みみずく医者の備忘録

名古屋市名東区の内科開業医です。日々の出来事や診察室でのエピソードなどを織り交ぜて綴ります。個人的なメモ代わりです。

調剤薬局調剤料は高過ぎる

2013-02-04 15:21:29 | その他
■医師は診察し、検査し、検討熟考し、診断してクスリを決め、量と内服日数も決め、処方せんを書く。
かつその結果にも責任を負う。
処方はきわめて専門的な行為である。
薬剤師はそのメモどおりに、クスリを箱や棚から見つけ、数合わせをして、袋づめするだけ。
飲みあわせや分量の異常はコンピューターでチェックできるし、服薬の仕方も型どおり。
こういう作業で「服薬指導料」とか「服薬管理料」とが請求出来る。

■開業医1件に薬局1件で成り立つのは不思議。

■「自分で明細を見てビックリ!医薬分業なんていりませんと言いたくなりました」という患者さんがいる。

■某調剤薬局チェーンの社長が、年収数億ともらし、国会議員が怒ったという記事が少し前にあった。

■週刊ダイアモンド「いろいろな加算が多すぎるので高額になってる」。
実際初回しか大して説明していないのに、毎回指導料を取るのはおかしい。

■「調剤薬局事務資格」というのがあるらしい。

■院外調剤の値段の高さを気づかない患者さんが多い結果、院外調剤を希望する患者が多い。

■同一の薬剤を院内調剤、院外調剤薬局とで比較すれば、いかに調剤薬局の点数が高いのか理解できる。
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