主人公は、横瀬蒼生(あおい)という38歳のおっさん。交通事故で死んだが、死者を転生させる冥界役場で、死者ナンバーがキリ番だったため様々の特典を受けることに。
ところが、この担当者のユーリというのが、いいかげんで、仕事もまったくできないポンコツだった。
なにしろ、元男なのに、超絶美少女エルフのアオイとして転生することになるし、大人の記憶をもったまま赤ん坊からやり直すことになるのだ。
結局、ユーリが世話係としてアオイにつくことになったが、どうも冥界役場が問題児のユーリをアオイに押し付けたかったということのようだ。
こうして、アオイ、アオイの母親のティファ、ユーリの3人の異世界道中が始まるのだが、この世界は放っておけばあと数年で魔王軍のために滅びてしまう。そして、アオイはユーリの変身魔法で、短時間だけ17,8歳の超人になることができる。
ところが、ユーリはポンコツのくせに保身の塊のような性格で、いろいろとやらかしてくれるが、そのポンコツぶりがなんとも面白いのだ。最後にこの世界を亡ぼしかねないことをしたということで、地獄刑で約1兆6653億年ほど地獄の鬼にいたぶられる刑になりそうなところを、アオイによって、この世界の担当のままに留まることができるようになった。ちょっと甘すぎるんじゃないかな。
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