かのあゆブログ

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Xperia Acro HD(S)をXperia Z1/Z Ultra風味にしてくれるカスタムROM

2014-01-27 12:13:56 | Android

今月24日より日本でも6.4インチファブレット/タブレットの「Xperia Z Ultra(au版SOL24/Wi-Fiタブ版)」の販売がスタートしました。Z Ultra自体は1年前に登場しており、本来はドコモ版も販売予定だったようですがこちらはリリース中止になってしまったようでようやく”日本で正式な認証が通った”Z Ultraが購入できるようになります。

グローバル版販売当初はXperia Zと同じUIだったのですがすでにアップデートでZ UltraもXperia Z1/Z1 fと同じUIが与えられています。こちらを手持ちのXperiaでも試してみたかったのでついにうちのIS12S(Xperia Acro HD)もカスタムROMを導入することにしました。選んだのはeXistenZ Ultra Z Edition。公式4.1 JBファームウェアビルド96をベースにXperia Z1(Honami)のフレームワークや各種アプリ、Android 4.2.2のSystem UIを移植したものになり、arc用のカスタムROMとは異なりOSバージョンが近い(4.1 JellyBean)こともあってほぼ環境的にはZ1やZ Ultraと同等になります。

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導入方法は簡単で例の通りダウンロードしたZIPファイルを外部SDカードのルートフォルダにおいてからCWMモードで端末を再起動し、各種データをワイプした後ZIPファイルをインストールするだけです。公式FWベースなのでブートローダーロックの状態でも導入可能です。ただしその場合CPUのクロックアップができないなど一部カスタムカーネルを焼かないと動作しない機能に関しては動作しません。

見た目的にはホーム画面が公式JB FWの”Xperia Zと同じホーム”から”Z1/Z1f/Z Ultra(JB 4.2.2以降)のホーム”に変更されるほか、各種プリインアプリも最新のZ1のものに変更されます。Xperia acroのカスタムROM(Xperia Z1 Honami ROM Exclusive Edition)ではOSバージョンの違いや解像度の違いからか搭載できなかったMusic Unlimited対応版Walkman AppやPlayMemories対応版アルバムアプリ、Video Unlimited対応版ムービーアプリもしっかり移植されています。

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カメラもZ1やZ Ultraに搭載されているAR機能や各種エフェクトに対応した高機能カメラアプリが搭載され…てはいるのですが、さすがにこちらは違う機種に持ってきたのか完全に動作するわけではなく

  • 起動するにはホーム画面にカメラウィジェットを作成し、そこにある恐竜ARからカメラアプリを起動する必要がある(カメラボタンやドロワーメニュー内のカメラアプリから起動すると正常起動しない)
  • 手ぶれ感知、ISO、おまかせプレミアムオート、2MPモードが動作しない(モードを切り替えるとカメラがクラッシュ)

という制限があります。一応使えなくはないのですが気になるのであれば配布元のフォーラム内で元のストックカメラのファイルも公開されているのでそちらをCWMでインストールすればよろしいかと。

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というわけで、OSが同じコードネームの”JellyBean”ということもあってかarc用のHonami ROMよりさらに最新機種に近い環境を再現できており、カメラの動作が完ぺきではないということを除けばZ1っぽい環境がacro HDでも利用できる面白いカスタムROMになっていると思います。




Huawei、日本でも”GL11S”として導入予定のAscend P6 Sを発表!

2014-01-21 12:11:00 | Android

HuaweiがAscend P6の強化モデルとなる”Ascend P6 S”を正式発表しました。日本でもイーモバイルからGL07S(Ascend P2の日本版”STREAM X”)の後継モデル”GL11S”として導入予定となっているモデルになります。

UIは同社独自のEmortion UIの最新版、2.0を搭載し、カメラは800万画素、プロセッサは1.6Ghz稼働のおそらくK3V2の改良版”K3V2 Pro”(GPUが性能が糞すぎたVivante GC4000からMail-450に変更。CPUアーキテクチャ自体はCortex A9のまま)が搭載され、液晶はAscend P2やP6と同じ4.7インチHD(720x1280)ディスプレイを搭載。OSはAndroid 4.2.2 “JellyBean”となります。

今回発表されたモデルはW-CDMA/GSM対応版ですが、LTE対応モデルも開発されており、イーモバ版は当然こちらが発売されることになります。すでに日本の各認証機関においてもコードネーム”ECHO”として通過していたりするのでこちらの発表ももう間もなくになるかと思われます。今年3月でGL07Sの発売から1年経過することもあり、イーモバイルLTE対応スマホ第2弾としていろいろ期待したいところです。

P6S

なお日本版は例の通りAscendブランドではなく、ソフトバンクグループがHuawei製スマホにブランド名として付けている”STREAM”名義で販売されると思われます。




