かのあゆブログ

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FromHDDtoSSD ハードディスク復旧業者さんが出してるHDD/SSDメンテナンスツール

2015-12-31 15:48:03 | デジタル・インターネット

ハードディスクは消耗品

現在メイン機のイメージバックアップ用に使っているBuffaloのHD-CN1.0TU2なのですが、最近異様な音がするようになったため、CHKDSK /rをかけてみたところ案の定不良クラスタが出ており、挙句の果てにCHKDSKがエラーで止まってしまう事態になっていました。

表題の通りHDDは磁気ディスクが毎日ぶんぶん回っているためいずれ壊れる日が来るのですが、前に使っていたHDDが10年近く持ったことを考えるとちょっと早いかなぁと(それでも2009年12月に購入したのでもう6年使ったので十分持ったほうだとは思いますが)

CHKDSKではファイルシステム的なエラーや不良セクタの修正は行ってくれるものの、ハード的な故障などは対応できないため、ダメ元でHDD診断ツールで不良セクタを修復してみることにしました。

HDD復旧業者が自ら出している「FromHDDtoSSD」はフリー版でも強力な機能を持つメンテナンスツール

HDDのデータを保持したまま不良セクタを修復してくれるソフトといえば海外製シェアウェアの「HDD Regenerator」が有名ですが、基本MS-DOS専用アプリ(ただし最近のバージョンではWindowsのCMD.EXE上でも修復作業が行えるようになったようです)な上に未レジストの状態だと不良セクタを一つ直すと処理を終了する(再起動して続きのセクタから修復作業を再開することは可能)仕様だったので今回はフリーで公開されている日本製のツール「FromHDDtoSSD」を使用することにしました。HDD復旧業者のデータソリュージョンセンター自らが提供しているHDD/SSDのメンテナンスツールで、これ一本で

HDD/SSDの不良セクタのチェック、およびHDDのSMART情報や独自の情報にもどつく故障時期の予測

HDDの不良セクタの修復

故障したHDD/SSDのデータのサルページ

などが行えます。無料で使えるフリーエディションから18000円でフル機能が使えるプロエディションなど様々なエディションが存在していますが、HDDのメンテナンス・不良セクタの修復に関してはフリーエディションでも利用可能なので十分。というよりHDD復旧業者が自らこのようなツールを提供していること自体が驚きです。

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使い方は簡単で起動してから「完全・詳細スキャン設定」から「不良セクタレストレーション」を設定し、チェックしたいドライブを指定して開始するだけです。HDD全体をチェックするのでものによっては2~3日程度かかるので暇な時にでもやるといいと思います。不良セクタが出てきて修復可能であれば自動的に修復(おそらく代替セクタに移動など)してくれます。

現在チェック中ですが現時点では一つだけ読み書き不可能なセクタが出ているようですが修復されているようです。まだ時間はかかりそうなのでとりあえず様子を見てみようかなぁと。

ただしこのツールでHDDを修復しても不良セクタが出た以上完全に読み取り不可になる日も近いと思われ、メイン機のイメージバックアップ用としては不適切なのでので近いうちに新しい外付けHDDでも増設してこのドライブは一時ファイル保存用にでもしようかなぁと思っています。

FromHDDtoSSD自体はフリー版でも強力な機能を搭載しているのでインストールしておいても損はないと思います。


2015年も今日で終わりなので今年買ったベストガジェットでもまとめてみる

2015-12-31 14:08:58 | デジタル・インターネット

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気づけば2015年も本日を残すのみとなりました。

今年も様々な端末を入手しましたが、どちらかというと手放した端末(WILLCOM D4、Fujitsu LOOX F-07C、Ployer momo7wx2、iPhone 4s&5、Zenfone5 LTEなど)のほうが多い一年となりました。

というわけで今年もベストバイだと思ったガジェット類をまとめていきたいと思います。

SonyMobile XPERIA Z3 Compact SO-02G

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(メイン端末)XPERIA Z3のコンパクト版。最近ではようやく中古市場価格も落ち着いてきた感はありますが、今年の7月にドコモの投げ売りで異様に安価で出回っていたものの、後継機XPERIA Z4/A4の評価などから中古市場価格が異様に値上げしてきたぎりぎりのタイミングで購入。某GEOモバイルの開店セールで背面傷ありだけという理由でジャンクになったものが980円で出たという極端な例はあるものの、来年春あたりまで29800円以下で買えることはないので本当にお得だったと思います。

