goo blog サービス終了のお知らせ 

かのあゆブログ

クーニャ好きがやってるガジェット系ブログなのです>ω<

もうroot化は不要かも。Android 6.0.x以降のアプリバックアップがかなり優秀になってきた件について

2016-10-21 10:49:43 | Android

IMG_20161021_102913

AndroidのGoogleサーバーのアプリバックアップ機能自体は2.x時代から存在はしていたのですが、ほとんどの確率で「システム設定とインストールされていたアプリ自体はリカバリされるものの、アプリデータは復元されない」という使えないものでアプリ設定をバックアップするにはAndroid SDKに含まれているADBの機能を利用してバックアップする(あるいはそのフロントエンドであるHeliumを利用してSDカードにバックアップを保存する)という手順を踏むか、root化してTitanium Backuoで完全なバックアップを作成するしかありませんでした。

しかしAndroid 6.0以降ではアプリ側の対応が必須でサーバーにバックアップできるデータサイズは25MBまでという制限がありますがアプリデータの完全バックアップがついに実装されたため、本体リセット時や別機種へのデータ移行がだいぶ楽になってきました。IMG_20161021_103823

例えば2ちゃんねるブラウザの「2ch Mate」は端末で読んでいたスレッドの情報がログを含めてしっかり復元されますし、Twitterクライアントの「Sobacha」もTwitterの認証情報や設定がしっかりバックアップされているため、バックアップから復元すれば初回起動時の認証作業すら不要です。

Android 6.0以降のバックアップ機能に対応していない古いアプリや本機能によるアプリデータのバックアップを許可していない一部のアプリなどではやはり再設定が必要になりますが、以前と比べればだいぶバックアップ作業に関しては改善されてきたような気がします。個人的にはMarshmarrow以降のアプリバックアップが優秀になってきているのでもうrootを取る必要はあまりないかなぁというのが正直な感想です。本当はかつてのPocketPC/Windows Mobileや現在のiOSデバイスのようにPCにデータを完全バックアップできる環境が一番理想的ではあるんですけどね・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TwitterのフォロワーさんからNexusブランド最終モデルNexus 5x+αを安価で譲ってもらったお話

2016-10-15 15:50:17 | Android

DSC_2479

TwitterのフォロワーさんからGoogle Nexus 5x 16GBモデルとSamsung Galaxy S3α SC-03Eをセットで14000円という異様な安さで譲ってもらいました。

Nexus 5xは昨年発売したAndroid 6.0世代のリファレンス端末で、開発製造は2012年に発売したNexus 4、2013年に発売したNexus 5同様LGが担当。SoCにLG G4=(isai vivid LGV32)などと同じくヘキサコア構成のQualcomm SnapDragon 808を搭載。Android 6.0からネイティブデサポートした指紋認証に対応し、DxoMarkで84点(正確にはDXoMarkに登録されているのはHuawei製Nexus 6Pですが、Nexus 5xもカメラユニットは同じで同性能とのこと)という高スコアを記録した1235万画素のリアカメラを搭載。Googleのリファレンススマートフォンが今年からPixelブランドに移行したこともあって現状では同時投入されたHuawei製Nexus 6Pともども最後のNexusブランドのスマートフォンということになります。OSのメジャーアップデートサポートは来年の9月まで行われる予定で、現在ではAndroid 7.0”Nougat”がリリース済み、間もなくNougat最初のアップデートであるAndroid 7.1のデベロッパープレビューも適用可能になっています。(Pixel/Pixel XLの初期ストックOSが同バージョンでほかのNexus向けの正式リリースも12月と短いのでちょっと今回適用するかどうかは迷ってますが…)

Nexus 5xは日本国内ではGoogleが自らPlay Storeで販売していたSIMフリー版のほか、SIMロックがかかったキャリアモデルとしてドコモ、ワイモバイルからも投入されていますが、今回フォロワーさんから譲ってもらったのはワイモバイル版で、ワイモバイル端末としては赤ロムなので利用できないもののSIMロックコード発行サービスを介してSIMアンロックされているためドコモ回線で利用する分には問題なく利用できるもので、それなりに使用感はあるもののコンディションはきれいな商品でした。純正USB-CアダプターとAnker製USB-Cケーブル、Spigenの専用ケースも一緒に譲渡してもらっており、本日専用ガラスフィルムも到着したので張って運用開始しています。

正直普通にいい端末で来年まではAndroidのメジャーアップデートに対応できること、それからさらに1年はセキュリティアップデートも続くこともあって現在メイン運用しているXPERIA Z3 Compactからメイン端末を移行しようか真剣に迷っているところです。

