goo blog サービス終了のお知らせ 

巨人・レッズ・チャーハン(2019年は和と動)

基本的には巨人応援ブログです。しばし更新していませんでしたがマイペースで再開。

東海大四・西嶋投手の超スローボールで一騒動

2014-08-22 04:35:44 | 野球
熱戦が続く甲子園の高校野球。
そんな中、東海大四高の西嶋亮太投手が投げた推定50キロ台の超スローボールがちょっとした騒動となってしまった。

元アナウンサーはツイッターで「ダメとは言わないが、少なくとも投球術とは呼びたくない。意地でも。こういうことをやっていると、世の中をなめた少年になっていきそうな気がする」とコメント。これに批判が集中し炎上。元アナウンサーが「言葉の使い方を誤った」と謝罪する一幕があった。
海の向こうのアメリカではダルビッシュが「一番難しい球」とコメント。DeNAの三浦大輔は「議論になること自体おかしい」とプロ選手は一様に肯定している。

私も肯定派。小学校の頃、投手をしていたが、私の投げるボールは遅かった。かといって速いボールを投げると「打ち頃の球になってしまうから遅くていい」と監督に言われた。そこで小さいながらも考えたのがスローボール(カーブではない。変化球は少年野球では禁止)だった(西嶋投手ほど緩くはないが…)緩急の差は20キロくらい。ただし監督からは1打席で2球以上投げるなとは言われた。目が慣れてしまうからだろう。こうして騙し騙し投げ、相手を抑えていった。

日本ハムの栗山監督が言うように「150キロを超えるストレートを投げれるなら、このボールを使う必要はない」
西嶋投手の体格に恵まれておらず(168㎝・59キロ)、ストレートは130キロ台。そこで編み出したのがこの超スローボールなわけだ。ちゃんと考えて投げているのだ。これも立派な投球術。

だいたい甲子園に出場するほどの高校球児が「世の中をなめきる少年」になるはずがないだろう。野球というスポーツは「球道、即、人道」という言葉があるように、野球がうまくなるのはもちろんだが、まず人として一流になれということを徹底的に叩きこまれる。戦いの場・グラウンドに皆で挨拶するのは野球くらいだろう。この元アナウンサーには

野球人を舐めるな!


と言いたいね。



敵ながら見事な粘り(鳥谷敬)

2014-08-16 09:42:40 | 野球
いいバッターというのは2ストライクまでは取らせても、3つ目のストライクは簡単に取らせない。これは10日に東京ドームに行き、中日の大島洋平を見て再認識した。そして14日の試合。同じく好打者の阪神・鳥谷敬も魅せた。

1対4と3点ビハインドで9回1死無走者で打席に立った鳥谷。マウンドは巨人のクローザー・マシソン。3ボール2ストライクまで行ったが、ここから粘りに粘った。変化球には体が泳ぎながらも何とかバットに当てファールにし、150キロを超えるストレートにはバットに当てる。最終的にはレフトフライに倒れたが、10球以上投げさせた。敵ながら見事な粘りである。

この粘りをセンターで守っていた大田泰士、ライトの長野はしっかり見ていただろうか?
2人に共通して言えるのは、この粘りの無さ、3つ目のストライクを簡単に取られるということである。
この粘りを見て、何かを感じなかったら、大田は1軍で生き残れないだろうし、長野は日本を代表する選手になれないだろう。

長野に関しては原監督から「坂本と共に巨人を引っ張ってほしい」と期待をかけられている。もうそういう位置にいるのだ。いつまでも阿部におんぶに抱っこでは困る。

片や鳥谷は今や阪神の看板選手。キャプテンを務めている。彼もそのうち2000本安打を達成するだろう。

ラッキーカードの特典が届いた

2014-08-09 22:44:54 | 野球
7月17日にプロ野球チップスを買ったらラッキーカードが出たことを書いたが、その特典が今日、届いた
まずは48枚入りのカードホルダー。スターカードはこのホルダーに保存しようと思う。


ラッキーカードは2枚。まずは巨人のキャプテン・阿部慎之助。角度を変えると打撃フォームを最初から最後まで見ることができる。



2枚目は日本ハムの中田翔。大阪桐蔭時代は1年生から甲子園に出場し、活躍したが、プロに入団してからはそこそこの活躍はしているものの、清原ほどのインパクトを残せていない。このカードの価値を高めるような活躍(何かタイトルを獲得するなど)をしてほしい。



高校野球について思うこと

2014-08-09 06:25:11 | 野球
予定では9日に全国高校野球大会(甲子園)が開幕する(おそらく雨で中止だろうが…)
その高校野球である改革が行われようとしている。それがタイブレーク制度の導入だ。9回になっても決着がつかない場合、延長戦は無死2・3塁や満塁から試合をスタートさせるというもの。こうすることで早期の決着を生むことができ、選手、特に投手を守ることができる。

