湯布院に着いて、3時過ぎに宿へチェックイン。荷物の整理をして、湯布院の町の散策へ。湯布院は、8,9年ぶりかな。その時は、女4人旅。街中は自転車で、レンタカーで九重高原と塚原高原へ行ったっけ。その時に、めぼしい美術館は見ているし、天井桟敷でお茶もしたから、今回は、ベタに、街中を歩いてみる。すごい人。観光地!ってカンジにビックリする。
ぐるーっと1周して、足も疲れから、早めに宿へ帰る。一人旅で困るのが夕飯。ランチはけっこう大丈夫なんだけど、こういった観光地での夕飯は、場所を選ばないとちょっとしんどい。旅館の大広間で独り鍋、っていうのも。。。だから、無理せず、地鶏のおむすびなどを買って帰り、まずは、温泉。明るいうちに入るのも気持ちいい。そして、TVを見たり、本を読んだりしながら、うたたね。0時前に起きだして、再び温泉に。幸せ。
翌朝も温泉と思ったけど、せわしいのでやめにして、8時50分からの辻馬車の受付を宿でゆっくりするのも向こうで待つのもいっしょだと思って、早めにチェックアウト。由布院駅の観光協会窓口には、1人の女性と横におばさま3人。「並んでいるんですか?」と聞いて、おばさまたちの後ろへ。よく話を聞くと、女性は、代表で並びに来て2台分を押えようとしていたみたいだけど、おばさまたちが「後から来る人だって、、、」とちょっと抗議したところへ私が来たみたい。結局、その団体は20人ではなく、15人程度だったみたいで、1号馬車に乗る人を減らして4人分席を譲ってくれた。ありがとうございます。
そのおかげで、今年の湯布院辻馬車の1号車(前日は、セレモニーで招待客のみ)に乗ることができ、おまけに、1人だから、運転(?)するおじさんの横の特等席に座ることができました。そして、そのおじさんが、「この馬車を僕が作って、33年前に辻馬車を始めたんだ」っていうお話を聞くことができました。その当時は旅館の数も10数軒、観光客も10万余りだったとか。それが今は、旅館の数は、○○で、年間500万人の観光客が訪れる町になったって。辻馬車も増やせばもっと乗るかも知れないけど、タクシーや道をゆく車との関係や駅前で待機する場所も市有地にみで、今の3台で30分ごとに出発するので、ちょうどだとか。栗毛のクリちゃんは、橋の手前の坂にさしかかる前から助走をつけるように走り始め、橋の真ん中で小休止。また、坂を駆け下り、由布岳や田んぼを見ながら、ゆっくりと。新緑の頃、稲穂の頃、一面の雪景色など、四季折々の風景が楽しめるそうで、今年は、マイナス10度にもなり、先週まで雪があったとか。盆地は、寒いんですね。鄙びたお寺と神社でお参りをすませ、50分の散策が終わりました。また、人生のスタンプ帳にはんこを。
ロールケーキのお店や天然酵母の焼き立てパン屋さんの行列を見ながら、お土産を物色し、湯の坪横丁で、焼酎やチーズケーキ、漬物やお菓子などを買って、宅急便で送ってもらうことに。そして、11時の開店直後に角柱本店へ。すでにほとんど満席。お庭を見ながら豊後牛のステーキ丼をいただきました。たぶん、こんなに美味しいステーキ丼は最初で最後。男性客も蓋を取った瞬間から歓声をあげていました。また、機会があったら是非。11:30過ぎには、二順目のお客様が席に。
次は、ホテルの立ち寄り湯へ。500円でゆったりした温泉と、由布岳を正面に見て入る露天風呂。お昼過ぎだから人も少なく、のんびりと何度も休憩しながら入りました。化粧室もさすがホテルだけのことはあって、ゆったりして綺麗でした。こんなところが近くにあればいいのに。
駅へ戻って、コインロッカーの鞄を取り出し、一両編成の黄色いワンマンカーで大分へ1時間の旅。駅前のネットカフェでネットをチェックして、ホテルへ。
会場へ歩いて行くと、すでに長蛇の列。先頭がどこかわからないけど、並んで入場。自分の席へ。1階席最後方(じゃないけど)ハルイチ側。この会場は、二、三階席が左右に張り出していて、1階席の後方の端っこは2階席の天井が近くて、座っている分にはいいんだけど、立てるとかなりの圧迫感。振った手も横の壁にぶつかるから、体を斜めにして。。。そして、残念だったのが、上のLECの端っこが天井で見えないこと。。座れば見えるのかもしれないけど、、、。
