かのあゆブログ

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au SHINJUKUで”例のあれ”を見てきた

2015-01-21 12:24:38 | Android

1月19日にauの2015年春モデル発表会が行われ、その翌日20日には試作機ですが一部のau直営店でその新モデルの実機展示が早くも開始されたため、昨日au SHINJUKUによってみてくることにしました。

2015年春モデルとして発表されたスマートフォンは

INFOBAR A03

AQUOS Serie mini SHV31

BASIO KYV32(シニア向けスマートフォン)

miraie KYL23(キッズ向けスマートフォン)

*キッズスマホmiraie KYL23以外はすべてVoLTE対応

また発表会直前に各メディアでその存在が明らかにされたAndroid搭載”ガラケー”として

AQUOS K SHF31

も発表されており、そちらも展示されていました。

HTC製INFOBAR A02から2年たってA01のデザインに回帰して突如復活したINFOBAR A03。スペックもSnapDragon 801 2.3Ghzに2GB RAM、FHD液晶とハイエンドクラスにスペックアップされています。

ホームランチャーは初代スマホ版INFOBAR A01からずっと受け継がれている「iida UI」で、このランチャーもINFOBARらしさを象徴しているものにはなっているのですがアニメーションに違和感を感じる人もいるかもしれません。

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コンパクトなデザインながら近年のAQUOSシリーズで採用されている極狭ベゼルを採用した「EDGEST」を採用したAQUOS Serie mini SHV31も(エモパーは不要だと思いますし、相変わらず癖のあるシャープオリジナルのランチャーもどうにかしてほしいと個人的には思いますが)完成度の高い一台になっています。

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BASIOはURBANO V01をベースにシニア向けに仕立てたスマホ。こちらもVoLTEに対応しておりランチャーもお年寄りには操作しやすいデザインになっているのが印象的。シニアモデルとはいえ前述通りベースはURBANO V01なので搭載CPUはSnapDragon 801で基本性能は高いものになっています。

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miraieは子供向けにデザインされたスマートフォン。ドコモのキッズスマートフォンシリーズ同様防犯ブザーボタンも搭載されており、下の写真通り不適切な単語を入力しようとすると警告を出す検閲機能も搭載。ただ検閲されている単語の基準がいまいち不明だったり単語データベースのアップデートに対応しているわけでもなさそうなのでいまいちこの機能に関しては微妙感も漂います。

ちなみにLINEなどはプリインストールされていますがGoogle Play Storeは非搭載。なんとGoogle検索アプリまで非搭載でKitKat世代なのにAndroid 2.3デザインの旧検索アプリが立ち上がるのにすごく違和感を感じました。CPUhaSnapDrago 400 1.2GHz、RAMは1.5MBでスペック的にはミッドレンジクラスのスマホですが、キッズスマホとしては十分なスペックかもしれません。

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注目すべきは”あくまでガラケー”にミッドレンジスマートフォンのスペックをぶち込んだAQUOS Kです。まずデザインはこんな感じ。まんまガラケーです。ガラケー。

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タッチパネル非搭載故Google Play Storeは用意されておらず、アプリは後日AQUOS K用にカスタマイズしたものを「au スマートパス」でダウンロードできるようになる予定です。

Google検索はインストールされているようで標準ホーム画面でも下の写真のようにGoogle検索ウィジェットが表示されていました。

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UIはともかくガラケー的…というかガラケーそのものなので当然といえば当然なのですが、AndroidっぽいUIは可能な限り隠されている印象。

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ただし開発者オプションが用意されていたり(この記事によるとADBデバック自体も生きていてADB経由での一般のAndroidスマートフォンアプリのインストールも”一応”可能とのこと。ただしタッチパネルが搭載されておらず、”タッチクルーザーEX”という物理キーでスクロールやフリック操作を行える機能も内蔵アプリしか利用できない仕様になっているためタッチ前提の一般のAndroidアプリを実用的に利用するのは厳しいと思います。

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電源を切るときのダイアログメニューがまんまAndroidシステム標準のそれだったりと意外とAndroidっぽいUIも残っていたりします。

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AndroidのバージョンはKitkat系最新のAndroid 4.4.4。バージョンナンバーを連打すると出てくるイースターエッグは削除されていました。

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プリインされているOfficeビューアーのOffice Suite 6(無料版)はなんとAndroidスマホ版が”そのまま”搭載。タッチクルーザーEXには対応していますが本当にそのままなのでタッチパネル非搭載のAQUOS Kだとちょっと操作に戸惑う部分も…(汗

というわけでほとんどAQUOS Kのレビューばかりになってしまいました。

AQUOS K自体は搭載OSがLinuxベースの独自OSだったりSymbianだったりしたものがAndroidに置き換わっただけで基本「ガラケー」そのものであるのには変わりはなく、LTE対応だったりWi-Fi運用もできそうですが少なくともガジェ獣が使っても面白い端末ではないんじゃないかなぁというのが印象でした。

VoLTE非対応はともかくガラケーにもかかわらずガラケー専用のEZWeb専用サイトが見られるわけでもなさそう(標準ブラウザはChrome WEBView搭載のAOSPブラウザベース。いわゆるガラケーでいうところの”フルブラウザ”)なのでそこらへんガラケーユーザーに受け入れられるかどうかいろんな意味で注目したいです。


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