DSC_2480

もう一台はGalaxy S3α。2012年12月に投入されたモデルで、同年6月に発売したGalaxy S3のマイナーチェンジモデルとなります。

ドコモ版の無印S3がデュアルコアのSnapDragon S4を搭載して出荷されたのに対し、S3αはグローバル版と同じクアッドコアのExynos 4412に変更、Xiの最高通信速度が100Mbpsに向上した強化版となっており、出荷時のAndroidバージョンは4.1で発売し、最終的に4.3までアップデートされました。

今回来た端末はカスタムROMであるResurrection Remixがインストールされた状態になっていました。

Nexus 5xはワイモバイル版の赤ロムとはいえSIMロック解除なおかげでドコモ回線での運用は問題なく、性能も十分高いうえに予想以上にコンパクトなことやデータを詰めればカメラデータも含め十分運用できそうな感じになっていることからZ3cを手放してメイン端末をリプレースしてしまおうか本当に迷っているところです。

Nexus 5xは16GBモデルでも2万切って中古が販売されているのは(個人的には)見たことないので本当に破格で譲ってもらえてフォロワーさんには非常に感謝しています。

セキュリティアップデートのサポートも含めるとあと3年十分戦える端末なので長く使っていきたいと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Google、Pixelブランドの新スマートフォン「Pixel」「Pixel XL」を発表。Nexusは終焉へ。

2016-10-05 13:59:06 | Android

ついにNexusブランドが(ひとまずは)終焉へ。新生PixelブランドのAndroidリファレンススマートフォン始動

image

Googleは本日、自社ブランドの新Androidリファレンススマートフォン「Pixel/Pixel XL」を正式発表しました。製造はHTCであるものの、ハードウェア、ソフトウェア面でGooglleが開発を担当しているため、従来のNexusシリーズとは異なりHTCのメーカーロゴは本体筐体に一切記載されておらず、Googleロゴのみが入った完全なGoogleブランドのスマートフォンとなります。またこれに伴い2010年のNexus One(これもHTC製でした)より続いてきた従来のNexusシリーズは(Huawei製Nexus 7のうわさもありますが)ひとまずフェードアウトすることになります。Pixelの発表に伴い日本国内でのNexus 5X/Nexus 6PのGoogle Storeでの販売も終了となっています。(ワイモバイル、ソフトバンク向けのNexus 5X/6Pのキャリアモデルに関してはひとまず継続販売中)

搭載SoCは5インチモデルのPixel、5.5インチのファブレットモデルPixel XLともにハイエンド向けQualcomm SnapDragon 821を搭載し、ベンチマーク性能がiPhone 7よりも高性能とされる1230万画素のリアカメラを搭載。OSはNexusシリーズには12月に配信されるNougat最初のアップデート版となるAndroid 7.1 with Pixel Launcherを搭載。Pixel Launcherはすでに発表前からAPKファイルがリークしていますが、とりあえず当面はPixelシリーズのみに搭載され、Nexusシリーズには従来のGoogle Now Launcherがプリセットされるとの情報もあります。

またPixelシリーズのユーザーにはGoogle Photo バックアップでのオリジナル画像の無制限バックアップ利用権がバンドルされることになります。

Nexusシリーズが2011年に発売されたGalaxy Nexus以降ずっと日本でも展開されていたため、日本での発売も期待されていたところですが、残念ながら現時点では日本での発売はアナウンスされていません。思えば昨年発表された「Pixel」ブランド初のタブレット、「Pixel C」も日本では発売しないまま終わったため、もしかするとPixelブランドは日本では展開しない可能性もあります。一応日本語の商品ページも用意はされていますが同じく日本語の商品ページが用意され、実際には発売されなかったSony Ultra Google Play Editionのような例も存在はするので…

再び日本ではGoogleのリファレンス端末不在という状況に戻ってしまうことになりそうで寂しい限りですね…(もちろん発売しないとも記載されていないので、発売されることに期待したいところですが)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

元のG4準拠仕様になった初のisai。isai vivid LGV32(ジャンク)購入

2016-07-24 09:36:48 | Android

ジャンクですから

昨日アキバのソフマップ・リユース館を何となく覗いていたところ、LGのau VoLTE対応端末、isai vividが9800円(税抜き。税込み10548円)で売られているというとんでもない案件を発見。ただし正常動作品がここまで安いわけではなく、動作に問題がある保証なしのジャンク商品でした。ジャンク商品は「突然リブートする問題がある」というもの。ベースになっているLG G4と本機の一部ロッドにはハードウェアがらみの問題によるブートループ問題を抱えている個体があるので気になって店員さんにある程度充電してもらってから起動確認してもらうことにしました。

