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MAKIKYUの公共交通を主体とした気紛れなページ。
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遂にPASMO導入~記念PASMOは大盛況で購入も一苦労

2007-03-18 | Weblog

  

今日は遂に首都圏の地下鉄や大半の私鉄、それに一部路線バスで使用可能なICカードシステム・PASMOが導入され、同時にJRなどの首都圏Suicaエリアとも共通利用が図られていますが、これを記念して限定カードが11万枚限定で発売され、MAKIKYUも購入してきました。

PASMO導入交通機関では既存のSuicaも通用し、PASMOならではと言えるメリットが少ない事や、今までの限定Suicaが比較的容易に購入できた事、また限定カードの発売枚数も11万枚ありますので、意外と容易に購入できるものかと思っていましたが、今回の限定カードは定期券組み込みが可能(Suicaの導入記念やICOCA相互利用記念カードでは不可)な事もあってか、反響は随分大きく驚くと共に、記念カードの購入には一苦労でした。

ちなみに今回MAKIKYUが記念カードを購入したのは小田急線の新百合ヶ丘駅で、これは今日の用務地やその到着時間を考慮すると妥当な箇所が限られていた事が大きな要因ですが、購入に一苦労する程とは想定していなかったMAKIKYUの見通しの甘さもあって、発売開始時刻の9時頃(記念カードは各箇所共に9時から発売)に到着したMAKIKYUの前には既に400人程度が並んでおり、工事中でただでさえ広くない同駅のコンコースは記念カード購入者の列で埋め尽くされている状況でした。

そのためMAKIKYUが購入するまでに30分強の時間を要し、時間も用務を考えるとギリギリになってしまう状況で、特製(?)プラカードを手にして整理を行っている係員も「ただいま最後尾は約○○○人目です。334人目以降の方(新百合ヶ丘駅での記念カード発売枚数は1000枚で、一人3枚まで購入可能)はお並び頂いても購入できない恐れがありますので、ご了承の上…」と案内している状況でしたが、1~2枚のみ購入する人も結構居た様で、MAKIKYUが記念カードを手にした際も、3分の1程度が残っている状況でした。

また記念カードの盛況な発売状況は小田急に限った事ではなく、首都圏の辺境・北総監獄(千葉ニュータウン)を走る「開発を止めた某鉄道」(元○○開発鉄道)といった田舎電車でも当てはまり、こちらも夜に北総監獄中央駅を利用した際には、「完売御礼」の掲示が出ている程でしたので。これだけ評判になっていると言う事は一般客へのPASMO周知も徹底しており、まずは順調な滑り出し(中には多少トラブルが発生した所もあった様ですが…)といった気がします。

MAKIKYUも今後首都圏私鉄・地下鉄を利用する際には、ICカードは便利ですのでこの記念カードを使っていく事が多いかと思います(他に記念用に購入したカードもありますので…)が、PASMOは各事業者名義ではなく何処の事業者で購入しても株式会社パスモ発行のカードで、また記念カードのデザインも各社とも同一な点は、パスネット導入時に様々なデザインのカードが出てきた事に比べると何だか物足りなさを感じてなりません。

それとカードのデザインもPASMOキャラクターのロボットこそ嬉しそうにしていますが、それに対してペンギン(Suicaのキャラクター)が嫌な目付きで渋々手を差し出している様に見える様も頂けない気がします。
(これはMAKIKYUの主観ですので、もっと違った感じを持たれる方も居られるかと思いますが…)

またペンギンの悪巧み(PASMO導入前から既にJR~私鉄乗継改札機の一部には「ICOCAはご使用いただけません」という小さな紙が貼られており、ICOCAユーザーのMAKIKYUはこれに泣かされる事がしばしばありました)なのか、今回導入されたPASMOや共通利用が開始されたSuicaでの乗車時には様々なトラップ(罠)とも言える問題点もあり、これに関してもその内取り上げて行きたいと思います。

画像は新百合ヶ丘駅コンコースの特設販売デスクと特製(?)プラカード、北総監獄中央駅の「完売御礼」告示です。


小田急3000形(3265F)~見た目は平凡な車両でも走行音は…

2007-03-18 | 小田急グループ

昨日所用でMAKIKYUは小田急線に乗車しましたが、その際には近年爆発的な勢いで勢力を拡大し、今や小田急通勤型車両で最多勢力となった3000形と呼ばれる最新型車両に何度も遭遇する事に…

また「MAKIKYUのページ」の記事でも昨年に1次車(初期に製造された6両4編成:窓やドア配置・内装などが大幅に異なります)を取り上げた事がありますが、3000形の大多数を占める2次車以降の車両に関してはまだ取り上げた事がなく、昨日はその中でも特徴のある3265F(3265号が先頭の6両編成)に遭遇する事が出来ましたので、今日はこの車両に関して少々取り上げたいと思います。

3000形は6両編成の3263F以降で下回りが大幅に変更され、電動車の位置も変わっていますが、その後増備された8両編成もほぼ同等で、これらの車両は途中から車内案内表示装置がLED→LCDに変更された事や、最近出てきた編成で行先表示にフルカラーLEDが用いられるようになった事以外、大半の編成で大きな差異はありません。

しかし昨日乗車した3265FはVVVFインバーター制御の制御プログラム辺りにでも差異があるのか、電動車(この編成では2・4・5号車です)に乗車すると3263F以降の他編成とは少々異なる走行音が特徴(日頃小田急を利用する機会が少ない方は余り感じないかもしれませんが…)で、MAKIKYUの個人的な感触としては、加速時に何となく東京メトロの電車(勿論VVVF)を連想させられる気がします。

この3265Fの活躍範囲は小田急全線+箱根登山線(小田原~箱根湯本)と多岐にわたり、意外と捕獲し難い車両ですので、見た目で他の編成とは大差なく意外と埋没してしまう存在ですが、もし「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様方もこの編成に遭遇する機会がありましたら是非乗車され、他の3000形との違い(電動車に乗車しないと分かりませんが…)を堪能されてみては如何でしょうか?