榎の実をはっきりと見たのは
鴨川べりを散歩している時だった
拾って持ち帰り棚に飾っていた
それ以来エノキというと
鴨川べりの散歩を思い出す
榎の実は甘くて食べられると
つい最近知った
とても口にする勇気はない
ねえ、だれかー
榎というともうひとつ思い出すのは
場面とかストーリーとかではなく
榎の僧正という言葉の発音
これは徒然草に出てくる
”公世の二位の兄人に良覚僧正と聞こえしは
極めて腹悪しき人なりけり
坊の傍らに大きなる榎の木のありければ
人「榎の僧正」とぞいいける
此の名然るべからず
とてかの木を切られにけり
その根のありければ
「切杭の僧正」といひけり
いよいよ腹立ちて切杭を掘り捨てたりければ
その跡大きなる堀にてありければ
「堀池の僧正」とぞいひける”
徒然草にはいろいろな草木が出てくるので
連想にはよく登場する
鴨川べりを散歩している時だった
拾って持ち帰り棚に飾っていた
それ以来エノキというと
鴨川べりの散歩を思い出す
榎の実は甘くて食べられると
つい最近知った
とても口にする勇気はない
ねえ、だれかー
榎というともうひとつ思い出すのは
場面とかストーリーとかではなく
榎の僧正という言葉の発音
これは徒然草に出てくる
”公世の二位の兄人に良覚僧正と聞こえしは
極めて腹悪しき人なりけり
坊の傍らに大きなる榎の木のありければ
人「榎の僧正」とぞいいける
此の名然るべからず
とてかの木を切られにけり
その根のありければ
「切杭の僧正」といひけり
いよいよ腹立ちて切杭を掘り捨てたりければ
その跡大きなる堀にてありければ
「堀池の僧正」とぞいひける”
徒然草にはいろいろな草木が出てくるので
連想にはよく登場する