今日、広島県福山市の知人のところへ行って来ました。 彼女のお義父さんは備前焼の作家さん。
これは今日いただいた今年の作品です。
何とも言えない丸いフォルムがステキです。 長さが20センチ弱くらいでちょうどいい大きさ。何にでも使えそう・・・
今年の釜焚きは、4月29日に始まり徐々に釜の温度を上げていき、5月4日には1000℃以上にまで上げ無事終了。 驚いたのは、その間ずっと寝ないで釜の様子を見ていないといけないんだそうです。
焼き物って微妙なんですね。 ほんのちょっとのことで変わってしまうんだそうです。 だからこそ神秘的なのかもしれません。
こちらは去年いただいたもの。
けっこう大きいです。
我が家はオットと2人暮らしですが、煮物などは大量に作るので、そんなときはこれにたっぷりと盛り付けます。
オットは単純なので、器や盛り付けがいいと「おいしい」と思い込んでくれるありがたい人。なのでこの備前焼に助けられています。
これからのシーズンは素麺鉢になります。
こちらはその前の年にいただいたもの(いただいてばかり・・・)
重厚感があります。分厚く重さもけっこうあり、普段使いにはもったいないので和室に飾ってあります。
備前焼は使えば使うほど独特のツヤと味が出てきます。
今日いただいたものは出番が多くなりそうなのでどんなふうに変わっていくか楽しみです。
備前焼寛窯 橋本 寛治
窯場 広島県福山市加茂町上加茂字初伏623-1