[Ascend P2]GL07S最新ファームウェアB211 Updateリリース開始

2014-01-21 11:57:44 | Android

本日付でGL07S(Huawei STREAM X GL07S)用の最新ファームウェアアップデートB211がリリースされています。アップデート内容としては

  • アプリにGoogle HangOut(SMSメッセンジャーアプリ)、Google Playゲーム(ゲーム実績管理アプリ)が追加
  • 解像度5Mピクセルで写真を撮ると左端に線が入る事象を改善
  • ひらがな入力後、返還をタップし、確定前に”、”をタップすると確定前の文字が消える事象を改善
  • emobileメールが勝手にオフラインモードになる事象を改善
  • パフォーマンスチューニング

となっています。ファイルサイズは86MB程度と大きめなのでできればWi-Fi環境でのアップデートを推奨します。

今回のアップデートは主にバグフィックスがメインですがいつも通りパフォーマンスチューニングも含まれているのでさらなる安定性向上に期待したいところです。

最近では白ロムも1万ちょっとで買えるようになってきており、ついにroot化も(まだCWMがリリースされておらず、純正FWにも戻せない状態なのでリスクは大きいですが)可能になるなどGL07S周辺情報がまた面白いことになってきていますね。あと2か月でうちのGL07Sも製品保証は終わるので予備にもう一台、どうせならホワイトあたりを買おうかなぁと検討しているところです。




[Tips]GoogleカレンダーとWindows RT 8.1との同期はMicrosoft Office Outlook 2013 RTを使おう!

2014-01-11 09:49:04 | デジタル・インターネット

Windows RTではメールクライアントとして「メール」、カレンダーアプリとして「カレンダー」がそれぞれModern UI用Appとしてプリインストールされており、それぞれGoogleアカウントを設定することによりGmail(メール)、Googleカレンダー(WEBカレンダー)を同期することができたのですが、Googleの仕様変更(Exchange ActiveSyncサポートの終了)により、GMail自体は従来通りアカウントを設定してメールの送受信を行うことができたのですが、カレンダーAppではMicrosoftが公式で「GoogleカレンダーをOutlook.comにインポートして同期してくれ」とアナウンスしている通りGoogleカレンダーと直接同期する方法は一切なくなってしまいました。

ただしまったく方法はないかといえばそうではなく、Windows RT 8.1ではMicrosoft Office 2013 Home And Student RTのコンポーネントにPIMソフトのMicrosoft Outlook 2013 RTが追加されたのでこちらでGoogleカレンダーのiCalデータを購読することにより、Googleカレンダーの直接同期が可能になります。

手順としてはこちらを参照。当然RTではない普通のOutlook 2013でもこの方法でGoogleカレンダーとの同期が可能です。

 

Androidタブレットやスマートフォンを持っている人はGoogleカレンダーで予定を同期しているという人も多いと思いますが、これでWindows RT 8.1機でもカレンダーの同期が可能になります。




Windows RT機でとりあえず買ったらすぐに回復ドライブは作ったほうがいい

2014-01-10 13:15:26 | デジタル・インターネット

Windows RT(Windows On ARM)はOEM向けに出荷されている関係上、リカバリメディアが付属していません。基本的には内蔵されているドライブにリカバリパーティションが用意されており、そちらからリカバリをかける形になります。

ただしこのリカバリパーティションが何らかの形で壊れると当然Windows RT機はただの高級文鎮になり下がりますのでそうなる前にコントロールパネル→回復から回復ドライブを作成しておくことをお勧めします。

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これにはWindowsを修復するための最小限の起動データが含まれるほか、リカバリパーティションのデータも含むことが可能なので万が一リカバリパーティションが壊れてもこのUSBメモリからリカバリをかけることが可能になります。ちなみにこれはWindows RT機のみならずリカバリパーティションにイメージが置いてあるすべてのWindows 8.x搭載PCで作成可能です。(上記はうちのメイン機での実行例でこれはWin7からのアップグレードでリカバリパーティションがないので「回復パーティション~」の項目がグレーアウトしています。いちおうリカバリパーティションを作っていないPCでもイメージを作成すれば同じことが可能です。)

リカバリイメージも含めたデータは機種によって異なりますが最低4GBのUSBメモリが必須になります。

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作成後リカバリパーティションのデータを削除して容量を開けることも可能ですが、RT機の場合はそのままにしておくことを強く推奨します。

なお初代SurfaceのみはWindows 8.1リリース時にアップグレードに失敗する不具合があったため、Microsoftが公式でリカバリイメージを配布していましたが(現在はこの問題が修正されたため配布が終了した模様)、当然これをVivoTab RTやSurface2に流用することはできません。