浦和1-0柏
昨日、ホーム開幕戦ということで埼玉スタジアムに行ってきた。
本当は昨年も3月12日に行く予定だったが、ご存知の通り前日に東日本大震災があり延期となったので見に行くことができなかったので2年ぶりのホーム開幕戦ということになる。
今回の観戦ポイントは新監督が推奨する3バックが機能するかどうかだ。
今、世界的に3バックを採用するチームは稀である。理由は3バックと言いながら、両ウイングがズルズルと下がり、実質5バック状態に陥るからである。結果、攻撃に人数が割けない。かつてのレッズもそうだった。エメルソン、ワシントンという強力FWがいた頃は良かったが、ワシントンが去った2008年からレッズの迷走が始まる。2009年からフィンケの下で4バックにし、パスサッカーを目指したが、昨年は最終節にやっと残留が決まるというところまで落ちぶれた。これ以上の低迷は許されない。サッカーの場合、野球とは違って降格があるからだ。
結論から言うと5バックにはなっていなかった。
特に右サイドの平川はかなり高い位置におり、時にはトップ下の柏木、原口と同じ高さまで上がっていた。
ボールが自軍がキープすると、ボランチの阿部が最終ラインまで下がり、槙野が左サイドバック、坪井が右サイドバック、センターバックに阿部・永田という、4バックにして攻撃を組み立てていた。「ボールをキープしたら阿部が下がり、槙野・坪井はワイドに広がる」というのが約束事のようだ。
左サイドの梅崎はこの試合、もっとも奮闘していたと思う。レッズの攻撃の多くは原口との左サイドで、守備では五輪代表の酒井に仕事をさせなかった。よくもまあ、これだけ走れるものだと感心したが、さすがに90分は持たず、浜田と交代した。
試合は後半に柏の猛攻にさらされたものの、何とか前半の1点を守り切り勝利。
柏木をトップ下に上げ、阿部・鈴木啓太のダブルボランチにして、守備を固めたのが結果としては大きかったが、レアンドロ・ドミンゲスのフリーキックがクロスバーに当たったり、GK加藤のスーパーセーブという好運もあったことを忘れてはならない。
攻撃陣も依然、不安のまま。デスポトビッチのゴールもジョルジ・ワグネルの不注意から生まれたもので、2試合180分で相手を崩してのゴールはない。デスポトビッチがこのゴールでエメルソンやワシントンのようになってくれればいいが、それは高望みというもの。
柏は外国人3人がピッチに立っていたが、浦和は1人。ポポは出場なし。マルシオにいたってはベンチ外。
昨日の他のJの試合で大宮のラファエル、C大阪のブランキーニョ、ケンペス、川崎Fのレナトが活躍したように、勝利には外国人の活躍は不可欠。だが昨日の試合を見る限り、マルシオが生きる場所はなさそうだ。
昨日のスポーツニュース、今日のスポーツ新聞では浦和の勝利が大きく扱われていて、それはうれしいのだが、まだまだ前途は多難のように思えてならない。まあ昨年、悲惨な目に遭っているので、余計に神経質になっているのかもしれないが…。
開幕戦負けて、ホーム初戦で前年王者を倒したまでの流れは昨年と一緒。次節はアウエーで札幌と。ここで、しっかりと勝ち点3を持ち帰らねばならない。

上からの写真なのでわかりにくいと思うが山田暢久。この日はベンチ外でスタンド観戦。同学年なんだよね。まだまだ頑張ってほしい。

レッズOBで内舘もスタンドで観戦していた。

リーグ戦・初ゴールのデスポトビッチ。どんどんゴール決めてね。

帰ってきた阿部ちゃん。

勝利したので「We are Diamonds」をサポーターが合唱

テレビでも取り上げられていたが、槙野の音頭で選手も一緒に歌った。

埼玉スタジアム、また来るよ。
昨日、ホーム開幕戦ということで埼玉スタジアムに行ってきた。
本当は昨年も3月12日に行く予定だったが、ご存知の通り前日に東日本大震災があり延期となったので見に行くことができなかったので2年ぶりのホーム開幕戦ということになる。
今回の観戦ポイントは新監督が推奨する3バックが機能するかどうかだ。
今、世界的に3バックを採用するチームは稀である。理由は3バックと言いながら、両ウイングがズルズルと下がり、実質5バック状態に陥るからである。結果、攻撃に人数が割けない。かつてのレッズもそうだった。エメルソン、ワシントンという強力FWがいた頃は良かったが、ワシントンが去った2008年からレッズの迷走が始まる。2009年からフィンケの下で4バックにし、パスサッカーを目指したが、昨年は最終節にやっと残留が決まるというところまで落ちぶれた。これ以上の低迷は許されない。サッカーの場合、野球とは違って降格があるからだ。
結論から言うと5バックにはなっていなかった。
特に右サイドの平川はかなり高い位置におり、時にはトップ下の柏木、原口と同じ高さまで上がっていた。
ボールが自軍がキープすると、ボランチの阿部が最終ラインまで下がり、槙野が左サイドバック、坪井が右サイドバック、センターバックに阿部・永田という、4バックにして攻撃を組み立てていた。「ボールをキープしたら阿部が下がり、槙野・坪井はワイドに広がる」というのが約束事のようだ。
左サイドの梅崎はこの試合、もっとも奮闘していたと思う。レッズの攻撃の多くは原口との左サイドで、守備では五輪代表の酒井に仕事をさせなかった。よくもまあ、これだけ走れるものだと感心したが、さすがに90分は持たず、浜田と交代した。
試合は後半に柏の猛攻にさらされたものの、何とか前半の1点を守り切り勝利。
柏木をトップ下に上げ、阿部・鈴木啓太のダブルボランチにして、守備を固めたのが結果としては大きかったが、レアンドロ・ドミンゲスのフリーキックがクロスバーに当たったり、GK加藤のスーパーセーブという好運もあったことを忘れてはならない。
攻撃陣も依然、不安のまま。デスポトビッチのゴールもジョルジ・ワグネルの不注意から生まれたもので、2試合180分で相手を崩してのゴールはない。デスポトビッチがこのゴールでエメルソンやワシントンのようになってくれればいいが、それは高望みというもの。
柏は外国人3人がピッチに立っていたが、浦和は1人。ポポは出場なし。マルシオにいたってはベンチ外。
昨日の他のJの試合で大宮のラファエル、C大阪のブランキーニョ、ケンペス、川崎Fのレナトが活躍したように、勝利には外国人の活躍は不可欠。だが昨日の試合を見る限り、マルシオが生きる場所はなさそうだ。
昨日のスポーツニュース、今日のスポーツ新聞では浦和の勝利が大きく扱われていて、それはうれしいのだが、まだまだ前途は多難のように思えてならない。まあ昨年、悲惨な目に遭っているので、余計に神経質になっているのかもしれないが…。
開幕戦負けて、ホーム初戦で前年王者を倒したまでの流れは昨年と一緒。次節はアウエーで札幌と。ここで、しっかりと勝ち点3を持ち帰らねばならない。

上からの写真なのでわかりにくいと思うが山田暢久。この日はベンチ外でスタンド観戦。同学年なんだよね。まだまだ頑張ってほしい。

レッズOBで内舘もスタンドで観戦していた。

リーグ戦・初ゴールのデスポトビッチ。どんどんゴール決めてね。

帰ってきた阿部ちゃん。

勝利したので「We are Diamonds」をサポーターが合唱


テレビでも取り上げられていたが、槙野の音頭で選手も一緒に歌った。


埼玉スタジアム、また来るよ。