MAKIKYUのページ

MAKIKYUの公共交通を主体とした気紛れなページ。
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芭石鉄路・石渓站の小食堂

2007-03-01 | 海外その他

 

今日「MAKIKYUのページ」では中国四川省を走る芭石鉄路の始発站(厳密には終点ですが…)である石渓站に向かう*健為~石渓間を走るローカルバスに関する記事を取り上げましたが、他に食事情に関する記事も取り上げたいと思います。

芭石鉄路の石渓站は*健為~石渓間を走るローカルバスの嘉陽站(停留所)から徒歩で坂を5分程上がった所にありますが、この一帯の食事情といえば嘉陽停留所の近くにある小さな商店、それと1枚目の写真に写っている石渓站ホームにある小さな食堂と商店で辛うじて確保できる程度です。

そのため芭石鉄路訪問を検討されている方は、事前に*健為などで食料を確保しておいた方が無難かもしれませんが、余り選択の余地がないとはいえ一応食堂もありますので、何も食べるものがなく…という程のものではありません。

ちなみに2枚目の写真は石渓站ホームにある食堂の軒先(=芭石鉄路のホーム)に出ている食堂の商品で、左側の蒸篭は四川らしく辛い味付けで塩辛い肉蒸し、右側は豆腐で、共に1元と割安でしたので、MAKIKYUもこれを食した次第です。(肉は味が濃いですので、豆腐があると丁度良い感じでした)

またこの食堂ではこれ以外にも米飯やお粥、幾つかのおかず等もあった様ですが、典型的な田舎食堂といった感じで、この隣にある商店でも飲料水やアイスなどは確保できますが、余り期待し過ぎない方が良いかもしれません。


石渓へ向かうローカルバス~田舎では専らこの手の車両ばかりが使われる路線も…

2007-03-01 | バス[中華人民共和国]

最近中国・四川省を走る芭石鉄路に関する記事を何度か取り上げていますが、この芭石鉄路へのアクセスとして最も一般的な手段は、*健為~石渓間のバスに乗車して嘉陽(終点石渓まで行くと、芭石鉄路の站より随分先まで行ってしまいます)へ向かうルートが挙げられます。(バス下車後は坂道を5分程歩くと石渓站です)

この路線で使用されるバスは一形式だけではなく、様々な種類のバスが用いられているのですが、専ら非空調で小型の車両が用いられており、MAKIKYUが*健為の街とのアクセスでこの路線を利用した際も往復で異なる車両がやって来ました。
(写真は石渓からの帰路で利用したバスです)

これは中国の典型的な田舎バスといった感があり、地方の小都市間ではこの手の車両しか走らない路線も未だに多数存在しますが、お世辞にも快適とは言い難いですので長時間乗車は絶対に避けたいものですが、石渓へ向かうバスが発着する*健為の北門站(成都や楽山からの都市間バスはこのターミナルの南に徒歩10分程度進んだ場所に位置するターミナルが起終点ですが、北門站の前でも停車します)から嘉陽までは所要約20分程ですので、この程度の車両でも充分許容範囲といった所です。

ただMAKIKYUが*健為からこの路線のバスに乗車した際は、*健為の街中で客集めの為に出発後暫く服務員が客引きの呼び掛けをしながらノロノロと走り、お陰で嘉陽まで30分以上かかる有様でしたので、時間に余裕がない時は要注意ですが、時間に余裕のある時は、こういったバスに揺られる旅も悪くないものです。

*健=正確には「牛」に建です。(上の記事も同様です)