あれよあれよ旅

2016-10-28 15:08:40 | 日記
海の向こうに見える島は?
        

はい、かの糸島半島です。朝乗ったANAの機内誌にも糸島の記事がありました

それで私はどこにいるのでしょう?

はい、博多湾に浮かぶ能古島です。檀一雄が暮らした島。
        

なぜそんなとこにいる?

はい、長くなりますがブログで9/30の「故郷の空」に書いたI家の方にお会いしたからです。

Iさんとはホテルオークラ福岡でお昼に待ち合わせました。
        

初めてお会いするI家のみどりさん、なんと99歳になられるのだと!

佐藤愛子風のきっと昔はかわいくてはなやかな美人だったと思われる方

館内の山里でごちそうになりました。

「これからの予定は」と聞かれたのでフリーだというと

「友人の車が迎えにきますのでママコノシリヌグイを見にいきましょう」

お友達はインテリアリフォーム会社の女社長Mさん。運転手は女性社員Wさん。

「今能古島に咲いているそうです」ヒャッ、そんなとこまで行く

なのに乗船場ではなくなぜか唐人町商店街へ
        

「ここはシャッター商店街でも珍しく生き残っています」

目的地はトーストしないで食べる食パン専門店で半斤もらいました
        

それだけでは終わらず縁台のあるカフェで休みコーヒーを(く、苦しい)
        

それだけでは終わらず近くで買った安納焼き芋をすすめられ(うーん限界)

次にお二人の共通の友人のギャラリーでのインド刺し子展に案内され

やっと乗船場に行くかと思いきや

「待って待って、アールグレイ紅茶入れたから飲んでって」

よし、99歳には負けられん、詰め込む

やっと商店街を後にして姪の浜の波止場へ

島までは10分のフェリー、なかなかいい気分
        

港には皆さんの共通のご友人Cさんが車でお出迎え
        

話を聞いていると島の有力者らしく、昔は何隻も船や船子を抱えていた家の人のようだった
        

わずかに残るママコノシリヌグイ生育地に案内され
        
        

コスモス畑に案内され、壇一雄の家まで連れて行かれ
        

でもアタシは途中で見た猫団子の景色で止めてほしかったあ

20匹くらいが固まって縁側に居る家があったので

「アーレー」と叫んだけどその意味を理解してもらえなかった

もう一度自分で行くにはあまりに色々まわったので不確か

最後に島の喫茶店でコーヒーとケーキ(もう何でも来い)

船を待つ間にわかったのは

Mさんは75歳、Cさんは74歳、なんて若いの!

せめて一匹でも写真に撮って
        

帰りの船で街へ戻る
        

で終わるわけはなかった

「夕食は天神の華都飯店に予約しましたから」は、はい

女四人、飲むは食べるは、店の人にあれこれ言うは

でもとうとう言えなかった

アタシの家にあったのは、ママコノシリヌグイではなく

イシミカワのようだとは





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