かのあゆブログ

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ThinkPad 8レビュー BayTrail-T世代で多分最高の8インチタブ

2014-04-29 15:25:51 | デジタル・インターネット

ThinkPadイズムを継承した8インチWindows 8.1 Pro搭載タブレット

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ZIGSOWのほうでもレビューはしているのですが、こちらのほうでも改めて紹介しておきたいと思います。

ZIGSOWの「Microsoft Office 365 MidSize Business」のプレミアムレビュー商品としていただいた「Lenovo ThinkPad 8」は今年の1月に開催されたMWC 2014で発表された8インチWindowsタブレット。個人でも購入できるものの位置づけとしては企業向けタブレットに位置するモデルになり、個人向けにはThinkブランドではない「Lenovo Miix 2 8」が安価な価格で販売されています。

CPUは最新のBayTrail-T(Silvermount)プラットフォームの最上位CPU、Atom Z3770を採用。BayTrail-Tでは前世代のAtomであるCloverTrail(Atom Z2xxx)と比較するとプロセッサのクアッドコア化(ただしBayTrailでも2コアのモデルは存在する)、マイクロアーキテクチャの変更による処理性能の向上、余裕があるときはCPUをクロックアップして処理速度をより高速化するIntel Burst Technology 2.0の対応、内臓GPUをPowerVR SGX 544から自社製の第7世代Intel HD Graphicsに変更するなど大幅に機能強化・高速化がなされており、少なくともAtomがリリースされたころの「低電圧だけど処理速度は初期Pentium 4程度」なAtom N270とは全くの別物になっています。性能としてはIntel Core 2 Duo P8xxxと同程度の性能になっているようです。もちろんAtomの特徴である低電圧でバッテリーの持ちがいいという利点は受け継いでいますので、ThinkPad 8も最大8時間程度バッテリーが持つのでモバイル運用でも安心です。

 

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同社のMiix 2 8も含めたほかのWindows 8.1搭載タブレットと比較すると一番安価なSSD 64GB+Office 2013 Home And Businessプリインストールモデルと比較すると実売価格が6万程度とかなり高めの設定になっていますが、その分前述のとおり搭載CPUがBayTrail-Tの最上位モデルAtom Z3770(ほかのWindows 8.1タブレットはAtom Z3740)になっているほか

搭載OSがドメイン参加やBitLocker暗号化などもサポートしたWindows 8.1 Pro(構成によってはWindows 8.1も選択可能)

液晶解像度がFullHD(1920x1200、10ポイントマルチタッチ対応)。一般的なWindows 8.1搭載8インチタブは1280x800

microUSBポートがUSB 2.0ではなくより高速化したUSB 3.0に対応(ただしOTGケーブルは付属していないのでUSB 3.0に対応したOTGケーブルを別途用意する必要あり。ただしUSB 2.0対応OTGケーブルも当然USB 2.0機器にしか対応しないものの利用可能)

といった差別化がなされています。逆に個人向けMiix 2 8にあるGPSがなぜか搭載されていないのはちょっと気になる部分だったりしますが…

気になるグラフィック性能は

Atom Z3770に内蔵されているGPUは前述のとおりIntel HD Graphics。これは第3世代CoreであるIvy Bridgeや現在のHaswellに搭載されているものと同じもので、これがかつてのIntel GMAとは別物ともいえる進化を遂げているという話だったのでちょっと期待していたのですが、消費電力との兼ね合いもあって実行ユニットが4つに、動作クロックが最大667Mhzまで落とされているということもあってだいぶGPUとしての性能は落とされているようです。

今回Windows Store版3DMarkとビジュアルアーツ製Sigrus Engineのベンチマークソフトである「ちはやローリング WE」、フロントウィングの3Dエロゲ「タイムリープ」のベンチマークソフトを回してみたのでその結果を張っておきます。3DMarkは参考までにNexus 7(2013)、先日までお借りしていたペリトラ君、搭載CPUのアーキテクチャは違うものの同じWindows (RT)8,1を搭載しているVivoTab RTのベンチ結果も張っておきます。

