上野のパンダ

震災の影響で、一般公開が延期されていた
上野動物園のパンダ、「リーリー」と「シンシン」が
４月から公開され、
連日すごい行列をつくっているようですね。
行列は公園の方まで続く
２時間待ちだったそうじゃないですか！

行列に並ぶのは苦手ですが、
昔、子供のためにと連れて行った
上野の恐竜博、最終日に並んだ時も
ものすごい行列だったなあ～！

博物館前の公園を家族連れが
うねうね長い蛇のように連なっていましたっけ。

子供たちが長時間はもたないので、
二人づつ休憩のため列を抜けたりして、
入場までに疲労困憊でした～。


そうそう、
私自身も子供の時、
初めて上野動物園にパンダがやってきた
例の大盛り上がりの公開日に
見物に連れて行ってもらったひとりです。

あの時もどれだけ並んだか！
それなのに、パンダの檻の前では拡声器で
「立ち止まらないでください！」
と連呼しているので、
小さい体の私や弟は隙間からチラッとみただけで、
ぞろぞろ歩いて通り過ぎたのでした。


その弟が、今は上野動物園の職員となっています。
残念ながらパンダの担当ではありませんが…。


「上野動物園のパンダ情報サイト」　によれば、
このリーリーとシンシンは、
四川大地震も経験しているそうですね。
そして来日早々、こんどは日本でも大地震！！
こんな恐ろしい地震を２回も経験するなんて、
なんという運命…。
でもどちらもすぐに落ち着きを取り戻したそうで、
大物ぶりを発揮してますね♪

弟の情報によると、震災のとき、
ほかの熊の檻ではちょうど、
一頭が屋外、一頭が室内にいたそうなのですが、
やはり恐ろしいのか
２頭がお互いの姿が見える壁越しに
立ち上がり、手と手を合わせるようにして
声をあげていたとか…。


動物は自然現象には敏感でしょうから
園内もさぞ騒がしかったことでしょうね…。


桜もほぼ満開、
絶好の行楽シーズンなのですが
どこもかしこも自粛ムードで
「楽しむ」ことに臆病になっている日本…。

むしろこの際、
入場料に義捐金を上乗せするなどして、
心おきなく楽しめた方が、
日本の経済のために、
引いては東北の被災者のためになるのではないかしら
などど思う今日この頃です…。