームを泡立ててもらって、たっぷり乗せて食べました。

でも、普段こんなことをしないのであまり上手にできなくて、
生徒たちをヤキモキさせてしまいました。

1回くらい練習しておくべきだった



コンサートタイム

トランペット吹きの休日
  エレクトーンで演奏。
  鍵盤を1回押さえると、勝手に16分音符を4つ鳴らしてくれる機能を聞かせて、楽しんでもらった。

Oriental Wind
  「伊右衛門」のCM曲。
  子どもたちの大好きなジブリの音楽を手がけている久石譲さんの違う面を聞いてもらいたかった。

人生のメリーゴーランド
  「ハウルの動く城」のメインテーマ。
  子どもたちには、映画のタイトルをクイズにしましたが、みんな大正解!

最後の祈り
  加羽沢美濃さんが、映画「四日間の奇蹟」のために作られた曲で、何度弾いても感動して、鳥肌が立ったり、涙が出たり…。

風になりたい
  THE BOOMの代表曲。
  伴奏くんを相方にして、連弾した。

ショパン ノクターンop.9-2
  メロディーがどんなふうに変化していくのかを聞いてもらった。

ショパン ノクターンop.9-2(ジャズアレンジ)
  ノクターンのステキなジャズアレンジを見つけたので、原曲と比較して聞いてもらった。
  
ミッキーマウスマーチ
  加羽沢美濃さんのアレンジで、お気に入りの1曲。
  大人っぽいような、眠っちゃいそうな雰囲気で始まるので、どこでいつものミッキーに戻るかを探してもらった。


弾きたい曲、聞いてもらいたい曲がたくさんあって、全部で8曲になってしまった。

これは、さすがに多すぎた…。
曲紹介も含めたら、時間もけっこうかかってしまった…。

絞り込む必要があると反省。

でも、私の中にそれだけ「弾きたい」という気持ちが溢れていた証拠でもあった。

コンサートパーティーを始めて3年。

人前で弾くときに感じていた恐怖心が、少しずつ解けていた。


夕方から夜にかけて、大人のグループと、中学生以上のグループでもコンサートパーティーを行った。


当時、中学生だった生徒のお母様から、コンサートパーティー後にメールをいただいた。
(中学生以上は、生徒のみのコンサートなので、お家の方は聞きにいらしていない)

“今日のコンサートの様子を聞いたら、
 「先生の演奏に感動した。私もあんなふうに感動させられる演奏ができるようになりたい」と言っていました。”

なんて、うれしいことを言ってくれるのでしょう

私にはテクニックはないので、心を込めて演奏することしかできない。
それをこの子は受け止めてくれた、この子に伝えることができたことが、うれしかった。

この子が、私をゾクッとさせる演奏をするようになるのは、それほど先のことではなかった。

ピアノランド勉強会in池袋 第7回

2009年09月08日 | ピアノランド
2009年9月3日(木)池袋

第7回目のピアノランド勉強会は、1~6回までの講義を踏まえて、
疑問点や聞いてもらいたい曲を個々に持っていくクリニックが中心。


私が見ていただいたこと。

プレピ3、こっけんワルツ
   Q.歌詞も音名もない曲(図形で表されている曲)をどう歌わせるのがよいのか?

   A.その図形が分かりにくい子には、指番号でも、「下・真ん中・上」でもいいけれど、
     それをまるで歌詞のように音楽的に歌うとよい。


体の硬い子
   Q.体が硬いために、1の指のタッチポイントが理想的な位置になりません。
     その子の無理のない範囲にしておいたほうがいいのか?
     重要な部分なので、できるようになるまでやったほうがいいのか?

   A.理想的な位置でないまま進んでしまうと、やはりどこかで支障が出る。
     手を柔らかくする体操をしながら、少しずつ理想的な位置を求めていくように。


伴奏パート
   Q.ノリは合っているのか?

   A.ノリがいまいちと思っている部分は、指使いがスムーズでなかったり、左手への意識が甘かったりしているのが原因。

     …私は、指使いがうまくいなかいのは、練習が足りないせいと思っていたが、
      指摘の様子から、“うまくいかない指使いは、合っていない指使い”ではないかと思った。


もう一つ、指先を鍛えていると、手首や腕が硬くなってしまうことについて、アドバイスをいただく時間がなかったのだが、
ほかの方たちのクリニックの間に、気付いた。

プレピ2で、一番初めに指を鍛えるときから、脱力を常に確認していく必要があった!

  私が、指を強くすることだけに目が行っていたから、脱力ができないんだ!

  みんな、ごめんねぇ

  でも、あきらめずに、指の強化と脱力を並行させていきます!



