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阿蘇山ロープウェー~阿蘇山火口へアクセスする九州産交グループのロープウェー

2008-12-16 | 日本国内その他

  

先日「MAKIKYUのページ」では、阿蘇駅から阿蘇山へ向かう産交バスに関して取り上げましたが、この路線バスの終点・阿蘇山西駅からは、九州産交グループが運営する阿蘇山ロープウェーが運行されています。

世界で初めて活火山に架けられたロープウェーでもある阿蘇山ロープウェーは、阿蘇駅からの登山バスの終着となる阿蘇山西駅から、高低差が108mある中岳火口縁の火口西駅までの間を片道約4分で結んでおり、その間は阿蘇ならではの独特な景観を楽しむ事も出来ますので、彼の地を訪問する機会があれば、是非乗っておきたい交通機関の一つです。

ゴンドラは大型2台(1台の定員は91名)が中間地点で行き交い、2台のゴンドラはそれぞれ「すいせい」「ぎんが」という名称が付けられていますが、ゴンドラ内は僅かにモケットが張られた座席が設けられている程度で、殆どは立席での利用となりますので、着席を狙うのは至難の業と言えます。

また白と青の装いは九州産交グループの路線バスと同様で、阿蘇山ロープウェーが同グループである事を強くPRしている様に感じられたものですが、ゴンドラ内には「日本車両 昭和57年」というプレートが存在している事も印象的でした。

ちなみにこのロープウェーは産交グループという事もあって、九州内の路線・高速バスが乗り放題の「SUNQパス」を所持している場合には、割引料金で利用できる点も有難いものですが、今もなお活動中の阿蘇山火口周辺を運行するだけあって、火山活動が盛んな時期は状況によって火口一帯が立入禁止となり、運行休止となる場合もある点は要注意です。

あと阿蘇中岳の火口へ至るロープウェーは、他に仙酔峡ロープウェイと呼ばれる
ロープウェーもあり、こちらも機会があれば…と思いますが、両者の乗り場(山麓側:山上側共)は大きく離れていますので要注意です。



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