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TORG!TORG!(トーグよ!トーグよ!)

2007-04-23 19:57:36 | 撮影とテーマ設定2006~07年11月


エントリータイトルには無理があると、自分でも思う…



さておき、昨日は比較的好い天気に恵まれたが、別件の撮影があったため自分の撮影は見送り、今日は朝からベタ曇だったため、おとなしく事務所で仕事をしていた。
夕方からは打ち合わせがあったのだが、自分は直接的に関与しない企画ということで、適当に抜け出してドリンクだのなんだのを買ってくる。



だいたいの用件が片付いたであろうころを見計らって、買ってきたあれやこれやを並べて茶飲み話となるのだが、古株のこゆぅいオタクが雁首そろえてだらけ始めると、まぁどうにもこうにもネタは古臭くなるし、もちろん話のオチなんか付くはずもないね。



ただTORGの話は面白くて懐かしかったし、なにより新しい発見があったのはうれしかった。



内輪ねたで恐縮だが、自分の周囲にはTORGにどっぷぅりはまったオタクがたくさんいたためか、以前よりその世界観やシステムは「現実世界へも十分に応用可能」だと思っていて、ポシビリティにリアリティ・ストームといった用語や、その概念は社会学にも通用するとさえ考えている。それに、なによりも自分自身が制作の根本にすえている「自身を取り巻く価値観の外側に立脚し、自らの価値観を超越した超現実を作品化する」という部分などは、ある意味でTORGの世界観そのものといってもよい。
また、話をしながらひとつ発見したのは、自分自身もまたTORGにはまっている周囲のオタクと同様に、ゲーム世界の根幹を成す多元主義を受け入れ、かつ大きな影響を受けていたことだ。例えば、かねてからことあるごと批判的に取り上げている某大判カメラマン氏は、さしずめ自らの価値観を絶対視ししつつ異なる価値観を無条件で「遅れたもの、劣ったもの」とみなし、かつ異なる価値観を全否定することが善き行いだと頭から信じきっているヴィクトリア人といったところだろう。
実際、その大判カメラマン氏は他者の価値観を遅れたもの、劣ったものと規定することで自らの世界を強化しているのだが、もちろんそうやって一方的に「遅れたもの、劣ったもの」と決め付けられたほうはたまったものではなかろう。そして、大判カメラマン氏のような精神的引きこもりに変革をもたらす力を持つのが、ゲームで言うところの偉業ではなかろうかとも思う。



だが、本当にTORGの世界観を持ってきて、現代芸術とは一種の偉業であるかのように規定すると、いささか厄介な問題が生じる。



なにしろ、ゲーム的に自らの言動を表現するならば、自分は「ストーマーとしてのポシビリティ(能力)を無駄遣いしているばかりか、他のストームナイトが達成した偉業を片っ端から否定する、最悪の敵キャラ」ってぇことになっちまうからなぁ~



なんだかなぁ~



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