EA/FireMonkeyがリリースしている「Need For Speed No Limits」がアップデートされ、バージョン1.2.6になりました。
本バージョンでは車のチューニングに使う各種コンバージョンキットの組み込み数が緩和(ただしコンバージョンキットではないほうのパーツ素材の組み込み数が増えたものの、後述するチューナートライアルの追加でパーツ自体は入手しやすくなっています)され、組み込み価格もアップデート前はコンバージョンキット25個必要で54万キャッシュ必要というとんでもないものだったのが各種パーツ組み込みに10万程度と現実的なものになり割とチューニングしやすい方向に調整されています。
また新モードとして「チューナートライアル」モードが追加され、週ごとに各コンバージョンキットとパーツのコンバートに必要なパーツ素材、そして多額のキャッシュとチューニングポイントが必ずドロップできるイベントに参加できるようになりました。(ただしそれに伴いキャリアモードであるアンダーグラウンドやマシンシリーズで各コンバージョンキットのドロップがなくなっています)
また今回のアップデートでガレージのパーツ倉庫のストック数が275に増加し、今までコンバージョンキットの組み込みなどで消費したゲーム内キャッシュが大量のゴールドとして還元されるなどここまでであれば間違いなく良アップデートなのですが、本バージョンではゲーム進行に影響するクリティカルなバグも搭載されてしまいました。
それが上記SSの「燃料バグ」で、本来ゲームプレイに必須となる燃料は完全に消費したあと数時間おきに回復していくのですが本バージョンにアップデート後上記SSのように回復の残り時間が表示されず、自動回復も一切されなくなるというとんでもないバグが実装されています。解決するには30ゴールド消費して手動回復させるしかありません。
ツイッターの#NFSNLハッシュタグでは日本のプレイヤーのみならず全世界的に報告されているので近い将来お詫びのゴールド支給とともにfixされると思われますが、本日開催のトーナメントに参加できない(やろうと思えばできるが現バージョンのままではゴールドを消費するため環境によっては課金必須に)方は全世界的に多いかと思われます。
Android版ではまだ当該アップデートはリリースされていないためiOS版固有の問題になりますが今回のアップデートでゲーム自体は良調整となりますがゲーム進行にかかわるあまりに致命的なバグが実装されているのでアップデートを行っていない方は(トーナメントに参加できない可能性はありますが)fixされるまでアップデートを行わないほうがいいかもしれません。
また同社が2012年末にリリースした「Need For Speed Most Wanted(2013)」のiOS版も本日久々にアップデートされ、最新のiOS環境でBGMと警察無線が再生されない(ゲームプレイ自体は可能)問題が修正されましたがこちらはこちらで
サポート言語から日本語が削除(英語UIでのプレイに)
(発売からだいぶたって現在ではNFSR、The NFS(2015)がリリースされている現状のため仕方ないといえば仕方ないですが)据え置き版/PSV版とのAutolog連動が削除され、アカウントは強制的にiOS内蔵のゲームセンターと紐づけに(Originアカウントでサインインできなくなった)
と人によっては改悪と感じるような仕様に変更されています。ただこちらはリリースからだいぶたってアップデートもないと思われる状況で修正アップデートを行ってくれたのでそれだけでも御の字でしょうか。
NFSNLの燃料バグのほうはゲーム進行にかかわるクリティカルすぎるバグなので自分もFireMonkeyのほうにフィードバックを送りましたが素早い対応を望みたいものですね…