アンコールの時、張り出した2階席と普通の2階席の間に、TVカメラがその2階席最前や1階席を撮っているのが見えました。スーパーライブで使われるのかな。
さ、いよいよファイナル。今日は、Bパターン。ベアーズから。前奏で「おおいたー」って煽るアキヒト。「マシンガントーク」では、マイクスタンドを左右に大きく振る。「ハネウマライダー」では、すぐに左へ。佐賀では、なかなか左へ来てくれなかったのにね。。
「ROLL」は、“えなり声”にならないように気をつけて歌っているカンジがしたのは、気のせい?この曲の照明はホント素敵だ。「ホール」は上から見ていてもあまり動きが少ない。「パレット」では、ちゅるちゅると合唱(?)し、「黄昏ロマンス」へ。
この曲の最初は、ハルイチの方へ向いて歌う。最初にCDで聴いたとき、あまりアキヒトの高い声が好きになれなかったこの曲なんだけど、この日は、すごく感動しました。最近、この「黄昏ロマンス」の3曲と「ネオメロ/ROLL」の3曲だけを入れたCD-ROMを毎晩寝る前に聴いているからかもしれない。この頃のアキヒトの気持ちがすごく伝わってくる曲たち。PVの顔の力が抜けてものすごく優しそうに幸せそうに微笑むアキヒト、そして、雑誌でも思い入れを語っていたこの曲。なぜか、今頃思い出します。
「あなたがここにいたら」もこの流れのほうがひきたちます。そして、「空蝉」の前の期待感を抱かせる前奏。これもこの位置がいいですね。いつにも増して長かった「鉄槌」の間奏。松永さんのドラムが最高でした。
「そらいろ」の前のMC。お猿が小麦を拾って食べるマネをして舞台をかがんで歩くアキヒト。ハルイチの「ギター置いてもええ?」「長いわ!そのオチまで」など、この日のMCも楽しめました。
「Please say yes, yes, yes」で終わる本編。全力を使い切ったようなのに、アンコールで全員ポルノTシャツで元気よく登場。全員って、今までにないよね。メンバー紹介で「引退します」「嘘でーす」って言った松永さんには、ちょっとびっくりしたけど、本間さんの長いマジメなお言葉もよかった。そこで、ハルイチが「なんか乾杯の挨拶みたいじゃの」ってことで、最後のアキヒトがグラスを持ったかっこをして、何かしゃべった後、最後みんなで「乾杯!」。最高でした。
「ジレンマ」ソロ回しでは、ナンちゃんが出てきて、ドラムの一部を片付け始め、いろんなものを舞台袖へ。最後は、アキヒトをかかえて、右袖へ撤収!もう、笑いました。そして、最後のジャンプをナンちゃんがやったけど、演奏は終わらず、アキヒトが右袖から出てきて、呼吸を整えて、大ジャンプ。最高!
ナンちゃんのパフォでいつもの倒立はなかったけど、靴を脱いでの大の字ジャンプも健在。すごいなあ。力使い果たしてますよね。
彼らの一生懸命なステージを観ていると、ホント、力をいっぱいいっぱい貰った気がします。頑張っていきますよ!だから、あなた達も。これからもずーっと。
そして、いつものサポメンと並んで挨拶の後、ハイタッチをしている時に突然流れる「ロックバンドがやってきた」。アキヒトもエーってカンジ。「祝全国制覇」の文字や「日本地図」。そして、ポルノがライブを行った県が年月日と共に順番にクローズアップ。これは、ホント感動的でした。自分の県はいつ?ってじーっと見てたんだけど、後で気がつくと、彼らは、ステージ左隅に座って見てました。
過酷な日程の1月、そして12月も。そりゃ、ライブが終わればホッとして、声も嗄れますよね。本当にお疲れ様でした。そして、ありがとう。
スーパーライブのFAXをすっかり忘れていて、深夜のコンビニで右往左往。。結局、翌朝に再チャレンジするも不通。
早起きして乗ったソニック号の座席のヘッドレストがアトムみたいで可愛かった。。
仕事は午前中休みを取っていたけど、家に帰らず職場へ直行して、頑張ってお仕事。どうしても休みを取らずに済む方法を考えたけど、それだと、21時前の特急で大分を出ないといけないから無理して休みを取って正解。ライブが終わったのは、21時頃だったものね。。