今でも高性能なSnapDragon 801 SoC、2070万画素のカメラ、ハイレゾ再生可能で既存の圧縮音源もハイレゾ相当にアップグレードしてくれるDSEE HXも利用可能と現在のフラッグシップモデルXPERIA Z5と比べて機能的な面でも遜色はなく、Android 6.0までドコモが面倒みてくれるかという不安はあるものの4.6インチというサイズも自分好みだったりするので長く愛用したいと思います。

Apple iPod touch (6th Gen)64GB Gold  MKHC2J/A

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長らくモデルチェンジしていなかったものの、今年の7月に本当に突然モデルチェンジした6世代目iPod touch。デザイン自体は特徴的だったiPod touch Loopが消滅したものの5世代目のものを継承しているものの、中身は”iPhone 6のWi-Fi版”ともいえるものに進化。Apple A8 デュアルコアプロセッサにM8モーションチップ、800万画素のカメラを搭載するなど3年間進化していなかった分大幅に中身は強化されました。

発表数か月前に白ロムジャンクのiPhone 5を購入してiPod touchとして運用していたものの、意外なダークホースの登場に即売却して購入してしまいました。iPhoneと比較した場合バッテリー容量が1043mAhと少ないのでNeed For Speed No LimitsやMortal Kombat X Mobileといった3Dゲームをプレイしていると30分程度でバッテリーが残り20%切ってしまうという欠点はあるものの、一気に64bit化した高パフォーマンスなA8チップを搭載したiOS搭載ゲーム機、Apple MusicやGoogle Play Musicなども含めたミュージックプレイヤーとしては本当にコストパフォーマンスに優れた一台になっていると思います。これは買ってよかった。

KEIAN KEM-70B

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慶安のAndroidタブレットはお世辞にもアレな機種が多く、個人的にもあまりお勧めできるものではなかったのですが、Baytrail Atom Z3735Gを搭載した本機は予想をいい意味で裏切ってくれた一台でした。

安価で同じく基本性能は高かったものの、完全に中華タブだったためタッチパネルの質がアレすぎたPloyer momo7のようにすぐタッチパネル異常を起こすこともなく、普通にサブWindowsタブレットとして”使える”一台になっています。さらにOTGケーブルやACアダプタなど必要なものがすべてそろっているのも好印象。

ストレージが16GBと少ないのと7インチタブ(本来であればこのクラスにはWindows 10 Mobileの搭載が推奨されている)ゆえのスケーリングが微妙におかしい解像度は難点かもしれませんが、ちょっと前まではWindows”正規版”が搭載されたモバイルPCは3万委譲していたことを考えると非常にお得な一台になっているんじゃないでしょうか。エロゲ専用タブレットとしておすすめできる一台になっています。

現在では搭載OSをWindows 10 Homeに置き換えた後継機KVI-70Bが売っており、ストレージ容量が少ないゆえにWindows 8.1/w Bingからのアップグレードはちょっと工夫が必要なので現在であればこちらを買うのもいいかもしれません。さらに秋葉原のショップあきばおーでは本機のOEM品が「WinTab7」として9780円程度で売られているので秋葉原に寄れるのであればこちらを買うのも手かと。

HTC J One HTL22

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友人からの譲渡品。au/HTCの2013年夏モデルで、HTC One(M7)をベースにmicroSDスロットの追加、ガラケー機能(ワンセグ、お財布携帯)の追加を行った現時点では日本唯一の”HTC One”になります。

古いモデルではあるもののOSは当初のAndroid 4.1.2からAndroid 4.2.2→Android 4.4.2までアップグレードされ、今でも十分使える一大になってるんじゃないかと。

”画素数より同時に取り込める光の量のほうにこだわった!!だからきれい!!”とうたっていた400万画素のカメラは「やっぱり400万画素のカメラだわ…」と思えるものではあるものの、内蔵されているHTC BoomSoundスピーカーは現在はAppleが買収したBeats社のオーディオテクノロジBeatsSoundsの効果も相まってぶっ飛ぶほど音質が高いです。そういう意味ではポータブルメディアプレイヤーとして使うのも面白そうな一台。

現在のHTC機にも引き継がれているフルメタルボディのデザインもカッコよく、前々からM7以降のHTC Oneは手元に置きたいと思ってただけに譲ってもらえた時はうれしかったですね。


