goo blog サービス終了のお知らせ 

花梨(花)

2013-05-13 21:03:14 | 植物
二週間前の鴨川べりですが

色々な花が咲いていました

        
ナワシログミの実

        
ゲッケイジュの花

これは桜の花の散る様子
ではなくて
        
蜘蛛の巣にひっかかっていました

今工事中のホテルでは
囲いの外にこんなサービス
        
        

2013-05-06 00:41:33 | 植物
東京の街中でも
桑は結構見かける

荒地の緑の中で
普段は目立たないとしても
今の季節は
実をつけてその姿が知れる

桑というと思い出すことがある

京都の植物友達の
リンデンバームのシェフが
東京に引っ越したばかりの私に
つれづれのなぐさめとして
桑の枝を宅急便で送って下さったことがある

大粒で鮮やかな赤のグラデーションの実をつけた
健康な桑の枝
しかし「きゃっ」
と言って包みを閉じた
枝の中にカメムシがいたから

私はお礼の手紙にそのことを
書こうかどうしようかと迷った
そしてこう書いた

京都の桑と
京都のカメムシ
東京では貴重なものを
ありがとうございました

京都では東京ほどには
街中で桑をみかけることはない
町が整備されているからだ

ウバメガシ

2013-04-29 07:24:50 | 植物
北野天満宮でどんぐりを拾い
上を見上げたのに
どんぐりの木がない

その理由を知るまでに
何か月も時間がかかりました

以前シャリンバイのところで
似ている木として載せたウバメガシ
        
ちっともブナ科みたいじゃありません

でも今の時期は
        
バレバレです

神楽坂では通りの並木にしているところがあり
ひこ生えを生かして
こんな刈り方
        

ウバメガシって姥目樫と書くんだって

牡丹

2013-04-22 00:21:51 | 植物
細川護煕氏のエッセイ『ことばを旅する』に
島原の角屋で吉野太夫をまねて
牡丹の枝を火にくべて
香りを楽しんだという件がある

どんな香りだろうと興味をそそられたが
そのために牡丹を買う気にはなれず
丁度母の日に息子夫婦がくれた芍薬があったので
それが枯れるまで待ち
水分の抜けた枝をガスこんろで燃してみた

上等の紅茶のような品のいい香りがした

しかしやはり牡丹でも試してみたい
うーん

と思ったときに
飯田橋駅の近くの公有地で牡丹をみつけ
枝の一部をいただいて持ち帰り
またガスこんろで燃してみた


ちっとも香りゃあしない

吉野太夫も細川さんも
牡丹と芍薬を取り違えたんじゃなかろうか

        
こんなのはとっていませんからね

        
こんなのをいただいたんですっ


ちなみに
牡丹は木本で芍薬は草本

三つ葉

2013-04-15 00:46:44 | 植物
私が初めて認識したハーブは
三つ葉だったかもしれない
そのかわりセリには馴染みがない

三つ葉はうちの裏(勝手口のある側)に
いっぱい自生していた
ついでに言うと
「うちのうらからロケット発射げな」
と母がダジャレをよく言っていた
なに、最近の人は内の浦を知らない?

うちの裏の三つ葉ををよく見知っていたので
お店にある三つ葉が貧弱に見えた

野生の三つ葉は葉が大きい
丈は短い

したがって
お吸い物の文結びのような形にしにくい

いつもうちの裏で私は
なるべく小さい三つ葉を探して採っていた

写真は東京でみつけた三つ葉

ニワトコ

2013-04-08 00:43:11 | 植物
ニワトコは山野の木と思っていたら
庭木にしている家があったので
珍しくて写真に撮った

今の季節は
乗り物の中からでも
白い円錐花序の花が認められて
遠くからでもニワトコだとわかる

ニワトコの語源は
煎じて作るねばねばした塊が
接骨の湿布になるので
造木(みやつこき)から来ていると
すんなり納得できない説明がある

山の木だけども
使えるから
庭んとこにも植えとこ
って

ヒメツルソバ

2013-04-01 17:19:41 | 植物
タデ科ということは知っている
それであのほら金平糖みたいな

そこまでわかっていれば名前は調べられる
キイワードは「タデ科」と「コンペイトウ」

ヒメツルソバ
でした

それが実は
そうやってしらべたことは五回ほどあります
毎回すぐに忘れてしまいます
ネットで調べればわかる
と思っているものだから

忘れる理由はもう一つあります
好きじゃないから
なんとなく気に食わないから

ハマクサギのときもそうだったように
細工物みたいな
かたちがイヤなんです

さ、明日は忘れようっと

アカミオオシマ

2013-03-25 19:58:03 | 植物
ヤマザクラのことを調べていたら
オオシマザクラもその中の一つとわかり
オオシマザクラのことを調べていたら
駿河台匂はその中の一つとわかった

駿河台匂の形質の特徴は
旗弁があることだという
早速新宿御苑に行ったら
まだ咲いていなかった

ちょうど前日に
北の丸公園でアカミオオシマの旗弁を撮影したので
ここに載せます

旗弁とは
マメ科の花がとさかのような花びらをつけるが
それと似た
ふつうの花びらのおまけみたいな形をしている

アカミオオシマは四枚の花弁と旗弁を見せていた
アカミオオシマの名前の由来は
オオシマザクラなんだけど
実がおおぶりで赤いかららしい

キツネノボタン

2013-03-18 08:43:38 | 植物
小学校の頃
通学路の溝の縁に沢山咲いていたけど
近頃は全く見かけない
東京だから?

そう、この写真も九州で去年の今頃撮ったもの
        

「あれは毒です」
と厳しく母に言われ
見るのもおぞましいとおびえていた

母が何という名前で呼んでいたか忘れたのだが
父がキンポウゲというと
「違いますって」
とたしなめ、父は英文学者らしく
「バターカップバターカップ」
と逃げていた

でもバターカップもキンポウゲのことでは?

二つはよく似ているけど
私は一瞬で見分けられるよ

黒松

2013-03-11 20:26:45 | 植物
JRの四ツ谷駅と市ヶ谷駅の間の土手には
黒松の林があって
電車の中から眺めるのが楽しい

午後の日差しが幹の間をすり抜けて
地面を照らす時間帯は
特に美しい
ここはお濠の土手に植えたものだ

お濠といえば
福岡の大濠公園の中之島の松を
        

このように撮って
海のごとくに見せかけて
大学のレポートに
日本の風景として出したことがある
お濠の土手も日本の風景さ