もうこれを書いている時点では昨日になってしまいましたが、先ほどまで日本武道館で行われていたエリック・クラプトンの(おそらく最後の大規模な)日本武道館ライブに行ってきました。
今回のセットリストはこのような感じでした
- Somebody’s Knoking
- Key To The Highway
- Hoocie Coochie Man
- Next Time You See Me
- I Shot The Sheriff
- Circus Left Town
- Nobody Knows You (When You’re Down and Out)
- I Dreamed I Saw St. Augustine
- I Will Be There
- Cypress Grove
- Sunshine State
- Gin House
- Wonderful Tonight
- Crossroads
- Little Queen Of Speades
- Cocaine
- High Time We Want
Nippon Budokan Hall 2016/4/18
Eric Clapton(Guiter,Vocal)
Andy Fairweather Low(Guiter,Vocal)
Chris Stainton(Piano,Keyboards)
Paul Carrack(Organ,Keyboards,Vocal)
Dave Bronze(Base)
Henry Spinetti(Drams)
Dirk Powell(Mutil Instrumentalist)
Michelle John(Backing Vocal)
Sharon White(Backing Vocal)
1と8は5月にリリースされる新アルバム「I Still Do」に収録されている曲となります。
今回はセットリストに定番となっている名曲「Layla」は入らなかったものの、MTV Unpluggedで初めて発表され(ただしオリジナルアルバムでは未収録。2013年にリリースされたDeluxe Editionに正規音源としては初収録)、99年にリリースされた「Pirgrim」で大幅にアレンジを変えて正式発表された「Circus Left Town」がPirgrimのバージョンではなく、当初発表されたUnpluggedのバージョンに近い形で演奏されたことでしょうか。(ちなみにこの曲自体はUnplugged直後の93年などでも日本公演含め何度かライブで取り上げていたりします)。
そのほか定番となっているWonderfull Tonightや「コケーーーーーーーーーーーン!!」と叫ぶのがお約束になっているCocaine、アンディ・ウェアフェザー・ロウのGin House、近年バンドメンバーとして参加しているポール・キャラックのアンコールナンバーHigh Time We Wantなどどれも素敵であっという間の1時間30分となりました。正直もっと聞きたかった…
すでに今年で71歳を迎え、本来であれば大規模なツアーは2014年で”最後”にしていたはずのクラプトンですが、74年の初来日から今まで日本で親のように支えてくれたウドー音楽事務所の有働社長(これは昨年リリースされた、2014年の日本ツアーなどの様子を取り上げた「プレーンズ・トレインズ&エリッククラプトン ジャパンツアー 2014」を見ればわかるかと)や日本にいるファンへの感謝の意を込めた特例ともいえるツアーなんじゃないかと思います。(それゆえ今回は武道館で5日間のみ、追加公演なしのライブとなっています)
自分がクラプトンのツアーを見始めたのは幼少時代のジャーニーマンツアー(89年)から。父の影響で洋楽好きになり、それ以降行けるときは必ずクラプトンのライブに足を運んでいきましたが、クラプトン自身が高齢になり、体力的にも限界が来ているゆえ、おそらく本当に今年のツアーで大掛かりな日本公演は最後になるかもしれません。
「日本で見れるクラプトンは最後かもしれないー」
そう思うといろいろ感慨深いツアーとなりました。今年はそういう意味も含めて行かないと後悔するだろうなぁと思いましたし、言ってよかったと思います。素敵なライブでした。