DSC_2022

夜20時ごろの来店だったことや完全放電していたこともあって起動確認できたのが閉店ぎりぎりというタイミングになってしまいましたが無事起動するのは確認。確かにたまに突然電源が落ちてリブートする問題があるのを確認しました。ただ問題になっているブートループ問題とは違うような感じでとりあえずWi-Fi運用であれば普通に使えそうな感じだったのとS808+RAM3GB+WQHD液晶搭載モデルでオリジナルのLG Gシリーズと比べて何らかの部分が劣化していたisaiシリーズの中ではグローバル版G4準拠に近いモデルだったのもあってほぼ即決で購入しました。サブ機として活躍中のXPERIA XAやNexus 5(液晶割れジャンク)も購入していますし本当にきりがないので今年の端末購入はこれで最後になると思います。

DSC_2021

ちなみに同店舗のvividの正常動作品の中古価格は一台だけあった本革カバー仕様(LG G4にも存在する仕様で、isai vividでは発売当初は設定がなかったものののちに追加設定)でこの値段となります。本革仕様はあまり中古でも出回らないのでまぁこんな値段だと思いますが、通常仕様でもS808世代の現行モデルですしAndroid 6.0.xへのアップデート対応もアナウンスされているモデルなので大体今でも3万前後が相場でしょうか。

安定した高性能と美しいディスプレイ。グローバル版のG4の仕様にほぼ準拠したモデルへ

DSC_2033DSC_2032

isai vividは昨年5月にauの夏モデルとしてLGが投入したモデルで、その1か月前の4月にグローバル向けに投入した同社のフラッグシップモデル、LG G4をベースに日本国内向けにカスタマイズしたモデルになります。

isaiシリーズは初代LGL22からフラッグシップモデルLG Gシリーズをベースにauと共同開発でカスタマイズしたモデルになっています。対応するモデルは以下の通り

LG G2(2013)→isai LGL22

LG G3(2014)→isai FL LGL24&isai VL LGV31

LG G4(2015)→isai vivid LGV32

LG G5(2016)→現時点で該当するモデルなし

DSC_2031

ただしベースになっているグローバル版をそのまま出しているわけではなく、なぜか何らかの部分が劣化した仕様になっており、特にisai VL/FLはオリジナルのG3にあった輝度センサーの削除や内蔵カメラのレーザーオートフォーカスの削除など機能削減が多い仕様になっていましたが、昨年発売したisai vividはフロントカメラが800万画素から210万画素に、ワイヤレス充電も非対応に変更されたものの、それ以外はグローバル版のLG G4準拠の仕様になりました。それどころか前述する通りG4にも設定されている本革仕様まで投入。以前のisaiとは一線を画す仕様となりました。

Screenshot_2016-07-24-01-52-57Screenshot_2016-07-24-01-53-08Screenshot_2016-07-24-02-03-40Screenshot_2016-07-24-02-28-54Screenshot_2016-07-24-02-34-25Screenshot_2016-07-24-02-38-54Screenshot_2016-07-24-02-40-44

搭載SoCはヘキサコア(6コア)構成のSnapDragon 808(GPUはAdreno 418)。同時期にオクタコアSoCの上位版SnapDragon 810搭載機も登場していたのでそれよりワンランク落とされたSoCとなりますが、S810搭載機が発熱で(悪い意味で)話題になってしまったことや本機の場合WQHD液晶を搭載していることもありS808を搭載したのは正解だったと思います。実際各種ベンチスコアは上記通りで安定した高性能を実現。すでに現在のハイエンドSoC、SnapDragon 820はAntutuスコア13万というバケモノじみた性能になってきていますが正直ここら辺なら十分3Dゲームあたりもこなせると思います。

LGが「Quantam Display」と命名した新IPSディスプレイはWQHDという高解像度も相まって美しい表示を実現しており、カメラもF値1.8という明るいレンズを搭載し「一眼カメラに近づいた!」とLGが豪語していただけあって暗所にも強く、カメラ機能もRAW出力やマニュアルモードに対応した本格的なものを搭載。もちろん前モデルisai VL/FLではカットされてしまったレーザーオートフォーカスもしっかり搭載されています。

今回購入した個体は突然リブートする問題を抱えている端末な上にau回線自体持っていないのでSIM差し運用することはないと思いますが、まともに使うことはできる端末ですしS808搭載端末が中華タブレットと同価格帯で買えるのはジャンクとはいえ本当に驚異的。今年はZ3cやXAも十分満足していますしこれで本当に当面満足できそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“Kitkat”世代のリファレンス機。Google Nexus 5 LG-D821液晶割れジャンクを安価に入手