3DMark(Windows Store App)

Ice Storm:8815(N7:Maxed Out!!/SOL24:Maxed Out!!/Vivotab RT:3733)

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Ice Storm Extream:3908(N7:6954/SOL24:Maxed Out!!/Vivotab RT:2075)

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Ice Storm Unlimited:7715(N7:10007/SOL24:17135/Vivotab RT:3266 )

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ちはやローリング WE 1.01

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ランクD スコア 705154m

タイムリープ ぶーとべんち

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平均12~15fps程度(800x600 Windowモード アンチエイリアスOFF 各種エフェクトON)

見た感じGPUとしての性能は「Tegra3に搭載されているGeForce ULP以上、SnapDragon S4 Pro(中身はSnapDragon 600)搭載Adreno 320未満)」という性能みたいです。Windows Storeの3Dゲームや軽めのClassic UI用アプリなら普通に動作すると思いますが、最新の3Dゲームはまず低解像度設定でも厳しい部分があるかもしれません。

艦これタブとして最適

プロセッサの処理能力が高い分、「艦これ」専用タブとしては最適な環境だと思います。IMG_20140427_104306

iPad miniはFlashが使えず、Androidタブレットもブラウザ上で動くネイティブなFlashはセキュリティアップデートも含めて開発が終了しており、あまり利用するのは推奨できない状況の中、WindowsタブレットはWindowsそのものであるがゆえにFlashもJavaもバリバリ普通に動作するのは最大の魅力だと思います。

艦これに関してもほぼストレスなく快適にプレイ可能でした。

デザインもThinkPad”らしさ”はしっかり継承しており、Windowsタブレットとしては程よいサイズのThinkPad 8。値段は高めですが、その分得られるものはほかのWindowsタブレットよりも大きくなっている完成度の高いタブレットになっていると感じました。




[XPERIA Z Ultra レビュー 最終回]カメラとしてのペリトラ君

2014-04-24 01:17:53 | Android

 

名残惜しいですが、ペリトラ君とも今日でお別れです。

というわけで、今日をもってXPERIA アンバサダーミーティング Vol.2でお借りしていたペリトラ君ことau版XPERIA Z Ultra SOL24(開発用レンタル機)とお別れする日がやってきてしまいました。

正直GL07Sと入れ替わりでメイン端末として十分活躍してくれた子なのでいなくなってしまうとやっぱりさみしいですね…いずれ余裕ができたらグローバル版ペリトラ君白ROMか、Wi-Fi版SGP412JPの購入も検討したいところです。

最後はカメラとしてのペリトラ君についてレビューしようと思います。

ペリトラ君のカメラのCMOSセンサーはExmor RS

ペリトラ君のリアカメラに搭載されている積層型CMOSイメージセンサーはソニー製のExmor RSです。ちなみにフロントカメラはそのひとつ前の世代になるExmor Rが搭載されています。

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Exmor R/RS自体はXPERIAシリーズでいえばXPERIA arcから初採用されていますが、ソニー・モバイル以外の機種にも提供されているのでiPhone(4S以降)やうちの本来のメイン機であるHuawei Ascend P2(GL07S STREAM X)のカメラにも採用されていたりします。そういえばアアアアアアアアアアアアアアアアアッアアアアアアアアアアアアアアアッアアアアアアアアアアアアアア!ロウズ ISW11FのCMOSイメージセンサーもExmor Rでした。

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GL07SのカメラのCMOSイメージセンサーもExmor RSなんです。

もちろんカメラのソフトウェアのチューニングは各メーカーによって異なるのですが、このイメージセンサーの特徴として「暗所でもきれいに撮れる」という特徴を持っていたりします。

ペリトラ君のリアカメラは800万画素で、本体を極限まで薄くするためか残念なことにフラッシュライトは搭載されていません(これは先日発表されたXPERIA Z2 Tabletもそういう仕様になっているようです)