実はこの制度、私も少年野球時代に経験がある。無死2・3塁からバッター3番からスタートというルールだった。(相手の3・4番が強打者でピッチャーだった私は「おいおいおい」と思いながら投げたものだ。試合は1点差で負けた。しかも最後の打者は私だった)

デメリットとしては2006年の夏の決勝のように斎藤佑樹(早実、現在日本ハム)と田中将大(駒大苫小牧、現ヤンキース)のような壮絶な投げ合い(延長15回で引き分け再試合)のようなドラマチックな試合はなくなる。

私の個人的な意見としてはこのタイブレークシステムの導入には賛成。
例えば「熱投・200球完投」「2日で500球投げ抜いた」などというのはさぞ‘美談’のように聞こえるが、真夏のクソ暑い時期に、まだ体ができあがっていない高校生に必要以上投げさせるのは酷というもの。確かにドラマ性は薄れるかもしれないが、ここで無理をさせてしまうと野球生命、投手生命を縮めることになる。おそらく済美の安楽投手はすでに肘を故障したこともあり、プロで活躍するのは厳しいのではないだろうか?大人はまだ大人になり切っていない高校生を守る必要がある。


またタイブレーク制度と同じく、野球留学についても検討する必要があると思う。これは以前、問題になったが、いつの間にか話が頓挫したように思える。
例えば青森代表の八戸学院光星は青森代表でありながら、青森出身者はベンチ入り18人の中で2人しかいない。これで青森代表と言えるだろうか?青森県民はおらが県の代表と言えるだろうか?言えないと思う。
今年、注目の右腕・松本裕樹(盛岡大付)は神奈川出身。その盛岡大付もベンチ入り18人のうち岩手出身者は6人しかいない。

野球留学そのものを全否定するつもりはさらさらないが、せめて「ベンチ入り18人のうち、半分は地元出身者でなければならない」というルールを作らないといけないと思う。
例えば智弁和歌山は毎年のように甲子園に出場してくる(今年は県大会決勝で敗退)が、他の都道府県選手の受け入れは一学年2人までと決めている。これは高嶋監督が「甲子園に出場した時に、和歌山代表として応援してもらえるように」という意図からだ。

野球留学についても再考する必要があるのではないか?いずれにしても高校野球の主役はあくまで高校球児。そのための改革をお願いしたい。そこに‘大人の事情’はいらないのだ。

高校野球が危ない!
小林 信也
草思社



バケモンだわ(大谷翔平)

2014-08-05 14:40:57 | 野球
だいぶ前の話になるがオールスターゲーム第2戦の話を。
このゲームの先発は日本ハムの大谷翔平だったが、その剛球でスタンドを沸かせた。
投げたのは1イニングだけだったがストレートの球速は

161 162 159 160 161 160 160 159 160 158 158 160 160 161 159 161 159 159 157 162 152
最高は162、平均で159.7 ハンパないわ。

現在、投手としても9勝。打者で出場の時はクリーンアップを打つ。二刀流にもますます磨きがかかってきた。
投手でも、野手でも結果を出す男・大谷翔平。バケモンだわ。この先どうなるのか、楽しみだね。




ピッチャー・イチロー 代打・高津(1996年オールスター)

2014-07-19 10:24:17 | 野球
96年のオールスターでパ・リーグを指揮したオリックスの仰木彬監督はスター選手で高校時代はピッチャーで甲子園にも出場したイチローをファンサービスの一環としてマウンドに立たせる機会をうかがっていた。

そして第2戦。パ・リーグ4点リードで9回裏2アウト打者・松井秀喜の場面でライトを守っていたイチローを呼び寄せピッチャー・イチローを実現させた。スタンドは大歓声

だがセ・リーグの監督を務めていたヤクルトの野村克也監督は松井の元へ歩み寄り、「どうや?」と聞くと、松井は「嫌ですね」と答えたため、松井の代打として自軍の投手である高津を代打として送った。

松井からすれば打って当たり前、打てなければ赤っ恥。要するにイチローの‘噛ませ犬’となるのを拒否したのである。
この出来事は賛否両論を呼び、スポーツ番組では緊急討論が行われたほどだった。

私の意見はイチロー登板に否定派だった。というのもイチローは投手として選ばれた選手ではなかったからである。選ばれなかった他の投手に失礼に当たるのではと考えた。いくらファンが喜ぶからといって何をやってもいいわけではない。あるプロレスラーが「客が盛り上がるなら熊でもリングに上げればいい」と言い放ったが、まあ、そういう感覚だ。

ところで、20日に行われるオールスター第2戦ではパ・リーグの監督を務める伊東監督(ロッテ)がイチローと同じように高校時代に投手だった今宮健太(ソフトバンク)の登板を示唆している。この背景にはオールスター直前に投げた投手が多く、長いイニングを投げられないという背景がある。例えば先発の大谷翔平(日本ハム)は17日の試合で先発で投げている。

今回は事情が違うとはいえ、今宮が登板すれば、また波紋を呼ぶかもしれない。


明豊高校時代は投手。150キロを超えるストレートを投げた。3年夏には菊池雄星(西武)と投げ合ったこともある。





ラッキーカード出たーーーーーー!

