熱戦が続く甲子園の高校野球。
そんな中、東海大四高の西嶋亮太投手が投げた推定50キロ台の超スローボールがちょっとした騒動となってしまった。
元アナウンサーはツイッターで「ダメとは言わないが、少なくとも投球術とは呼びたくない。意地でも。こういうことをやっていると、世の中をなめた少年になっていきそうな気がする」とコメント。これに批判が集中し炎上。元アナウンサーが「言葉の使い方を誤った」と謝罪する一幕があった。
海の向こうのアメリカではダルビッシュが「一番難しい球」とコメント。DeNAの三浦大輔は「議論になること自体おかしい」とプロ選手は一様に肯定している。
私も肯定派。小学校の頃、投手をしていたが、私の投げるボールは遅かった。かといって速いボールを投げると「打ち頃の球になってしまうから遅くていい」と監督に言われた。そこで小さいながらも考えたのがスローボール(カーブではない。変化球は少年野球では禁止)だった(西嶋投手ほど緩くはないが…)緩急の差は20キロくらい。ただし監督からは1打席で2球以上投げるなとは言われた。目が慣れてしまうからだろう。こうして騙し騙し投げ、相手を抑えていった。
日本ハムの栗山監督が言うように「150キロを超えるストレートを投げれるなら、このボールを使う必要はない」
西嶋投手の体格に恵まれておらず(168㎝・59キロ)、ストレートは130キロ台。そこで編み出したのがこの超スローボールなわけだ。ちゃんと考えて投げているのだ。これも立派な投球術。
だいたい甲子園に出場するほどの高校球児が「世の中をなめきる少年」になるはずがないだろう。野球というスポーツは「球道、即、人道」という言葉があるように、野球がうまくなるのはもちろんだが、まず人として一流になれということを徹底的に叩きこまれる。戦いの場・グラウンドに皆で挨拶するのは野球くらいだろう。この元アナウンサーには
そんな中、東海大四高の西嶋亮太投手が投げた推定50キロ台の超スローボールがちょっとした騒動となってしまった。
元アナウンサーはツイッターで「ダメとは言わないが、少なくとも投球術とは呼びたくない。意地でも。こういうことをやっていると、世の中をなめた少年になっていきそうな気がする」とコメント。これに批判が集中し炎上。元アナウンサーが「言葉の使い方を誤った」と謝罪する一幕があった。
海の向こうのアメリカではダルビッシュが「一番難しい球」とコメント。DeNAの三浦大輔は「議論になること自体おかしい」とプロ選手は一様に肯定している。
私も肯定派。小学校の頃、投手をしていたが、私の投げるボールは遅かった。かといって速いボールを投げると「打ち頃の球になってしまうから遅くていい」と監督に言われた。そこで小さいながらも考えたのがスローボール(カーブではない。変化球は少年野球では禁止)だった(西嶋投手ほど緩くはないが…)緩急の差は20キロくらい。ただし監督からは1打席で2球以上投げるなとは言われた。目が慣れてしまうからだろう。こうして騙し騙し投げ、相手を抑えていった。
日本ハムの栗山監督が言うように「150キロを超えるストレートを投げれるなら、このボールを使う必要はない」
西嶋投手の体格に恵まれておらず(168㎝・59キロ)、ストレートは130キロ台。そこで編み出したのがこの超スローボールなわけだ。ちゃんと考えて投げているのだ。これも立派な投球術。
だいたい甲子園に出場するほどの高校球児が「世の中をなめきる少年」になるはずがないだろう。野球というスポーツは「球道、即、人道」という言葉があるように、野球がうまくなるのはもちろんだが、まず人として一流になれということを徹底的に叩きこまれる。戦いの場・グラウンドに皆で挨拶するのは野球くらいだろう。この元アナウンサーには
野球人を舐めるな!
と言いたいね。