売り切れ続出!!今月発売の「デジモノステーション」には毎月500MBまで無料のSIMが付属。

2015-12-30 15:43:40 | デジタル・インターネット

すでに各所で話題になっており、オンラインの書店では売り切れになってしまっており転売ヤーによる異様な値段が付いたものしか見かけなくなってしまっていますが、今月発売の雑誌「デジモノステーション」にはSo-net PlaySIMのnanoSIMカードが付属しています。

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デジモノステーションのおまけSIMといえば昨年12月に発売した別冊のSIMフリー特集本にIIJmioの500MBまで通信可能なお試しSIMが付属していたほか、Vol.2にauのMVNOであるmineoのお試しSIMが付属していましたが、今回は本誌のほうに付属しています。そのため通常であればコンビニなどでも入手しやすいのですが今月号に関しては本屋やコンビニでも売り切れているところが多く、何件が回ってようやく見つけることができました。ただしまだあるところにはあるので1600円以上つけている某所のマーケットプレースの転売品を買う必要はないと思います

今回のSIMはiPhone 5以降やXPERIA Z2以降などで利用可能なnanoSIMカードタイプで、docomo回線のmvnoであるSo-netの「Play SIM」になります。ただし今回このSIMがすごいのは以前の別冊の体験版SIMのような「500MB使い切りのお試しSIM」ではなく、「毎月500MBまで無料使用可能(!?)のSIMカード」ということ。つまり500MBまで使ったらそれでおしまいというわけではなく一回開通させてしまえば毎月500MBまでは無料で利用できるお得なSIMカードということになります。そりゃ売り切れるわな…

500MB以上から課金が開始され2GB までは100~1200円、2GBから5GBまでは1600円低額で利用でき、5GB以上使うと回線速度が200Kbpsに制限されます。つまり万が一500M超えたとしても100円~1600円程度の負担で済みます。(ただしユニバーサル利用料は通常通りかかります(毎月2円程度)。500MB未満の場合どうなのかは不明)

開通期間は2月27日までで、3か月間回線利用がない場合自動解約となります。

nanoSIMなのでmicroSIMスロット搭載機ではそのままでは使えませんが、So-netで申し込むことで3000円でSIM交換が可能なほか、市販されているSIMアダプターの利用が一番安上がりかもしれません。

通常通り5GB1600円で利用できるSIMなのでメイン端末で使ってもいいでしょうし、500MBまで通信リミット設定してサブ機につっこんでメール受信専用にしてしまうのもありだと思います。自分も近いうちSIMアダプターを買ってFreetel KATANA01に刺したうえで予備機兼メール送受信専用SIMにでもしようかなぁと思っています。


iPod touch付属のEarPodsを交換手続きしたらEarPods With Remote And Micにアップグレードされたお話し

2015-12-23 10:53:03 | iOS

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2012年に発売したiPod touch(5th Gen)およびiPod nano(7th Gen)にはiPhone 5以降と同じくEarPodsが付属しているのですが、iPodに付属するものはマイクとリモートボタンが搭載されていない独自のものになります。iPhoneに付属しているものは「EarPods With Remote And Mic」として単体でも販売されているのですが、iPod付属の単なるEarPodsに関しては単体販売されていません。

このEarPodsが本日断線して左スピーカーが聞こえない状態になったため、Appleサポートに電話して交換手続きを行うことにしました。来週あたりになると年末年始を挟む関係上手配が遅れそうなので。

交換手続き自体は何回もやっているものなのでいつも通りスムーズに進んだのですが、どうやらiPod付属の単なるEarPodsの在庫が全くないため代わりにEarPods With Remote And Micのほうを交換品として手配するとのこと。もともとiPod touch(6th Gen)に付属していたものだったため、まだ補償対象内で無償交換対応となるため実質単なるEarPodsが市販されているEarPods With Remote And Micにアップグレードされた形になります。

touchでもボリュームのリモートボタンがついていたほうが明らか便利ですし、FacetimeやLINEの利用などではマイクがついていたほうがいいでしょうから地味にうれしいです。交換品は2~3営業日以内に到着予定。故障したEarPodsを交換時配送業者に引き渡す形になります。


XPERIA Z5の懸念されていた発熱対策は常時利用なら問題ないレベルに。[追記あり]

2015-12-21 12:17:16 | XPERIA アンバサダーレビュー

このレビューでお借りしているXPERIA Z5 SOV32はソニー・モバイル様/アジャイルメディア・ネットワーク様企画「XPERIA アンバサダープログラム」のレンタル機となります。

