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貫通路は「使用中止」~有終の美を飾るという状況からは程遠いΣ形電車の最期

2007-03-14 | 北総監獄

 

昨日もMAKIKYUは首都圏の辺境・北総監獄(千葉ニュータウン)を走り、余りに高額な運賃で悪評名高い「開発を止めた某鉄道」(元○○開発鉄道)を止む無く利用せざるを得なかったのですたが、夜の下り電車に乗車した際は今日で一般営業から退役、その後イベント運転を行って最後を迎えるとアナウンスされ、Σ形というヘンテコな形をした7000形と呼ばれる奇抜な電車に遭遇したものでした。

この車両に関しては「MAKIKYUのページ」でも最近2回程取り上げていますが、車両内外の荒れた様は呆れるもので、有終の美を飾ると言うには程遠い状況にあります。

まあそれでも機能上はマトモに使えるものならまだ良いのですが、昨日乗車した際は車内アナウンスで「3号車と4号車の扉の一部が故障して開かなくなっていますのでご注意・・・」と放送されている状況でした。

MAKIKYUも様子が気になって該当車両に向かうと、3~4号車間の貫通路が開かない状況となっており、「使用禁止」と手書きで書かれた紙が貼り付けられ、それに気づかずに貫通路を通り抜けしようとして戸惑う乗客の姿も散見する有様でした。

この様は車両の手入れが悪い事では首都圏屈指と有名な「開発を止めた某鉄道」らしい気もしますが、明日で営業引退という事でさよならヘッドマークまで付けて走らせている車両がこの有様とは何とも情けない話です。

この会社の親会社がかつて特急で活躍した車両が引退を控えて旧塗装を復元させ、綺麗な状態で往年の活躍を讃える掲示を車内に多数告示して有終の美を迎えようとしているのとは余りに対照的で、この有様では一応最終日と言われている今日も稼動するのかどうか気になります。
(この荒れ様を見物するために敢えて出かけるという方も中には居られる様ですが、MAKIKYUは嫌でもこのΣ形車両に遭遇する状況で、さよならヘッドマーク付きだけでも既に3回遭遇していますので、その気はありませんが…)

開発を止めた某鉄道」では運賃に見合う以上のサービスを提供しており、ウチは運賃が割安なので多少サービス面で劣っても…と考えているのかもしれませんが、運賃とサービスがどうも比例せず納得が行かない様に感じるのはMAKIKYUだけでしょうか?

写真は昨日乗車した際の「使用中止」の貫通路と、さよならヘッドマーク付きの7000形電車(先日別記事で使用した画像を再用)です。

追記:14日は貫通路故障による運行中止も懸念されましたが、これは13日の入庫後に修理され、一般営業最終日の14日は貫通路故障もなく無事運用に就いていました。