そして昨日、ピアノランド事務局から、7回の受講を終えてのアンケートが送られてきた。

各項目が理解できたか、進度について、講師について、自分自身の変化、事務局宛のメッセージを書く。

知識や経験を与えただけでなく、こうして振り返る機会を度々与えてくださることが、すばらしい



このアンケートを書いていて、私自身が今、変換期であることを実感した。

ここ数年、さまざまな不安から、自分の一番やりたいことに蓋をしてきた。

でも、このところ、それを押さえつけることが難しくなってきている。

蓋を開けてみようかな

グループコンサート2005

2009年09月02日 | グループコンサート
2005年9月9日(金)~13日(火)

この年も、3日間で8つのコンサートを行った。

グループコンサートで、私も最後に1曲演奏する。

初めの1、2回は緊張するものの、8つもあるとさすがに慣れてくる


生徒たちは、演奏をする前に自分で曲紹介をすることになっている。

2004年は、「お友だちやお客様にたのしんでもらえるように、曲の様子が伝わるように、話し方や弾き方、曲順などを考えましょう。」と提案した。


2005年は、一歩踏み込んで「楽しんでもらえる工夫をしましょう」と提案。

つまり、演出を考えてもらうことにした


生徒たちには慣れないことなので、私がいくつか案を出して、選んでもらうこともあった。

生徒たちが決めた演出
テーマ“どうぶつえん”“世界一周”
作曲家について調べて発表する。
曲に合わせた洋服を着てくる。
エレクトーンのリズムに合わせて演奏。
お話を作る。
クイズを作る。
曲に合うプログラムを作る。       など


「ふしぎなポケット」を弾く子は、ポケットのついたプログラムを作ってきた。
お話を作った子は、ちょっと恥ずかしそうに、お話をしながら演奏した。

それぞれに、自分の弾く曲のことを考え、お客様に楽しんでもらえることをイメージすることができた。

レッスンとは違う一面も見えた。

演奏するだけでなく「コンサートを作る」楽しさを、生徒たちが感じ始めた気がした。


大人の方たちには、プログラムを作ることを強制していなかった。
なんだか、申し訳なくて…。

でも、この年、「よかったら、作ってみてください」と言ってみたら、3人の方が作ってきてくださった(写真にある3枚)。

それが、どれもステキで驚いた

パソコンがお得意な方は、パソコンで。
草花がお好きな方は、押し花入り。
絵の得意な方は、表紙に秋の絵を入れて(お名前が書いてあったので、写真に写せなくて残念)。

大人の方にも、こうして表現した気持ちがちゃんとあることがうれしかった

コンサートパーティー2004

2009年09月01日 | グループコンサート
2009年9月11日(土)

小学生向けのコンサートパーティーは、午前中に。
中学生以上と大人のコンサートパーティーは、夕方~夜に。

小学生の“おやつタイム”、この年は「おせんべい」。

よく買っているおせんべい屋さんに、自分で焼くセットがあったので、面白そうと思って準備。

火を使うものだったので、多少危険ではあったが、無事にみんなで楽しく食べられた

その準備や片付けも、みんな進んで手伝ってくれるので、ありがたい


“コンサートタイム”で演奏した曲は、

虫の声
   日本の歌。虫の声があちこちで聞こえてくるので、それを探してもらった。

涙そうそう
   私の大好きな加羽沢美濃さんのアレンジ。
   大人の方が増えたので、大人の方向けに。

トロイメライ
   クラシック。
   はじめてのグループコンサートでドキドキしながら弾いた曲だったので、もう一度、落ち着いて演奏したかった。

   作曲家の顔を印刷したカードを用意して、どれがシューマンか、当てさせた。

アメージング・グレーズ
   そのころ、ドラマで使われていたので、耳馴染みがあるだろうと思って選曲。
   R&Bのちょっと豪華なアレンジ。

「千と千尋の神隠し」メドレー
   ピアノ&エレクトーン
   
   これを一人でどうやって弾いたのか、記憶にない…
   ヤマハの発表会で、エレクトーンパートを演奏した気がするので、ピアノを録音して流したのか…?

   それも無理がある気がするので、エレクトーンを録音してピアノを弾いたのか…?

   DVDを見せながら演奏した。


ビビディ・バビディ・ブー
   ディズニー映画「シンデレラ」の曲をエレクトーンで演奏。
   ラテンのアレンジ。
   アフタータッチも出てくるので、生徒たちにも実際にやってもらって、エレクトーンの面白さを感じてもらった。


何を演奏しようか、どんな曲を喜んでくれるだろうか、と考えながら選曲するのが楽しかった。


子どもたちとの約束事は、
  “周りの子たちの迷惑にならなければ、そんな聞き方をしてもいい”
  
  寝転がってもいいし、ピアノの下にもぐってもいい。
  楽譜やピアノの中を覗いてもいいし、歩きながら聞いたっていい。

  ただ“先生がお話しているときは、静かに聞きましょう”ということにしていた。

ずっとそばで聞いている子もいれば、私のクイズを相談しながら聞いている子もいたし、
教室の隅でじっくり聞いている子もいた。

それぞれの聞きやすい、リラックスした状態で聞いてもらいたかった。


中学生~大人のグループでは、全曲演奏する時間は取れなかったので、選んでもらい、人気の曲を演奏した。


“気に入った曲投票”もしてもらった。

1位 「千と千尋の神隠し」メドレー
2位 ビビディ・バビディ・ブー
3位 トロイメライ、アメージング・グレース


“ゲームタイム”は、ミュージック・ビンゴ!

グループコンサートでは個人戦だけど、パーティーではいくつかのグループに分かれて行った。

とっても賑やかパーティーになった