三連休

エアコンのある部屋にいてさえ

このありさま

外の猫はいくら日陰といっても熱風を避けられないだろう

容子のご飯は減っていません

動物園ではペットボトルに水を入れて凍らせたのを

動物のそばに置いていると聞き

私も作って容子のご飯のそばに置いています

容子の不快さを想像すると苦しくなります

どんな状況の時も笑える要素を探すことはできると思っているのに



昔母が動脈瘤で入院し何度も夜中に病院に呼び出されていたころ

帰りに乗ったタクシーのドライバーが

誰が入院しているのか、お父さんは元気なのかと聞いてきました

「ははっ、お母さんは具合が悪うてお父さんは元気、そらいかんですな、ははっ」

思いがけない反応に、思わず緊張がほぐれて私も笑ってしまいました

凝り固まっている不幸の一本道を

そうやってぐにゃぐにゃにする方法も

どっかにあるのかもしれない