先代モデルとなるXPERIA Z4からQualcommの最新SoC、SnapDragon 810を搭載したのですが、Z4自体が基本Z3のマイナーチェンジモデルで放熱対策も不十分だったせいか発熱によるパフォーマンスの低下でかなり評価を落としてしまう結果になってしまいました。

そもそもSnapDragon 810自体がオクタコア化したことにより、Z2/Z3に搭載されていたクアッドコアのSnapDragon 801と比較した場合発熱しやすい傾向にあるようで、同SoCを搭載したMicrosoft Lumia 950XL(日本未発売)では水冷システムを搭載することで放熱対策を行っているのですが、XPERIA Z5でもZ5/Z5 Premiumに関してはZ4以前まで一本だったヒートパイプを2本に増設することで放熱対策を強化しています。

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10日のアンバサダーイベントより。右が先代XPERIA Z4(Z3+)、右がXPERIA Z5。Z4では一本だったヒートパイプがZ5では2本に増えていることが確認できるかと。

この情報自体はZ5がグローバルモデルとして発表された直後から海外ガジェットブログなどで報道されていたので知ってはいたのですが、ショップで触ったホットモックがデモを流している状態で熱を持っていたため、「まだ解決してないのでは」という不安を抱いていました。

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ドコモ版Z5の店頭用ホットモック。Z5の魅力を紹介するでもアプリがインストールされており、基本画面点灯は常時ONのままでもアプリが垂れ流しになっています。

今回au版XPERIA Z5 SOV32をお借りしたので自分が使っているメイン環境と(本体にデータを登録してしまうおサイフケータイがらみや移行が必要なソーシャルゲーム、LINE、開発機のためインストールがブロックされているベンチマークアプリやCPU-Zなどの一部ユーティリティなどは除いて)ほぼ同じ環境にしたうえで使い分ける形で運用しているのですが、自分の使い方の範囲(ChromeでWEBブラウズ、カメラアプリでの写真の撮影、Twitter、メールの確認、Wi-Fi環境でのYouTubneの鑑賞)では

「そんなに熱を持たない、というか予想以上に持たない。十分実用範囲内」

という印象でした。

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通常利用であればそこまで熱は持たない印象。

実際にはSnapDragon 801搭載のZ3 Compactと比較した場合確かに利用していくうちに若干微熱は持ってくるのですが、いわゆる「冬にはカイロになるような温かさ」ではなく「ほんのりあたたかくなったかな?」程度で発熱によるパフォーマンス低下やカメラアプリが起動しなくなるといったアプリ制限がかかるといったことは今のところ一切ありません。

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Need For Speed™ No Limites For Android Copylights 2015 EA/FireMonkey Studio

ただし最新の3Dゲーム、例えば「Mortal Kombat X Mobile」「Need For Speed™ No Limits」をプレイしたところ結構熱を持っていたのでここら辺に関しては注意が必要かもしれませんが、発熱によってゲームのフレームレートが落ちるといったことはありませんでした。

放熱対策がZ5/Z5 Premiumと異なるコンパクトモデルZ5 Compactのほうに関してはどうだかわからないのですが、実際利用してみた印象だと通常利用の範囲内であれば今回ヒートパイプを2本にしたことで確実に発熱への対策は強化された印象で、特に発熱云々を気にする必要はなくなった印象でした。ただし3Dゲームのプレイ時は若干注意が必要かもしれません。

これだけでホットモックを触った時からだいぶ印象が変わってしまったのですが、少なくとも通常利用で手に持てなくなるほど熱くなった!制限がかかって!カメラアプリが起動しなくなった!!というような心配をする必要はなさそうです。これならばようやくハイエンドSoC、SnapDragon810の性能を引き出せるになったんじゃないかなぁと。むしろ最初にSIM差し運用して使ってた某スマホのほうがこの時期は機能制限がひどかった印象が…(汗

12/21追記:

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通常利用での発熱は問題ないのですが、(一応バッテリーの寿命的には推奨されていないのですが)モバイルバッテリーで充電しながらの利用時にSoC搭載部あたり(ちょうどヒートパイプが2本搭載されている部分)が異様に発熱することを確認。前モデルZ4よりは確実に改善されていますが、やはりSnapDragon 810由来の発熱は完ぺきには改善されていない模様です。来年春あたりに投入されるであろう次期XPERIA Z6(あるいは新フラッグシップモデル)ではさらにここら辺の対策を強化してもらえれば…と望むところです。