文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

放課後ていぼう日誌 11

2023-10-25 09:27:50 | 書評:その他

 

 以前テレビのBS深夜アニメで放映されていたこの作品もこれが11巻目。熊元県]立海野高校「ていぼう部」の面々の活動を描いたものだ。「ていぼう部」というとなんだか良く分からない部活だが、どうも釣りを中心に活動しているようだ。「ていぼう」部だからと別にていぼうに拘っている訳ではない。ていぼう以外のところでも釣りをしている。ちなみに部のモットーは「釣ったら食べる」というもので、魚を料理している場面も結構ある。

 この11巻で描かれているのはエリアトラウトでの釣り、いつもお世話になっているていぼう部顧問の小谷さやか先生を、釣った魚でおもてなしする話、そして黒岩部長の家庭事情。ちなみにエリアトラウトとは、養殖したニジマスなどのサケ科の魚を放流した管理釣り堀のことだ。釣り初心者のていぼう部員鶴木陽渚(つるきひな)の判断基準は、釣った魚が食べられるかどうかのようだ。エリアトラウトのことをよく知らなかった陽渚だが、釣った魚を料理でき美味しいと聞いたとたん「ぜひ行きましょう!」と目の色変えるのはどうなんだろう。

 ところで、ていぼう部は学校創立以来の伝統ある部らしい。昔は男子部員もいたようだが、現在は女子ばかり4人。内訳は3年1人、2年1人、1年2人である。来年なんとしても新入部員を入れないと、部の存続の危機だと思うのだがどうなるんだろう。

☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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