初ボランティア

2015-11-23 19:07:23 | 日記
翌日は初めての場所に出かけるので

ストリートビューで何度も予習し

集合場所に指定の時間に到着できるよう

電車の時刻表と乗り換え経路の地図も確かめ

防寒対策の衣装チェックと

お弁当の用意も万全

なのに不安でイヤーな気分が胸に詰まっている

いやなら行かなければいいのに

自発的にまさにボランティアで参加する

ああ、この感じ、以前も経験がある

そう大学の実習に参加するときの気分にそっくり

ランドスケープデザインの実習はいつも外で

毎回違う指定場所に集合するのだった

しかも郊外の屋外だから自然に対する予防の心構えが要った

そして誰と会って何が行われるのか

自分はうまくやれるのか

非常に不安になっていた

今回はトレランレースのエイド休憩地でのボランティア
        

場所は埼玉県の丘陵地、天気予報では曇り16℃
        

募集していたのは雑誌の編集部担当のエイド

時間は朝十時から夜十時まで

ところが期日の直前にエイドの場所が大きく変更された(やな予感)

こらアテにならんわ

それで弁当付きとなっていたけれど自分でお弁当を持参した

案の定現場ではお弁当が届いていないとか

謝礼の日当は今日支払えないとか

そんなの想定内

エイドとはこんな感じ
       

夜になると投光器が照らされ、選手がヘッドランプをつけ

また別の華やかさが生まれる

ボランティアの仕事は
        

選手を誘導したり水の補給を手伝ったり

寒さ対策をしていたはずが寒くてたまらなかった

それは手袋をしてできる作業ではなく

12時間立ちっぱなしだったので体が温まる暇がなかったから

何年振りかの妙な疲れで頭も働かず喋れなくなっていた

そして何が残ったのだろう

また会いたいとおもえる誰かにあったわけでもなく

おいしいものや美しいものに出会ったわけでもない
        

しかしこれがどうなるかわかっている

こんなことでもなければ絶対に行くことのなかった場所

日本にはこんな場所もあるのだと何度も思い出すようになる

バブルの頃、怪しいコンサルタントに連れられて

ムラおこしのために地方のはずれに出向いたときとそっくり

トレランを通じて私は日本にはこんな場所もあると

知ることになった


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