画素数的にはXPERIA acroiPhone 4S/5/5S&Cなどと同等で控えめな印象ですが、実際に写真を撮ってみると結構きれいに撮影できます。下の写真は実際にペリトラ君で撮影した写真になります。(ついでに上のGL07Sのカメラの写真もペリトラ君で撮影したものです)

 

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またXPERIA Z1(Honami)から搭載されているカメラアプリはARエフェクトや各種エフェクトの追加に対応しており、いろいろ面白い写真が撮れるのも特徴になっています。たとえば

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こんな写真も

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一気にセレブ風のオサレな感じに早変わりします。(このARエフェクトの名前もズバリ”セレブ”だったりします)

今回レンタル期間中にすべての機能を試したわけではないのですが、XPERIA Z1同様タイムシフト連射機能なども対応しており、アンバサダーミーティング Vol.2会場で発表された背景ぼかし機能も近いうちに実装されるようでいろいろ楽しめるカメラ機能になっています。

というわけで一か月ペリトラ君をメインに使っての感想

最高でした。手放したくない。

今回お借りしたペリトラ君はちょっと特殊な子だった都合上レビュー期間中にリリースされた新機能が含まれた最新FWにアップデートできなかったとはいえ、SnapDragon 800搭載+2GB RAM搭載で程よいサイズなペリトラ君は最高のパートナーになってくれました。実際グローバル版が出た時から気になってはいたのですが、実際長期的に使ってたらもっとほしくなってしまった…

不満点があるといえば日本仕様が出た時点ですでにグローバル版は4.3にアップデート済み、現在は最新の4.4.2 “KitKat”へアップデートされているにもかかわらず、日本版は純粋なタブであるSGP412JPも含めいまだAndroid 4.2.2”JellyBean”のままで止まっていることでしょうか。ここら辺キャリアの兼ね合いがあるから仕方ない部分もありますが、せめてWi-Fi版SGP412JPだけでも最新版を使わせてほしいかなぁというのは正直なところでしょうか。

 

ペリトラ君返却とほぼ入れ替わりで8インチWindows 8.1 ProタブのThinkPad 8がやってきたりした関係上しばらく端末は増やさない予定ですが、いずれ余裕ができたらグローバル版かSGP412JPは本当に購入を検討したいと思っています。

今回このような機会を設けていただいたソニー・モバイル、およびアジャイルメディア・ネットワークに感謝いたします。本当にありがとうございました!!

*本レビューで取り上げているXPERIA Z Ultra SOL24はXPERIAアンバサダープログラムでお借りしている端末になります。

XPERIA アンバサダーミーティング Vol.2に参加したほかのブロガーさんのペリトラ君レビュー、および先月のイベントの様子はこちらでご覧になれます!!



 

 

 

 

 

2020年2月28日追記 : この記事から早いもので6年が経過してしまいましたが、約束は果たしました。待たせてごめんね!お帰り!ペリトラ君!

6年たったけど約束したから・・・ ー ペリトラ君ことXperia Z Ultra SOL24を購入しました : 現行かのあゆ個人ブログ”紗々っちネーション


[XPERIA Z Ultra レビュー 第4回]ペリトラ君で本を読もう!

2014-04-19 11:47:41 | Android

気づけばもう間もなくお別れのときが…

気が付けばもうすぐ今回のレビューでお借りしているXPERIA Z Ultra SOL24とのお別れが近づいてきました。

正直

ポケットにすっぽり入って

持ちやすいサイズで

スペックも高性能

なこのファブレットとあまりお別れしたくない気持ちでいっぱいなのですが…

今回はアンバサダー・ミーティングイベントでいただいたReaderの電子図書カードを使って実際に本を買ってみました。購入したのは

リトルバスターズ!6

週刊アスキー 3/18創刊号

それと無料で配信されているワンピースの各エピソード最初の3話を収録したダイジェスト本3冊と同じく期間限定で無料になっていたDeathNoteの一巻もダウンロードしました。週アスは最新号ではなくバックナンバーですが、ワイファイトラ君(SGP412JP)と後でこの子とほぼ入れ替わりになる形で新しくやってきたThinkPad 8(ZIGSOWのOffice 365レビューの最優秀賞品)が掲載されていたのでちょうどよかったかなぁと。後艦これ特集(ry

