アニーローリー

2019-11-20 20:20:26 | 日記
私には長い間さがしているものがありました

その一つは壁や天井に映る水影の名前でしたが

これはある人のブログから北原白秋が昼ネズミと言っていると知り

解決しました

もう一つは四十年前から気になっていた

アニーローリーの詩のことでした

アニーローリーは子供時代に見た宝塚で知り

出来れはその時に見た劇のストーリーも知りたいところですが

それは別にして そのアニーローリーを

中学の音楽の教科書では

赤い赤い丸いリンゴそしてちいさな妹よ

という歌詞で載せていたのを記憶していました

そのシンプルな歌詞が素敵でたしかサトウハチローだったと記憶し

アニーローリーサトウハチローで検索するのですが

出てきませんでした

それが昨日ステンカラージンの検索で

私の頭の中でもアニーローリーが邪魔したのに

ネット上でもステンカカラージンの動画の次に

アニーローリーが待機していたのです

それでアニーローリー歌詞で検索すると

 “赤い赤い丸いリンゴ

 そしてひとみに光る星

 年は五つ 歌の好きな
 
 天の使いのわが妹”

と出てきました

私は記憶違いをしていたのです

この歌詞は妹にという題で深尾須磨子が書いたものでした

もともとアニーローリーは英国の曲ですから

深尾がそれに訳詩というか詩をつけたのです

なんてすてきな詩でしょう 二番も書くと

 “いつもいつも 歌う小鳥

 そして元気にとぶ小鳥

 年は五つ 花の好きな

 天の使いの わが妹”

私は替え歌したくなります

 “白い白い丸い背中

 そして瞳に宿る力

 歳はいくつ グリを探す

 天の使いのわが文子

 いつもいつも よく眠り

 そして元気に鳴く美声

 歳は二十歳 水の好きな

 天の使いの わが文子”

深尾須磨子という人は大正時代から

何度も渡仏してコレットとも知己の間柄だったそうで

もっといろいろ読んでみようと思いました

こんな写真でした
        

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1 コメント

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Unknown (くみ 63才)
2021-02-27 11:28:00
感謝でいっぱいです😂🙏
私が5歳の時、3歳年上の姉が口伝えに教えてくれた人生で初めての歌で、ずーっとずーっと探していましたが一度も探し当てられませんでした。
なので、もしかしたら、姉が作って私のために歌ってくれたのかと思って、天の遣いだと歌ってくれたその事に感謝して、それに相応しい人になろうと思ってこれまで生きてきました。

今朝、その姉を知る方(昔同じ団地に一年住んでいた今78歳の北海道在住の方でつい最近53年年ぶりにご連絡があり)とLINEで動画の検索と転送の仕方をお教えするやりとりしていて、ふと思い出して、丸い丸い赤いリンゴで検索しましたら、フルバージョンの紹介サイトと、こちらのサイトが出てきました。
私と同じように探されてらしたんですね。

姉は優しく美しい声でこの歌を根気よく歌ってくれて、私は姉の口元を見ながら覚えていったことを思い出します。

姉は後に保育士になりましたが、何度も流産してようやくできた長女があと1週間で8歳になるという4月21日、41歳の若さで肺癌で亡くなりました。
前の年の12月、よく転ぶようになったので病院に行ったら、肺癌が既に脳に転移していてもう治療する事もできないと、3ヶ月の宣告を受けました。
姉は諦めていた大好きな桜も見られて、麻痺していたせいか肺癌にしては安らかな最期だったと、病院で看取った母が言ってました。

優しい優しい姉の思い出です🙏

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