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巨人・レッズ・チャーハン(2019年は和と動)

基本的には巨人応援ブログです。しばし更新していませんでしたがマイペースで再開。

プロ野球順位予想

2013-03-31 10:03:07 | 野球
28日のスポーツ報知の5面には評論家11人によるプロ野球順位予想が載っていました。

まずセ・リーグ。11人全員が巨人の優勝と予想。まあ、そうだろうね。新人の菅野が10勝して、新外国人のロペスが打てば間違いないでしょう。怖いのは怪我だけ。特に慎之助ね。

2位は阪神が6人と最多。西岡、福留の加入が大きいか。個人的には藤川の穴は大きいと思うけど…。
他では中日が2人、ヤクルトが2人、広島が1人。

最下位はやはり、と言っては失礼だがDeNAが7人と最多。他は広島が2人。そして意外なことに中日とした人が2人もいたことだ。5位に予想した人も3人もいる。K氏によると「中日はベンチと選手の一体感が感じられず、落合監督時代のようなここ一番での勝負強さもなくなった」としている。確かに和田・谷繁は40代。井端も今年で38歳、荒木は36歳になる。かといって若手の突き上げもない。ブランコ、ソーサ、ソトは他球団に流出し、新外国人も未知数。チームとしては転換期かもしれない。


一方、パ・リーグ。こちらは2人が楽天を1位にしたが、他の9人はソフトバンク。楽天を1位にした2人も2位に挙げており、下馬評が高い。昨年、あれだけ主力(和田・杉内・ホールトン・川崎)が流出したにも関わらず、3位に入ったことが評価されたのだろう。即戦力のルーキー・東浜巨がローテー入りできないほど戦力が充実している。

最下位はロッテが7人。オリックスが3人。ともに新監督を迎えたチームに対し厳しい評価だ。
意外なのは昨年の優勝チーム・日本ハムで最下位は1人だけだが、5位は5人もいる。
選手とのコミュニケーションを密にし、監督1年目から優勝を成し遂げた栗山監督だが、そういった手法が斬新に写るのは1年目まで。糸井が抜け、開幕投手の武田勝も負傷で約1か月離脱する。大谷の二刀流に対してチームメイトはどう思っているのか?2年目の真価が問われそうだ。


さてここで、わたしも順位予想をしてみよう。

【セ・リーグ】
1位 巨人
2位 どこでもいい
3位 どこでもいい
4位 どこでもいい
5位 どこでもいい
6位 どこでもいい

【パ・リーグ】
1位 どこ
2位 も
3位 が
4位 ん
5位 ば
6位 れ


こんな感じになりました。
週刊ベースボールの「2013 プロ野球シーズン展望」を読んだけど、巨人以外の球団のことはよくわからんので判断のしようがないです。


3連覇は難しい

2013-03-20 01:36:47 | 野球
日本1-3プエルトリコ

残念でしたね。短期決戦でしかも試合の終盤にあれだけのミスを犯しては取り返しようがない。なが~~いペナントレースなら取り返すことができるんだけど…。

三盗って当然、二盗よりも成功の確率は下がる。ゆえに「100%成功するという確信がなければ走るな」と言うのがセオリー。ワンヒットで1点の場面ではリスクを犯す必要はないわけだからね。
日本ベンチのサインは「行けたら行け」の選手任せ。台湾戦の鳥谷の二盗は成功して得点になったが、二盗と三盗を同じにしたのが失敗だった。悪いが両者では成功確率がまったく違う。たとえば、巨人の足のスペシャリストの鈴木尚広は昨年16盗塁しているが、三盗成功はゼロのはずだ(確かなデーターはないが…)。

尚広が代走で1塁に出た場合、「いつでも走っていいよ」というのが暗黙の了解になっている。が二塁に盗塁した後は動いたのは記憶がない。なぜなら、三盗はそれだけリスクが高いし、打者がヒットを打てば一気に生還できる脚力を尚広が持っているからである。

「セカンドにランナーが進んだ時のサインの徹底」
これは4年後の大会ではしっかりしてほしいと思う。じゃなければ、この敗戦が意味を持たないものになってしまうから。

敗れたとはいえ山本監督以下、選手を責める気にもなれない。
3連覇というのはそれだけ難しいのである。記憶に新しいところでは北島康介がオリンピックで3連覇はできなかったし、谷亮子も3連覇はできなかった。あの神様ことマイケル・ジョーダンは二度の3連覇を達成しているが、3連覇の年はかなり苦労している。