Reader自体はXPERIAシリーズ専用というわけでもないのでiOSデバイスやほかのAndroid機でも購入した本をダウンロードして読むことは可能です。最大5台までデバイスを認証することができるのでペリトラ君のほかすでに登録してあったPS VitaとXPERIA acro HD、Nexus 7、本来のメイン端末であるGL07SもReaderをインストールして認証しました。iPhone 4Sも認証したかったのですが認証数オーバーのためペリトラ君返却後に改めて認証する形になると思います。

電子書籍リーダーとしても絶妙すぎるサイズ

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もちろんNexus 7も電子書籍リーダーとしても最適なサイズですし、ペリトラ君と同じくFullHD液晶のため表示もきれいなのですが、ペリトラ君の場合6インチでほぼパスポートと同じサイズなせいもあってか非常に「普通に紙の本を読んでいるような感覚で」本が読めるんですよね。実際に本を何冊か買って読んでみて感心しました。普通に電子書籍リーダーとしても素晴らしいのでワイファイトラ君ほしくなっちゃったなぁ…(白目)

実は回線のほうもau回線のほうが現在メインにしているEMOBILE LTEより安定しているので来年どうしようかなぁと思っていたり。しかしいい子ですペリトラ君。

普通に相棒になっちゃってるからいなくなると寂しくなるな…

最後はカメラのレビューでも投稿しようと思います。

 

*本レビューで取り上げているXPERIA Z Ultra SOL24はXPERIAアンバサダープログラムでお借りしている端末になります。




ZIGSOWはじめてます

2014-04-18 14:12:48 | デジタル・インターネット

2月からモノが大好きな人が集まるSNS「ZIGSOW」を始めています。

始めたばかりにもかかわらず、今回Office 365 Midsize Businessのプレミアムレビューにも選出され、最優秀賞までいただいてしまいました。

Office 365自体Office 2003への移行として個人でも十分契約する価値はあると思います。試用期間は1か月でしたが一緒になったチームメンバーとの方とのグループウェア機能を利用した連携をとりつつ各種モバイルデバイスでいろんな場所からドキュメントを編集するモバイル運用メインのレビューになりました。

Office 365 Midsize Businessのレビュー

ほかにも自分が持っているいろんな持ち物のレビューをぼちぼち書いています。このブログにもRSSフィードを張ってみたので、チェックしていただければ幸いです。




Windows Phone 8.1 Developer Preview 配信開始

2014-04-15 08:09:45 | Windows Phone 8

4/14より先日開催されたBuild 2014で正式発表となったWindows Phone 8.1の開発者向け先行アクセスであるWindows Phone 8.1 Developer Previewが配布開始となりました。

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例のとおり開発者登録していない一般ユーザーでもApp Studioに登録後StoreからPreview For DeveloperをインストールすることでWindows Phone 8.1 Developer Previewをインストールすることができるようになります。

ちなみに新機能の音声アシスタンス機能コルタナ言語・地域設定を英語にしていないと出てこないようです。リーク情報では日本語サポートもあるという情報だったのですが、ここら辺は仕方ないといったところ。そのほか目立った新機能としては上のSSのようにタイルに壁紙を設定することができるようになり、FullHD端末以外でも3列スタートメニューが利用できるようになりました。

そのほか待望の通知センターの実装や

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Windows 8.1と同じバージョンになり、InPrivateモードやリーディングモード、PC版IE11とのタブ同期機能が追加されたInternet Explorer 11

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そしてストレージが8GBしかないLumia 520ユーザーにとっては待ち望んでいた外部ストレージへのアプリインストールへの対応も!Windows Phone 7.xアプリの移動もしっかりサポートしていました。

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StoreのUIも大幅に変更されています。

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コルタナばかり注目されがちですが、細かい部分もより進化して使いやすくなったような印象です。

そしてより大好きなモバイルOSになりました!日本でも正式端末だ(ry