きのうは、先日結婚式を挙げたブライダルサロンスタッフのために
内輪のお祝い会をしました。
その前までサロンで仕事を片づけていたのですが、
仕事を終える直前にまた大きめの余震が!
皆、だんだん慣れてきているせいか
一瞬の緊張の後、すぐに
何事もなかったかのように会場のレストランへ向かいました。
社内結婚のふたり。
今は横浜方面のホテルで活躍中の新婦ちゃんとも久しぶりに会って、
二人からはその馴れ初めや披露宴当日の様子、
取り仕切ったスタッフのみんなからは、
二人へのサプライズ、その準備の様子など、
いろいろと裏話を聞き、
新婦ちゃんのお父様とのエピソードに涙し、
彼女の素直さと新郎のふところの深さに感動し、
ふたりの結婚式を盛り上げようというスタッフの
心遣いにまたウルウルでした。
本当に素敵な披露宴だったようで、
代わる代わる様子を見に行ったスタッフは
口をそろえて言っていました。
「あらためて結婚っていいな~と思っちゃった♪」
この震災の後、若者の結婚指向が高まっているそうですね。
結婚相談所の登録者数も、急激に増えていて、
お相手への条件も、ハードルが下がってきているそうです。
本震・余震で何度も怖い思いをした一人暮らしの女性は、
収入や肩書よりも、とにかく
守ってくれそうな「たくましくて優しい男性」を望むようになったとか。
「守る」ということや「優しさ」ってなんなのかについては
大いに議論される話題ではありますが、
「婚活」を何年も続けていて
なかなかお相手がみつけられない方がいて、
ご自分でも着地点が見えなくなってしまって
訳が分からなくなっていたりするのを見るにつけ、
ちょっと視点を変えて見たらいいんじゃないかな~~なんて
感じていたのですが、
このような非常事態が起きたことで
否応なしに気持ちをリセットし見つめ直せるというのは
ある意味、暗闇の中の光の部分なのかもしれませんね。
これまでひきこもっていた若者が
避難所のおばあちゃんのそばで
お世話をしている事なんかも…。
このような天変地異が起こるというのは
「人々よ、繋がりなさい」ということなのでしょうね。