金鉱山と無電力地帯での電力事業

アフリカ、パプア・ニューギニア、アジアで再生電力

希少金属は引っ張りだこ。

2010年02月01日 10時33分27秒 | 日記

はや、2月となりました。土曜の夜はガーナとの次回通関の事で、電話連絡が終わったのが深夜1時半になってしまい、昨日、日曜には雨のせいもありますが、どこへも行くこともなく、1日を過ごしてしまいました。

次回の金の買い付けに向けた、打ち合わせが今週いっぱい続きます。

金は政府の管理下におかれているので、『お金があるからアフリカへ買いに行こう』と言っても全く不可能です。それをするには、『表も裏』も解決すべきことが多く、先進国の小金持ちが現地へ行って、全て失ってしまうことはしょっちゅう聞きます。
またこういう話を、現地の人に聞くと、軽く『出来る、出来る』と言って、持ちがね全部失ってしまいます。

そのため、現地関係者に充分すぎるほど根回しが必要で、普通はそこにたどり着くのは、5年、10年かかり、その上多くの『授業料(数千万単位)』を必要とします。

今この時代に良い仕事にありつくのは、非常に難しいのですが、金のみならず私たちはミャンマーのアンチモニーを、中国の政府企業に2,000トン/月のオファー持っていますが、これはコンテナに詰めて100コンテナ分もあり、少量で金額のはる希少金属とは、比べ物にならない手間がかかります。

アンチモニーもここ2~3年凄い値上がりで、今はトン当たり$2,000(アンチモニー含有量50%)の声が、かかっています。2,000トンだと4億円にもなりますね。
アンチモニーは中国が最も多く埋蔵していましたが、近年のハイテク産業向けの需要で、掘りつくされ、今は、輸出国から、輸入国に変わっています。
ミャンマーとタイ国境近くの、サルウイン川近辺で多く産出されています。

身近なところでは、CD-Romの記録面が銀色に光っているのは、アンチモニーを混入しているからです。その他、コンピューターや携帯の本体にも混入して使われ、用途は広がるばかりです。
日本では危険物(少し有害物が混入)扱いなので、これを使って生産される製品の多くは、中国で生産されています。

[e-mail] lunacorp@live.jp junkana1949@yahoo.co.jp

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1 コメント

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アンチモニー扱いの会社を紹介していただきたい (Moe Moe)
2010-12-18 18:51:41
私は、ミャンマーのタイ国境あたりの、カヤー州の出身です。故郷は、大量のアンチモニーで昔から有名。日本に輸出をしている、アンチモニー扱いの会社を紹介していただきたい。故郷の発展のためです。
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