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ゲームレビュー:絶望~青い果実の残花~(スタジオメビウス)

2015-04-21 16:11:54 | アニメ・コミック・ゲーム

*一応18禁鬼畜エロゲのレビューですので観覧注意

「救いはあるんですか!?」「ない!いっさいない!!」

スタジオメビウスから1999年発売。時期的には同じくビジュアルアーツブランドで今年15周年を迎えたKeyの処女作「Kanon」がリリースされた時期に発売された作品で、リリースから3~4年たったあたりに知り合いからもらったエロゲ(むろんオリジナルのインストールCD)がこれだったりします。

少女を監禁して強姦しまくるという内容からしてアレな「悪夢~青い果実の残花~」の続編…なのですがもともとは学校の怪談をモチーフにした「学校の亡霊」という「悪夢」とは全く無関係の作品として企画されていた作品で、その名残が本作に「肝試し編」として収録されていたりします。

前作は当然未プレイだったりするのですがこの作品もストーリーはあってないようなものなのであまりプレイしなくても問題はないと思いますが、一応現在は「スタジオメビウス暗黒パック」として「悪夢」「絶望」「The God Of Death」のいわゆるスタジオメビウス鬼畜ゲームアンソロジーともいえるBOXセットがリリースされています。一応。VAブランドの作品なんでゲームシステムは初期版がAVG32、後発のリマスター版はRealLiveになっています。

前作の悪事で死刑となった主人公がそれでも「まだ犯したりない!もっと犯したい!」ということで悪霊となって甦り、様々な人物(ヒロイン)の精神をのっとりながら登場ヒロインを監禁し、犯しまくるという純愛もくそもない内容で、エンディングも

「もう十分犯したから用済み」と証拠隠滅のため学園に火をつけて全ヒロインを燃殺する

各ヒロインの精神を崩壊させた後そのヒロインの肉体をのっとり、新しい人生を謳歌する(いちおうこのゲームの中ではまともなED…とはいえそのヒロインの精神を崩壊させてのっとっているのでやっぱりアレ)

ヒロインにチ○コをかみ切られて死亡(バッドエンド)

などろくなものがなかったりします。

当時プレイしていたゲームがKanonだったりF&CのCanvasだったり純愛ゲームばかりだった中でプレイしたのですが登場ヒロイン自体はかわいらしく、魅力的な子も多かった故に「できればこの作品ではなくて純愛系の作品で出会いたかった…」というのが正直なところでしょうか。主人公やその取り巻きの連中がつくづくクズヤロウなこともあって本当に肌に合わない作品でした。

これ以降これ系のエロゲはまったくノーチェックだったりします。たぶん今後も手を出すことはないんじゃないかなぁと。

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ヒロインとしてはロリヒロイン組の九条理沙たん、水無月かなたん、五十嵐美穂たんがちんまかわいくて好きでしたね。繰り返しになりますができればこの子たちとは純愛系ゲームで会いたかった・・・

声優さんはノークレジットですがリトバス・クドわふに参加している涼森ちさとさんやあさり☆さん(絶望2000以降で追加されている小悪魔(文字どおりの意味で)系ロリヒロインワーグ・スリーブ役)が参加しており、どちらも声質がかなたんやうぃーおねえちゃんっぽいので…

救いもくそもない作品なので個人的にはあまりお勧めしません。ちなみにこの後のメビウス作品が泣きゲー路線に転換し、各種コンシューマ機にも移植された名作「SNOW」だったりします。


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