正直、アメリカ(ベスト4)に行ったことで十分だと思う。願わくば、ドミニカと戦いたかったが…。
選手には「お疲れさん」とは言わない。29日からペナントレースが始まるからね。


今回のWBC。私は一歩下がった目で見ていた。第1回はやっと野球にもサッカーのW杯のような大会ができたと喜び、そしてまさかの優勝。で09年は監督に私が大ファンである原さんになったから、何が何でも優勝をと、食い入るようにテレビにかじりつき、声援を送った。結果、優勝。

「さあ、今回も」とはならなかった。私のブログ仲間も書いていたが、精神的に持たないからである。
巨人から7人もの選手が選ばれたが、「頼むから怪我だけはしてくれるな」と願う方が、日本の勝利の欲求よりも上回っていた。こう思っていた巨人&原辰徳ファンは多かったのではないか?
メジャーリーガーもチームからの無言の圧力で誰一人として参加しなかった。なんとなく日本人の野球選手&ファンが一つになれなかった。その辺りにも敗因はあるのかもしれない。

アメリカ行き決定

2013-03-11 22:38:13 | 野球
日本16x-4オランダ

アメリカ行き(ベスト4)決定



鳥谷の先頭打者ホームランで先制すると、松田が、内川が、稲葉が、糸井が、締めは坂本と何と6本ものホームランが飛び出し、オランダを7回コールドで粉砕した。
今まで貧打に苦しんでいたチームがこれだけ派手に打ち勝つんだから野球というスポーツはわからないものである。しかも戦前の予想では、「日本が負けたキューバをも倒したオランダに勝てないだろう」という雰囲気もあったから、なおのこと驚いている。

スモールベースボールを掲げる日本が猛打で大勝。ボクシングでいえばミドル級のボクサーがヘビー級のボクサーに打ち合いで勝ったようなものである。いや~、凄かった。
ホームランが1試合に6本出るのはよくあることだが、ソロ・2ラン・3ラン・満塁弾とすべて出るのは、かなり珍しいのではないか?

打線は試合ごとに日替わりで、当初の1番長野、3番坂本のジグザグ打線ではなくなってきているが、これでようやく固定できそうだ。これだけ上手くいったのだから代える必要はまったくない。代えたら監督の能力を疑うよ。


投手では先発のマエケンが完璧だった。この日は審判が原点ともいうべき、外角低めをことごとくボールと判定し、苛立ったと思う(見てる方も苛立った。気分悪いわ。あれがボールならピッチャーはどうすればいいんや)が、スライダーのキレが抜群で、オランダの打者をきりきり舞いさせた。あの出来ならメジャーでも抑えられる。

マーくんの調子が上がらない中、ようやく1本の柱ができた。打線が機能し、投手に柱ができて、山本監督は試合後の寝つきは良かっただろう。これでベスト4進出が決まった。私は以前に

火中の栗を拾った山本浩二を責めないで

とお願いしたが、それはもしかしたら第2次ラウンドで敗退するのではと危惧したからだった。
だがそれは杞憂に終わった。とりあえず最低限の結果は出したと思う。
あとはアメリカに行って、超・ヘビー級のドミニカと対戦することができれば…。結果がどうであれ、そうなれば満足である。




歴史に残る死闘 井端が「神」に見えた

2013-03-09 13:46:34 | 野球
日本4-3台湾

いやあ、凄まじい試合だった。歴史に残る死闘だったといっていい。
試合時間4時間37分。両軍選手に拍手である
金曜の夜ということもあり、多くの観客が残っていたが、おそらく家に帰れなかったのではないだろうか?タクシー会社、近隣のホテル・ネットカフェにはウハウハだったに違いない。

試合は終盤、激しく動いた。8回表に日本が2対2の同点に追いつくが、その裏に台湾が3点目をあげ、なお無死1・3塁。ここで1点でも取られていれば終わりだったが、山口&沢村が無失点に抑える。

9回表、ランナーを1塁に1人出すがあとアウト1つまで追い込まれた。崖っぷちである。
だが日本は諦めない。まずは鳥谷が盗塁。相手ピッチャーの陳鴻文のモーションが大きいといはいえ、アウトになれば試合終了で何を言われるかわからない状況でよく走ったものだ。ベンチからのサインは「行けたら行け」だったから、事実上、単独スチール。よほどの覚悟がなければできない業である。

そして、すかさず井端がセンターへ同点タイムリー

井端が「神」に見えた


瞬間だった。そう思った人は多かったのではないだろうか?普段はなかなかアウトにならず、憎たらしい存在であるが、味方にすれば何と頼もしいことか。この日は2番セカンドで3安打。合宿当初は当落線上にいたはずの男が、この大会のラッキーボーイになりつつある。ショートが本職だが、2010・11年はセカンドをやっていたので守備に問題はない。

台湾もよく頑張ったが、10回表、日本が無死1・2塁となった場面で投入したのがリン・イーハウ。巨人に在籍はしているが、昨年はずっと2軍暮らし。先発はかつてヤンキースに在籍していた王健民が投げ、6回を無失点に抑えるなど継投で繋いできたが、最後の最後で格が1つも2つも下の投手を出さざるを得なくなってしまった。

当然、日本ベンチは彼の実力は知っているから、飲んでかかられ、犠牲フライで1点に抑えるのがやっとだった。
勝った日本は10日にオランダと対戦。とはいえ、このオランダは日本が完敗したキューバを力でねじ伏せているだけに高い壁となって日本の前にそびえるだろう。
台湾戦は長野・松田をベンチスタートにするなど、当初の理想のオーダーとはだいぶかけ離れている。短期決戦は選手のやりくりが難しいだけに、ベンチワークがキーとなりそう。
今のところ、SNSでは山本監督の評判はあまり良くないが、ギリギリの所で踏ん張っている感じだ。



火中の栗を拾った山本浩二を責めないでほしい

2013-03-01 20:26:39 | 野球
明日、2日に第3回WBCが開幕する。
日本の前途は決して良好とは言えない。打線が機能せず対外試合で広島&阪神の単独チームに完封負け。オーストラリア戦には連勝したものの、田中将大、前田健太のWエースの出来はあまり良くなかった。
さらに松井稼頭央が腰痛、長野も腰の張りを訴えただけでなく、ナント大黒柱の阿部までもが右ヒザの違和感で28日の巨人戦を欠場した。今日は通常の練習メニューをこなしたというが、明日(ブラジル戦)、明後日(中国戦)は欠場するかもしれない。無理をする相手でもないしね。幸い、控えの相川は好調のようだし。

今回のWBCに関しては国内の世論は「最低でも優勝、最高でも優勝」(YAWARAちゃんのパクリみたいだが…)という風潮で3連覇が至上命題のようになっている。
だがちょっと待ってほしい。06年も09年も決して楽勝で優勝したわけではない。特に06年は2次リーグでアメリカと韓国に敗れ、敗退濃厚になったが、アメリカがメキシコに負けたことで、準決勝進出が決まるというチョー幸運に恵まれるということもあった。そう、まさに「神風」が吹いたに過ぎないのだ。
実際、サッカーのW杯でも3連覇したチームはいないはずだ。

こうした、とてつもないプレッシャーのかかるチームの監督などは誰もが「引き受けてたくない」というのが人間の本心だろう。
勝てば英雄だが、負ければ犯罪者扱いになるからである。それは北京オリンピック後の星野バッシングで証明済み。
なので最初にオファーがあったとされる秋山・現ソフトバンク監督はかたくなに就任を固辞。恩師である王貞治氏の説得にも首を縦に振ることはなかった。(実際、代表と所属チームの掛け持ちは無理があるので理解はできる)

困ったNPBは山本浩二にオファーをした。かつてのミスター赤ヘルも66歳。同じ年の人は定年を迎え、年金生活を送り始める年。何も好き好んで「戦場」に駆りでなくてもいいが、「光栄なこと」と就任を受諾した。この事はもっと称賛されるべきであるし、日本の野球関係者・ファンはもっと感謝と尊敬の念を持たなければならない。

ゆえに、「なんで山本浩二なの。実績なんてないじゃん」とぼやいた野村克也ははっきりいって人間のクズである。確かにノムさんの野球理論はスゴイし、著書を読むと「野球ってこんなに奥が深いんだ」と感心させられるが、ひとりの人間としてどうなのよ?年齢的にも球界のご意見番的な立場なわけだから、エールを送らないと。

まあ、率直に言って、今回のWBC、優勝の確率は相当低いと思う。仮に結果が悪くても、これだけはお願いしたい。

火中の栗を拾った山本浩二を責めないでほしい

と。さて、結果はいかに。
個人的には、結果がどうあれ、ドミニカとの戦いが見たい。過去2大会は対戦がないからね。メジャーで化け物みたいな体して豪快に打つのってドミニカの選手が多いでしょ。そういう超パワフル野球と日本のスモールベースボールが戦ったらどうなるか?想像するだけでわくわくする。そのためにも2次ラウンドは突破してアメリカに行かないとね。応援するよ、侍ジャパン




やっぱプロってスゴイわ(゜-゜)

2013-02-24 23:38:01 | 野球
巨人2-1楽天

オープン戦2戦目で初勝利。注目の菅野が3回を無失点。
ですが今回はその事には触れません。この試合で一番印象に残ったシーンについて書きましょう。

7回表、楽天の攻撃。ランナーが出ると代走にルーキーの島井寛仁を起用した。彼は沖縄出身。両親も観戦に訪れていたようで、そのあたりを配慮して出場させるのがいかにも人情派の星野監督らしい。すると、レポーターからこんな情報が入った。

この選手、とにかく足が速くて、昨年の社会人時代には58回の盗塁をすべて成功させています

と。当然ベンチからも「走れ」のサインが出たのだろう。自分の武器である足を披露するべく盗塁
しかし、あえなくアウトとなった これを見た瞬間、

やっぱプロってスゴイわ(゜-゜)


って思ったね。しかも笠原&加藤のバッテリーだからね。お世辞にも一流選手とは言えないバッテリーでもきちんと刺す。素晴らしいね島井にしてみれば「うわ~、マジかよ」って感じでしょ。「井の中の蛙、大海を知らず」とはまさにこの事だ。

でも島井にすれば良い肥やしにしなければならない。盗塁というのは、ただ単に速いだけじゃ成功しない。リードの幅、スタートの速さ、相手投手の癖を見抜く洞察力。これらが伴っていないと成功しないのだ。幸い、チームメイトに昨年の盗塁王で足のスペシャリストである聖沢諒がいるので、どんどん吸収すればいい。

ちなみに、この島井という選手を調べてみたら異色の選手だということがわかった。
中学時代には100メートル11秒台の俊足を買われ、野球部でありながら陸上の大会に出場し、3年生の時には走り幅跳びで6メートル81センチを記録。これはいまだに県の中学記録となっている。

高校卒業後、熊本の社会人チームでプレイしていたが、生活のためスーパーで働きながら野球を続けた苦労人。
最近は育成から2億円選手になった山口(巨人)や、独立リーグから首位打者を獲得した角中(ロッテ)のようにシンデレラ・ストーリーを歩む選手が出てきている。ちなみに2人ともWBCの日本代表だ。
もちろん島井にもその可能性がゼロなわけではない。174センチと体格には恵まれていないが、赤星憲広(元阪神)のように、170センチなくても活躍しているせんしゅはいる。今日は地元で見事に赤っ恥をかいたわけだが、さて今後どうなるか?


菅野、23日に好投した宮国に関してはまたの機会に。


ウェーブしてる場合じゃない!

2013-02-23 23:14:26 | 野球
日本3-2オーストラリア

2点を先制され、その後も点が入らずイヤ~~な展開だったが、相川が逆転3ランを放ち辛くも勝利

相川の3ランが出た後、客席からは今までの鬱憤が溜まっていたのかウェーブが起きていたが、私に言わせれば、

ウェーブしてる場合じゃない!

と言いたい。
スタメンの1~6番はノーヒット。特に長野の5タコと坂本の凡打の内容が悪すぎるのが気になる。
7番・中田はヒットを1本打ったが、バットが下から出過ぎ。あれでは確率(打率)は上がらない。ガニ股打法にしたり、すり足にしたりと打撃フォームが固まっていない感じで多くを期待するのは酷だなと感じた。

逆転3ランを打った相川は見事だが、彼は本選でどれだけ出番があるだろうか?
確かに短期決戦ではラッキーボーイの存在は不可欠だけど、壮行試合で出てこられてもね。やっぱりレギュラーがどっしりしてこそのラッキーボーイだから。

だから今日の収穫は杉内・能見・牧田の3人の好投と「勝ったこと」。それだけ
野手に関しては赤点で、課題は山積みだね。まあ、その辺は山本監督もわかってるでしょう。試合後のコメントでも「打線が機能しない…」と言っていたしね。



さて、今日のオーストラリアの外野の守備位置はなかなか面白いなと思った。
右打者が打席に入るとレフトがかなり極端に左中間寄りに守るのだ。逆に左打者の時はライトが右中間寄りに守る。つまりライン際をかなり開けるのだ。「そんなに引っ張りはしないだろう」という思惑のようだ。
現にこの守備位置のおかげで日本はヒットを3・4本、損している。

確かに2塁打はライン際のヒットより、左中間・右中間を抜けるケースの方が多いと思う。
オーストラリアまで極端にとはいかないまでも、右の長距離打者の時は左中間を詰める、という方法は有りだと思った。
仮にライン際に打たれても、この手の選手は足が遅いので3塁まで行かれる心配はない。

逆に左打者の時にライン際を開けると、3塁まで行かれる可能性があるので、こちらは厳しいか?

侍ジャパン28名決定

2013-02-22 22:46:19 | 野球
20日にWBC登録メンバー28名が決まった。落選したのは、

山井・浅尾・大島・聖沢・村田

の5名。16日の投稿での予想で当たっていたのは村田だけでした。サードは松田で行くということでしょう。有事の際には松井稼頭央、鳥谷がサードを守れるし、妥当な決断だね。村田にはこの悔しさをバネに巨人で暴れてほしい。

外野手は大島・聖沢の2人を外したことで5人態勢となった。これは予想外。
特に大島は必要な戦力だと思うんだけどね。左肘が万全ではないらしいけど、角中よりは打つ(昨年のCSでは、ほとんど出塁していた印象)し、守備力は雲泥の差だからね。いざとなったら稲葉を外野に回すのかな?

浅尾は右肩の状態が上がらず、ついに実戦で登板することはなかった。本人も悔しそうだった。彼の場合、明らかに落合政権時に酷使された影響だね。となると、山口も心配だよ。

前回経験者はわずか8人。うち主力だったのは杉内・稲葉・内川の3名だけで、ずいぶんメンバーが入れ替わったという印象。
「優勝以外は失敗」みたいな雰囲気があるけど、06年も09年も大苦戦の末の優勝だった。ほんの紙一重の差だったに過ぎない。
過剰な期待はせず、純粋に侍たちを応援してほしい。

最後に、メンバー発表がされた日に阿部の音頭で選手だけで決起集会が開かれたが、そこには落選した選手もきちんと参加していた。素晴らしいことだと思う。
前回、村田がケガで離脱した時には事前合宿で落選した栗原が緊急招集されるということもあった。
落選した選手が、気を落とさず、メンバーの一員という心構えでいてくれることを切に願う。


落ちるのは誰か?

2013-02-16 21:16:06 | 野球
投手(15名)
18 杉内 俊哉(巨人)
26 内海 哲也(巨人)
47 山口 鉄也(巨人)
15 沢村 拓一(巨人)
29 山井 大介(中日)
22 浅尾 拓也(中日)
20 前田 健太(広島)
16 今村  猛(広島)
14 能見 篤史(阪神)
35 牧田 和久(西武)
11 涌井 秀章(西武)
50 摂津  正(ソフトバンク)
28 大隣 憲司(ソフトバンク)
21 森福 允彦(ソフトバンク)
17 田中 将大(楽天)

捕手(3名)
10 阿部慎之助(巨人)
2 相川 亮二(ヤクルト)
27 炭谷銀仁朗(西武)

内野手(8人)
25 村田 修一(巨人)
6 坂本 勇人(巨人)
3 井端 弘和(中日)
1 鳥谷  敬(阪神)
41 稲葉 篤紀(日本ハム)
5 松田 宣浩(ソフトバンク)
46 本多 雄一(ソフトバンク)
7 松井稼頭央(楽天)

外野手(7人)
34 長野 久義(巨人)
8 大島 洋平(中日)
9 糸井 嘉男(オリックス)
13 中田  翔(日本ハム)
24 内川 聖一(ソフトバンク)
23 聖沢  諒(楽天)
61 角中 勝也(ロッテ)



以上33名がWBC日本代表候補メンバーである。だが登録は28人までなので、この中から5人が落選することになる。
最終メンバー28人は18日(明後日)には決まる。ずいぶんと短い時間に首脳陣は結論を出さなければならないが、ここでは落選メンバーを予想(といったら失礼になるが)したいと思う。

前回(09年)は投手13名、捕手3名、内野手6名、外野手6名だったが、今回も同様の人数だろう。
投手は2人外れることになるが、左腕は杉内、内海が先発、森福、能見が中継ぎで当確。大隣は筆頭候補となりそう。
右投手では実績でいえば今村が外れの筆頭候補だが、今日の報知には守護神候補の浅尾の調整が遅れているとのこと。涌井も危ないかもしれない。

捕手は3名は全員当確。
外野手は角中が外れるだろう。守備に不安があるのと、活躍したのが昨年1年だけというのもネックだ。
で、一番悩むのが内野手。ここは2名落とさなければならない。
外れるのは村田と井端かな。松井を残したのはスイッチヒッターであること、メジャーを経験しているから。
村田を落とすと右の長距離砲は中田1人になるけど、日本はスモールベースボールだしね。

というわけで私の予想は大隣・今村・村田・井端・角中の5名だ。

だがこれはあくまで予想。前回は国際経験が豊富な和田(当時ソフトバンク)が落選したり、絶対に外れると思っていた亀井(巨人)が残ったりとわからないものである。今頃、首脳陣は頭を悩ませているだろう。つらい作業だね。


電撃トレード

2013-01-26 10:41:19 | 野球
糸井、八木⇔木佐貫、大引、赤田


いやあ、「電撃トレード」とはこの事ですな。ツイッターで第一報を知った時は目ん玉が飛び出るかと思ったわ(汗)
糸井といえば2009年から4年連続3割20盗塁&ゴールデングラブ賞の名外野手。当然、3月に行われるWBCの日本代表候補に入っている。日本ハムということであまり注目されていなかったが現在、日本球界で最高の外野手だろう。

そんな選手がトレードされたのだ。驚くな、という方が無理である。
ではなぜ日本ハムが同一リーグであるオリックスにトレードしたかというと、契約更改の席で今オフにポスティングを使ってのメジャー挑戦を球団に申し入れたことにあるらしい。1軍定着6年目で出ていかれてはたまらないと球団は不信感を募らせ、放出に踏み切ったという。

日本ハムはかつてダルビッシュをポスティングでメジャへ送りだした過去があるが、ダルでさえ7年はプレーした。落札額は何と5170万3411ドルで松坂を上回った。
だが日本人野手の評価は下降線の一方で、ダルと同じ年にポスティングで移籍した青木宣親の落札額はわずか250万ドル。ダルのわずか5%である。おそらく糸井に対しても大差はないだろう。

それならばと放出したわけだが、ホント思いきったことをしたものだ。オリックスもまさか糸井を獲れるとは思いもしなかったろう。
一見、オリックスに理があると思われる今回のトレードだが、私はそうは思わない。
木佐貫が二桁勝つだけの能力がある(能力はね。でも優しすぎるのこの選手。悪く言えば精神的に弱い)し、何より大引を獲れたのは大きい。日本ハムのショートは金子誠だが、今年38歳になる。日本シリーズではひざ痛がひどく、打って1塁へ走るのでさえキツそうだった。その点、大引は現在28歳。野球選手としては脂がのっている年齢である。ちょっと打撃が弱いのがネックだが…。

それにしてもドラフトでの大谷強行指名といい、今回のトレードといい、オフのストーブリーグは日本ハムの圧勝だったね。

ちなみに、ツイッターでは「糸井トレードの衝撃度を野球ファン以外にわかるように表現してくれ」というハッシュタグをつけた投稿で大いに盛り上がった。面白いものをいくつか紹介しよう。


モスバーガーで、100円マック発売
大島優子、ももクロに移籍
「相棒」でまさかの杉下右京のほうが交代
古畑任三郎が特命係にやってくる
コナンたちが旅行に出かけたけど、事件も何も起きずその回終了
中居正弘が東京ドームソロコンサート開催
木村拓哉、吉本興業へ移籍
壇蜜、NHKに出演
埼玉県庁の川内くんが旭化成へ
中国、日本に謝罪
もこみちがオリーブオイル使うのをやめる
ダウンタウンととんねるずが共演



などなど。

まあ、それくらいの衝撃的トレードでした。