2014-07-17 18:00:34 | 野球
昨日、プロ野球カードを1袋だけ買ったら、ナント・ナント・ナント・ナント

ラッキーカード出たーーーーーー!

初めて出たね。特典としてカードホルダー(48枚入り)1冊と阿部慎之助と中田翔のスペシャルカードがもらえます


もう1枚は選手兼任監督の谷繁。もう少し、試合に出てほしいなぁ。後継を育てるのも大切だろうけど…。


 
谷繁には縁があるみたいで今年の第1弾ではスターカードが2枚も。そのうち1枚はサイン入り。選手兼任監督になったことで価値も上がるだろうね



ライオンズブルーと言えば…

2014-06-29 09:25:14 | 野球
交流戦再開直後のソフトバンク戦で西武は復刻ユニフォームで戦っている。(一方ソフトバンクは福岡ダイエーホークス設立直後のユニフォームを着用)

このユニフォームの時は西武はとてつもなく強かった。最初の頃、選手からは「なんだ、このパジャマみたいなユニフォームは」と不評だったが、このユニで日本一8度の黄金時代を築いた。巨人ファンの私から見たら日本シリーズで散々な目に遭った悪夢がよみがえる(アレルギー反応が出そう)。
その黄金時代のユニフォームの甲斐?もあって、西武はソフトバンクに連勝した。

現在の西武のユニフォームはライオンズブルーというより紺色。おそらく紺にしてから優勝していないのではないだろうか?
別にユニフォームで野球の勝敗が決まるわけではないが、ライオンズブルーと言えば水色だ。来年からはユニフォームを変えてはどうだろうか?。

さて写真の田辺監督代行。現役最後の1年(2000年)は巨人でプレーしている。1軍出場はわずか7試合だったが、まったく記憶がない。



ドラフトの目玉・有原くん(早大)を見に神宮へ

2014-05-22 12:40:38 | 野球
早稲田大2-0明治大

17日は今秋のドラフトの目玉・有原航平投手を見に、神宮球場まで行ってきました。大学野球は東都『その時は沢村(現巨人)と東浜(現ソフトバンク)の投げ合いだった』は見たことがあるけど、六大学は初めて。有原目当てか、バックネット裏は満員だった。後日、スポーツ新聞で知ったが、巨人の原沢代表も来ていたとのこと。おそらく多くの球団がマークしているだろう。

 
座った席は3塁側(早稲田側)ベンチ裏の前から3列目という好位置。選手の声が聞こえてくる。右写真はネクストで打席を待つ有原。187㎝90㌔と恵まれた体格。下半身も‘どっしり’している。

序盤からストレートは常時140キロ後半を計測。ストレートは速い。MAXは153キロ。9回も150キロを計測するなど、スタミナ面も問題ない。今年、広島の大瀬良が活躍しているが、同等の活躍はできるだろう。
タイプ的には現在レッドソックスで活躍している上原に似ていると思った。投げる時、下半身がそれほど沈まず、上半身により力を入れて投げていると感じたから。それが証拠に有原の右足には土が着いていなかった。

5回までは変化球の制球に苦しんでいたが、6回に2点の先制点をもらうと、精度が増した。この試合からツーシームを解禁したという。球種も豊富に持っていそうだ。早稲田出身の投手は斎藤佑樹(日本ハム)、大石(西武)、福井(広島)とプロ入りして苦しんでいるが、彼はプロ1年目から二桁勝てそうである。巨人は先発投手に難があるだけに、ぜひ来てほしいなぁ。

 
7回にはそれぞれの学校の校歌が流れます。


 
試合後、クールダウンのため軽くキャッチボールする有原。「お願い、来年は巨人に来て」と念力を送っておいた。


週刊ベースボール増刊 大学野球2014春季リーグ展望号 2014年 4/9号 [雑誌]
クリエーター情報なし
ベースボール・マガジン社


野球太郎No.008 2014プロ野球&ドラフト選手名鑑 (廣済堂ベストムック)
クリエーター情報なし
廣済堂出版