2016-07-17 06:05:24 | Android

丹精込めて割った(白目)

DSC_1996

とりあえず今年の端末購入は先日購入し、サブ機として不本意な形で運用終了してしまったHTC Desire 626の代わりに運用開始となったXPERIA XA Dualで満足していたのですが、その時にフォロワーさんと覗いたR-Mobile(PCNETグループのショップでスマートフォン・タブレット専門店。ジャンクスマホ・タブレットの取り扱いあり)にてスタッフさんが「丹精込めて割った」という液晶割れNexus 5ジャンクが一律5980円で売っていたのが気になっていたため、昨日別件でアキバに寄ったついでに覗いてみたところまだ残っていたため液晶割れ端末の中でも割とコンディションがまともなものを選んで買ってきました。XAを購入した6月12日の時点では台数がそれなりにあったのですが、昨日の時点でうちが購入した個体も含め残り台数が3台に減っていました。

DSC_1992

割とコンディションがいいほうとは言っても所詮は液晶割れジャンク端末のなかの一台なのでこの個体もほどほどに”割れて”くれています。その分ケースすら買わないで裸運用でいいやと思える清さがすてきなんですけどねw

またこの状態でも液晶反応は普通で割れてる個所も含め正常に動作しています。やっぱりコーニングのゴリラガラスはすげーや(白目)

ちなみに当たり前ですがさすがにR-Mobileさんのスタッフが丹精込めて割った子たちではないのでそこらへんはご了承を(ぉ

すべてのモデルを確認したわけではないのですがうちの子はLG-D821の16GBモデルでした。購入時点でAndroid 6.0.1にアップグレード済みで今年の3月までのセキュリティパッチが適用されていました。

LG G2ベースのKitkat世代のリファレンス機。OSのメジャーアップグレードサポートはMarshmallowで最終(になるはず)

Nexus 5は2013年に発売したLG製の5インチGoogleリファレンススマートフォン。ベースモデルとしては同年にLGが同社のフラッグシップモデルとして投入し、日本でもドコモからL-01Fという型番で、auからもオリジナルとは大幅に劣化したものの初代isai LGL22という形で導入されたLG G2がベースになっています。ちなみに先代モデルに相当するNexus 4もLG製でこちらはOptimus Gがベースとのこと。

Googleのリファレンス機であるためLG独自要素のノックオンなどの機能が外されているものの、元になっているG2含めた当時の各社フラッグシップモデル達同様SnapDragon 800 2.3Ghz クアッドコアSoC(GPUはAdreno 330)、2GB RAM、FHD IPSディスプレイを搭載した、当時の最新Androidリファレンス機にふさわしいスペックで登場。デザインは同年7月に先行導入されていたASUS製Nexus 7(2013)と同じデザインを採用しています。日本ではサービスされていないものの決済サービスのAndroid Payにも対応したNFCやワイヤレス充電のqiにも対応。初期搭載OSはAndroid 4.4”Kitkat”。現在では正式リリース最新のAndroid 6.0.1”Marshmallow”にもちろん最速でアップグレードされています。

ただしアップグレード最低保証期間がすでに切られているため、おそらくAndroid 7.0”Nougat”へのアップグレードは打ち切りになっているものと思われますが、Googleが毎月リリースしている最新のセキュリティパッチ自体は本機と同年に発売されているNexus 7(2013)ともども来年まではしっかりサポートされるほか、おそらくCyanogenmod 14などAOSP準拠のカスタムROMであればNougat世代のものもリリースされるものと思われます。

DSC_1991

さすがに液晶割れジャンクであることやmicroSDによる拡張ができないNexus端末で16GBのROM容量が少ないことも含め本当に万が一のことがない限り本機をSIM差し運用することはないと思いますが、Googleのリファレンス機で今でも動作自体はすでにローエンド~ミッドレンジクラスのAndroid端末に追い越されてしまっているとはいえ軽快で、来年までセキュリティアップデートが適用されることやブートローダーアンロックに標準で対応していることなどから各種検証用端末系小型タブレット端末として運用していきたいと思います。

LG/Google Nexus 5 LG-D821

SoC Qualcomm SnapDragon 800  MSM8974 2.3Ghz
GPU Adreno 330
RAM 2GB
ROM 16GB or 32GB
Display 1920x1080 FHD IPS
WI-FI IEEE802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth 4.0
Camera Front 8MP OIS
Rear 1.3MP
Network

GSM'(800/900/1800/1900Mhz)

WCDMA(Band1/2/4/5/6/8)

LTE(Band1/3/5/8/20)

OS Android 4.4.x→5.x.x→6.0.1
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする